こじれた時はクリンチ~たった3つで折り合える、コミュニケーションが取れない時のテクニック
というわけで、今回は、「こじれた時はクリンチ」のお話をしていきたいと思います。
営業でなかなかうまくいかないなど、人を相手に仕事も生活もしますが、こじれること、コミュニケーションが取れないときってありますよね。クリンチとはボクシングなどで相手に組み付くこと。相手と交渉していて、こじれたらクリンチで相手を殴る!?いやそういうことではありません。要するに、距離をとってパンチを出しても相手に響かなければ、相手の懐に入ってパンチを出したほうが効果がある。そういうお話を今日はしていきます。
なぜこんなタイトルにしたかというと、最近、ロシアのウクライナへの軍事がニュースで伝わってきています。停戦交渉なども行われていて、なかなかうまく交渉ができません。とにかく早く戦争が終わることを祈るばかりです。
皆さん、どんな人ともうまくやっていけたらいいですよね。でも実際には、人と人はうまくいかないこと多いですよね。
ぼくらの生活のなかでも、人と争うことってのは往々にしてあります。例えば家族、友人、お客さん相手は様々。どうして僕の思っていることがわかってもらえないんだろう。膠着状態になって、どうにもできない場合ってありますよね。そんな時困っちゃいますよね。
僕も今、自分と違う意見を持つ人が現れたとき、なんとも怒りを抑えることができず、相手とうまく折り合いがつかないことが沢山ありました。でも、今日の考え方に変えて、もう少し広い視点でモノを見ることができるようになってきました。
みなさんも、今日のやり方を実践していただくことで、もっと人とうまくやっていけるだけでなく、心がリッチになると思います。
僕は、人とテクノロジーをタップダンスでデザインする地方公務員としてタップダンスのお話や、コミュニケーション、キャリアコンサルタントなど、ぼくの身の回りに起こるいろんなお話を発信しています。
今回ご紹介する動画以外にも有益な情報がいっぱいあるので、ぜひチャンネル登録をしておいてください。
守れるルールを決める
まず、今日も結論からお伝えします。
人ともめたとき、折り合いがつかないときは、次の3つのことをしてください。
1 守れる最低限のルールを決める
2 相手の言いたいことを言語化すしてあげる
3 第3者を入れる
そのうえで、自分も疑ってかかることも大事です。
その理由を今からお伝えします。
まず最初の、「守れる最低限のルールを決める」
例えば、暴力は振るわない。
大きな声は出さない。
最低限、共有出来ることをルールを確認することで、
動物的な議論から、理性的な議論へと変える
まずひとつ相手との折り合いを創る。
この2つが達成されます。
常識を確認することで、互いの言葉が届く様になると思います。
これは大人数でも同じこと。大人数でルールを創ると、相手が組織的に行ってきていない以上、ルールを破るのは相手の責任。つまり相手に責任を貸す意味もあります。
言語化すること
次に言語化すること。これは、相手に寄り添うということになります。
これは、最高のコミュニケーションの武器になる
キャリアコンサルタントでは、受容的態度、共感的理解、自己一致、積極的な傾聴で相手に寄り添うなどがまず第1歩でラポールの形成を行います。
ラポールの形成を行った後は、次に自己理解、その次は仕事理解をし、其の後、啓発的経験といってインターンシップなど体験をしてみる、その後、キャリア選択の意思決定要するに目標設定、その後方策の実行の支援といって能力開発などをしたのち、新たな仕事への適応をするというプロセスを踏んでいきます。
カウンセリングでは、クライエントの自己理解不足が必ずあります。
その支援としては、自分自身の興味や関心、能力、経験などを具体的に客観的に振り返り。それを整理してみせます。時には、ライフプランチャートやジョブカードなどのアセスメントツールも使います。ここまで来てはじめて、キャリアコンサルタントとクライエントは協働関係が築け、一緒に進むべき道を探せるような信頼を築きます。
怒っている人は、大体、怒りの原因が自分自身でもわかっていない、見えないときがあります。つまり動物的になっている。これを理性的に進めるには、相手の思っていることを言語化する。時には相手に対して口頭で伝える。また紙に書いて見せるのも、相手が第3者的に自分自身を見つめなおし、論点がはっきりしてきます。
第三者を入れる
それでも、相手が動物的な怒りしか表わさない場合は、人を変えて伝えるのも一つです。
自分の伝えたいこと。また、言語化をほかの誰かにお願いする。
弁護士や保険業などの職業は、こうしたほかの誰かに分類される専門的な職業だと思います。
交渉の場面では、必ず2人以上で行うことが必要です。これは、自分の身を守るということもありますが、自分も動物的になって我を失うことだってあることも想定します。
また、言った言わないといったことでもめる場合もあるので、第三者を入れる。また対応は2人以上で行うことが大事です。
また第2の逃げ道を作っておくという意味もあります。
交渉事は、いろんなことが想定されます。そんな時、1本の手立てだけしか設けていなければ、その道が絶たれたとき、次の展開ができません。
人を増やしておくことで、別の道も探れるよう、必ず2人以上で対応することが大切です。
自分も疑ってかかる
テクニックとしてはこの3つとなりますが、実は一番大切な視点があります。それは、根本的に自分を疑ってかかることが大切です。
自分が100%正しいと思っていることでもめるのは、相手にとっては違うように見える。そこには原因があります。
これも、キャリアコンサルタントで傾聴に徹するとき、表面と内面と一致される自己一致が大切だといわれます。
相手の立場に立ってみると、違った風景が見える。そのことにより、問題解決の糸口が見えてくる。自分自身にも気づきが生まれ、何よりもそれが新しい自分を創ってくれます。
人には イラショナルビリーフといいますが、誰もが持っています思い込み。それにより、全く違う発想に戸惑うこと、みなさんありませんか?
この間、ミステリという勿れというドラマで、主演の菅田将暉さんが、「真実はひとつじゃない。でも事実はひとつ」というセリフを言われていました。
事実は一つですが、真実は人それぞれにある。
要するに、自分が知らない世界は無数にあるということです。
まとめてみます。
人ともめたとき、折り合いがつかないときは、次の3つのことをしてください。
1 守れる最低限のルールを決める
まず、小さな約束でもいいので、相手と一つ折り合いをつける経験を創ってください。
そのことにより
動物的な議論から、理性的な議論へと変える
まずひとつ相手との折り合いを創る。
この2つが達成されます。
常識を確認することで、互いの言葉が届く様になると思います。
2 相手の言いたいことを言語化してあげる
怒っている人は、大体、怒りの原因が自分自身でもわかっていない、見えないときがあります。つまり動物的になっている。これを理性的に進めるには、相手の思っていることを言語化する。時には相手に対して口頭で伝える。また紙に書いて見せるのも、相手が第3者的に自分自身を見つめなおし、論点がはっきりしてきます。
3 第3者を入れる
自分の伝えたいこと。また、言語化をほかの誰かにお願いします。
交渉の場面では、必ず2人以上で行うことが必要です。これは、自分の身を守るということもありますが、自分も動物的になって我を失うことだってあることも想定します。
また、言った言わないといったことでもめる場合もあるので、第三者を入れる。また対応は2人以上で行うことが大事です。
4 自分も疑ってかかる
自分が100%正しいと思っていることでもめるのは、相手にとっては違うように見える。そこには原因があります。
相手の立場に立ってみると、違った風景が見える。そのことにより、問題解決の糸口が見えてくる。
事実は一つですが、真実は人それぞれにある。
自分が知らない世界は無数にあります。
今日も最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。
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人とテクノロジーをタップダンスでデザインする地方公務員 フクシンでした。
また次の動画でお会いしましょう。