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マラソンの何が人生に通じてる?

 マラソンって、やっぱり人生とか生き方と通じるな

 こんにちはこんにちはフクシンです。
 今日も人に関すること、一緒に学んでいきましょう

 走ってきました。第10回神戸マラソン

 11月20日。この日は、1週間前から天気予報はなんと雨。
前日は秋晴れ快晴の一日から、朝起きるとやっぱり一転して雨でした。
でも、スタート地点の神戸三宮についたころには雨はやんでいて、少し風が強く寒い感じもありましたが、レース中、雨には降られることはありませんでした。

 小さな目標を積み上げていく。ゴールを迎えた時、周りに感謝して、すべてに感謝して、自分をほめてあげる。マラソンはそんなゲームで、人生にも通じるところがあると、前回アップした動画でお伝えしました。

 そして、今回のマラソン。いざ走ってみると、普段量子力学とか、引き寄せの法則とか言っていますが、人生や生き方に通じると感じるものが多かったので今日はその内容を共有します。

 今日、お伝えしたいのは、

 自分の感じるまま。無意識で思うままに進めれば、必ずうまく行く。マラソンもいろんなことも

 このことをいくつかお話します。

神戸マラソンで目指したこと

 コロナ前と、去年あった奈良マラソン。残念ながらどちらも山道で足がつって、棄権となりました。本当に悔しくて、帰りのバスではうなだれて、バスでコール地点まで連れていかれると、コールしているランナーがうらやましいこと。こんな思いはしたくない。

 今年、神戸マラソンは、絶対完走したい。そう思い、トレーニングもしてきました。
 奈良マラソンでは、足がつっては、もう歩くこともままならない。これを経験しました。過去の経験って大事ですよね。
 そこで今回テーマとして掲げたのは、いかに冷静に自分のカラダをコントロールして最後まで足がつることなく、走り切る。
 制限時間でアウトになっても走り切ることをテーマにしました

 神戸マラソンは、神戸三宮の神戸市役所前がスタートです。そこから市街地を抜けて、須磨の海岸線沿いの国道を走ります。そのまま明石海峡大橋のあたりで折り返し、また海岸線沿いの国道を戻る。Jリーグ ヴュッセル神戸の本拠地ノエビアスタジアムの横を通り、神戸ハーバーランドへ。そこから最後は、神戸大橋を上ってポートアイランド市民広場前までの42.195キロのコースです。

 スタート地点の神戸市役所前には、すごい数のランナー。雨は上がったけど、強い風、寒い。走行しながらスタート。

 最初は三宮の市街地
 まわりのペースを気にせず、まずはいつも練習している15キロくらいは走れるだろうと鷹を括ってました。
 でも、寒さのせいか、走り始めてわずか8キロ当たりに、もう足がつりそう。ヤバい!
 だから、周りのペースに惑わされず、ヤバいとおもったので、歩いたり、走ったりしながら、ステップをすすめました。

 そのうち15キロを走り切り、次は、「じゃ折り返しまで」と、明石海峡大橋までを目指し、そこもクリアしたので、次は戻りの須磨までと小刻みなゴールを設定し、重ねていく。

 折り返して25キロあたりになると、周りも歩き出し、もう同じように走れない状態に。
 途中、関門があって、そこには時間制限があります。 
「時間制限まであと5分です!」という声に、少し急ぎながら、でも体を壊さないよう冷静にコントロールして、関門を突破。
 38キロの関門を過ぎると、最後神戸大橋の上りが待っています。そこも登りきると、上から神戸港の景色が一望できるビクトリーラン。
 だれもが祝福してくれ、「あともう少し」と励ましてくれる。
 最終関門も突破して、ゴールも目前。
 最後はサンバが迎えてくれて、ゴールゲートをくぐりました。

 今回の神戸マラソンは、このように冷静に自分の価値観で走りきることができました。

 いやーほんとうれしかったですよね。
 なにせ、2回奈良マラソンで棄権しているので、少しウルっと来るほど感動してました。

 途中、一緒に走っていたランナー、運営を支えてくださったボランティアの皆さん、すべてに感謝です。

 今回、完走してみて振り返ってみると、いくつもマインドセットに結びつくことがあったので、今日はそのことをご紹介したいと思います。

悪いイメージは忘れるのが一番

 走り始めてわずか8キロ。もう、足がつるかもしれない、ヤバいって感じになりました。

 意識するとますますヤバくなっていく。
 つりそうになっていることを忘れようとしても、どうしても不安が付きまとう。
 マラソン本番前にYouTubeで見た、ストレスのない走り方。お尻とか太ももとか肩甲骨周り、大きな筋肉を使ってというのを意識する。でも、いつもとは違うことをすると、ますますヤバい
 足がつりそう。
 そう、足がつりそうと無意識に思うと、身体はそう反応するんです。

 でも、足をつらないように・・・って意識的に思うと、これもまた無意識は補完して身体が反応する。

 以前の動画で、自分はついてない、運がないって思っている人はやっぱりついてない。これもたぶん体が無意識に反応するんです。とお話ししました。
 じゃ、ポジティブを意識するのがいいのかというと、無意識は、意識を補完してネガティブな考えに満たされてしまうからこれもダメなんです。
 このような時には、ネガティブなことを考えないこと。これに尽きるとこの動画でお話しました。

 何かで、ネガティブを忘れよう
 そう思い、音楽を聴きながら、歌いながら、遠くのことをかんがえて、ステップを進めることとしました。

 須磨のロケーションにあう、サーフミュージック、Yoasobi、Misia。歌いながらステップをすすめました。すると、いつもの練習のリズム、感覚が戻ってきて、途中関門がヤバかったこともありましたが、クリアしました

 30キロ過ぎくらいになると、道路わきで足がつって道路わきで座り込む、足を延ばしている、足を引きずっているランナーを何人も見ました。こういうイメージをみたら、無意識に僕も足がつるんじゃないかって思うんでしょうね。自分もヤバいなと思い、視線を外して、また思いっきり歌ったら迷いが消えました。

 そう、音楽は空間を制御してくれます。
 そして、無理にポジティブに考えるんじゃなく、無意識にネガティブな考えを忘れることが大事です。
 これはマラソンに限らず、むしゃくしゃしたとき、何かうまく行かない時、そのままにしているとますます事態は悪くなる。

 音楽聴いて、歌うたって、ネガティブな意識を消しゴムで消してしまうことがいいんじゃないかと思います。

周りに惑わされず自分の価値観を通す

 足がヤバいなって思ったときに、周りからどんどん抜かされていく。このまま制限時間は大丈夫だろうか。

 焦るんですよね。

 折り返しがあって、早いランナーが対向車線からチーターみたいに走ってくる。ぼくが折り返したあと、後ろを見ると、みんなかなりしんどそうになっている。
 でも今回は腹をきめました。

 制限時間をオーバーしてでも、最後まで足をつることなく、走りきること。

 そう、25キロあたりを過ぎると、ぼくの前を走っていたランナーたちの中にもやっぱり足がつって動けなくなったりしている。
 周りからはいろいろ言われるけど、自分はどうしたいのか、意志を強く持って、貫く。
 人のペースに合わせるのが正しいとは限らない。
 そんなことって人生の中でたくさんありますよね。 

人のせいにしない、自分が前に進むだけ

 今回は平たんなコースが多かったのでそんなに思わなかったんですが、ほかのマラソンコースでは、「また上り坂」だとか「まだ折り返し来ないのか」とか、かなりコースに対して文句言っているぼくがいます。

 今回は須磨の海沿いの国道を走るのですが、風が強くてさむい。でも、そのロケーションを逆に楽しんでました。

 耳にはサーフミュージック、走っているのも半ば忘れて、口ずさみながら、冷たい風も、飛びそうな帽子を押さえるのも、一つの絵柄として楽しんでました。
 これって、第三者的に自分を見れるメタ認知ってやつなんですかね。これができると、どんなピンチも乗り越えられる。いやピンチを楽しむことができると思います。

前に進むこと、みんな応援してくれる

 メンタル的につらい時には、よく、がんばれは禁物と言われています。でも、僕は、「がんばれ!」「ファイト!」という言葉は好きです。
 普段はね、面と向かってなかなか「がんばれ」って言ってもらえる機会が在りませんよね。
 自分に対して応援してますって言葉、そんなに人気がないので聞かないですよね。
 こうなると、自分って独りぼっちなんじゃって思うことが時々あります。
 だから、泣けるときも時々ある。

 でも、必ず応援してくれる人っていてるんです。口には出さないだけで。

 マラソンの沿道で、見てくれている人たち、ボランティアの人たち、みんな声をかけてくれます。
 前に進んでいたら、それだけで声かけてくれます。

 日本人って、ぼくもそうですがシャイで、知らない人に声かけづらいところあるじゃないですか。日常でも。
 でも応援してくれている人は必ずいます。

 そして、みんながあなたが前に進むことを応援してくれています。

小さなゴールをクリアしながら、大きなゴールへ

 最初、足がつりそうになった8キロあたりは、今日は完走できるかな?とりあえず15キロまで持たせよう。
 そう思ってました。
 それをクリアしたら、折り返しまで。
 その時は、とりあえず半分くらいまで行けたらいいかな

 次は須磨の海辺の景色を見るまで、
 それもクリアしたら、ノエビアスタジアムは見てみよう

 ハーバーランドあたりになると、ひょっとして完走できる?
 そして、神戸大橋を登り切ったら、ビクトリーラン。

 そしてゴール

 そう、小さなゴールを一つずつクリアしていくことで、大きなゴールへとつながっていく。そんな体験をしました。
 いきなり42.195キロを目指すのではなく、ちいさな目標を積み上げていく。振り返ると、あー走れたっていう実感。

 家に帰ってからも、足がつりそうでヤバいと思っていた頃の怖さを覚えてました。
 よくゴールできたな。振り返ってみるとそんなことを思います。
 とても、完走できる状況でもなかったかもしれない。
 でも少しずつ少しずつ積み上げる

 だから大丈夫。
 大きな目標も、今届く目標をクリアしていこう。

 今できることを積み重ねていこう。
 そんなことを実感できたマラソンでした。

 また3月には琵琶湖でのマラソンがあります。
 少し休憩して、また寒い中走り出そうかな。そんな感じでいいのかなって思います。

これからまた、ぼくのマインドセットとして自分に言い聞かせるための、人に関するいろんなことを皆さんにも共有しながら、一緒に学んでいきたいと思います。

 今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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