自分らしさはいろいろ見るな!これ1本見れば解決します。Being Doing Having ?
自分さがしなんて難しいことするな
今日は、自分探しなんてするなというお話をしていきます。
自分らしさ・・・思春期の頃から自分ってどんな人間なんだろう。
あなたもそんな思いや疑問を抱えて、ある時は悩み、ある時は悲しむ、経験してると思います
ぼくにとっても、ほぼ人生のテーマがそれであるように、チャンネル名も自分らしさカフェって入れているほど大きなテーマです。
進学、学生から社会人になる時、人生の岐路に立った時、自分には何が向いているのかわからない。学生の頃から道が決まっている人、ほとんどいないんじゃないかな。
僕も、ぼんやりと誰もからリスペクトされてるとか、有名になるとか、そんな目標しかなかったですね。
はっきりと、自分はこれで生きていくんだとか、自分にはこんないいところがあるとか、全然わからない。
今でも、自分らしさってどんなのか、わかりません。
そう、自分のことって一番わからない
ある人は自分探しの旅に出るほど、自分らしさを探すのは誰もがずっと追い続けるテーマです。
でも当たり前ですけど、誰もが自分に一番興味がある。
当たり前ですが、一生のうち一番長く付き合うテーマ
自分らしさ、誰にとっても永遠の答えのないテーマです。
そんな大事なテーマなのに、自分さがしなんてするな?
僕たちは、いつも過去や未来のことを考えます。
「あの時ああしていれば…」
「将来どうなるんだろう…」
過去を後悔したり、未来を恐れたりしてる人はたくさんいます。
自分らしさは、
過去の積み上げ?
未来の目標?
でも、ありたい自分の姿と方向性あってる?
一つ忘れていることがあります
一番大切なこと、それは、今。
自分らしさを見つけるには、そんな今、何をするかを見失っていなかったでしょうか
進学や就職、転職、人生の岐路に立っている人たち、また自分探しを探求している人たちに最後まで聞いていただくと、特に時代やライフスタイルの変化が激しい今だからこそ、じぶんらしさはこうしたらいいということがわかります。
今日は、榎本博明さんの著書 自分らしさって何だろう?自分と向き合う心理学の内容にも触れながら、
自分探しは考えるなということを3つのポイントからお伝えします
Being Doing Having
自分を見つめるのは、見つめられる自分と見つめる自分がいる、
自分が気になるのは、気にされている自分と気にしている自分がいる
思春期に、自分はこれでいいんだろうか、と思うのは、自分を見つめる目が目覚めて、見る自分と見られる自分が引き裂かれていくと 19世紀の哲学者ウイリアム・ジェームズは、唱えています。
自分の意思より親の期待によって動かされているような子どもの生き方から脱して、自分のコントローラーは自分で握りたい衝動が込み上げる。この頃から自分らしさや自分探しが始まります。
カウンセリングでは、Being、Doing、Havingの3つの概念を考えることがあります。
Beingは、自分自身の在り方や存在意義。価値観や強み・弱み、主義、主張。要するに自分らしさ。究極の自分探しはこれを見つけにいっています。
Doingとは、行動。目標を立てて、達成に向けて努力する、新しいことに挑戦することも、Doingです。
Havingとは、何かを持っていること。資産を獲得すること、能力を身につけること、人脈を広げることもHavingです。イ・ソユン、ホン・ジョヨンの著書 The Having 富と幸運を引き寄せる力では、今、お金を持っているという意識することもハビングと書かれています。
Being、僕は人をワクワクさせたい想いがあるから、Doingタップダンスを習いはじめ、Having今、タップのコミュニティを作っているというように、なりたい自分らしさがあって、それを実現させていくように3つが関連する場合もあれば、漠然とキャリアコンサルタントが面白そうだから、専門学校に通い、国家資格を取って、結果、人をワクワクさせることができる仕組みを知ることができたなんてこともあります。
Being、Doing、Havingは互いに関連していて、高め合っていく。それがセオリーです。
ぼくが少し前にハマってたYouTubeチャンネル、八木仁平さんの自己理解チャンネルでは、
好きなことを仕事にする上で考えるのは
・好きなこと。
・得意なこと
・大切なこと
この3つの共通するところがその人自身が本当に何をやりたいのかを見つかると言われてます。ぼくなりに思うのは、
大切なことってbeing
得意なことってhaving
好きなこともhaving
それを実現するのがdoing
自分らしさBeingは、DoingとHavingの基礎となります
行動すること、Doingによって、資産を獲得したり、能力を身につけたりすることができます。
自分の中の資産Havingによって、自信を得たり、満足感を得たりすることができます。
自分らしさなんて流動的がいい
じぶんらしさを知る時、自分を見つめるのは、見つめられる自分と見つめる自分がいる。
見つめる自分は、他人の目に自分がどう映っているかを感じ、社会とのつながりを感じて、自分が何者かみる。
つまり、人との比較や社会とのつながりというのが、一番の関心事になります。
今、止まることのないテクノロジーの進化により、仕事もライフスタイルもめまぐるしく変化しています。
西洋占星術の世界では、知の時代から2020年からは風の時代に変わり、価値観などかたちのないものに注目される時代になりました。
昔は「男の子は強くなければいけない」「女の子はおとなしく振る舞うべき」という考え方が一般的でしたけど、今は性別に関係なく、個々の個性や能力を大切にする風潮が広まり、男の子も女の子も、自分が興味を持ったことに挑戦し、自己表現することが求められるようになりました。
また、昔は「一生同じ仕事をする」という考え方もありました。しかし、現代ではさまざまな仕事が生まれ、変わり続けています。技術の進歩によって新しい職業が生まれ、既存の仕事も進化していきます。
だからこそ、私たちは自分の考え方や価値観を固定化させず、柔軟に変化することが大事です。
時代の変化が激しい今、固定化された考え方や価値観にとらわれるのではなく、柔軟に変化することが重要で、自分の個性や興味を大切にしながら、新しいことにチャレンジし、自己成長を図ることが大切です。
プロテウスな自分
インド人経営学者サラス・サラスバシーは、未来は人間の行動によってつくられ予測することは不可能で、むしろ自らコントロールすることにより未来を創造することに努力すべきと提唱しました。
人は、たいてい最初に目標を設定し、それを達成するために最適な手段を検討する方法、将来をできるだけ予測して目標達成のための手段を考え、行動を進めていくという方法をとると思います。
自分は何をすべきかをベースに意思決定するコーゼーションと呼ばれる方法をとります。
でも、いま時代の変化が早くて、自分が何をすべきかなんて、走りながらでないとわからない。
今、こんな時代に新しいビジネスを創造する起業家たちは、自分が何ができるかをベースに、自分は何ができるかをベースに走りながら考える エフェクチュエーションと呼ばれる方法をとります。
エフェクチュエーションには、3つの資源
1. 自分が誰であるのか?特質、能力、属性
自分自身の特徴や独自の魅力を明らかにして、それを利用する。
2. 何を知っているのか?教育、専門性、経験
3. 誰を知っているのか?社会的ネットワーク
自身が持っている人脈。
を知ることが必要。
資源を洗い出す。つまりHaving⇒行動する。つまりDoing⇒他者と繋がることで相互作用が働き新たなものを生み出す。これがエフェクチュエーションのプロセスです。
この変化の激しい時代には、自分らしさが変わっていくことが大事。いや、変化の波にもまれて自分らしさがどんどん脱皮していくことが大事です。キャリアの世界では、ギリシャ神話のプロテウスから名付けた、時代の変化が目まぐるしい時代では、変貌を重ねる環境の中で自らの意志で変幻自在に対応しているプロティアンキャリアということばがあります。
今、あなたが思っている自分らしさを疑う。まだまだあなたらしさはそんなものではないです。
もっと脱皮できる。
じゃ、どうしたら脱皮できるか。
ポイントは2つです。
ひとつは、今だけに反応し続けること。
今は唯一、私たちが変えることができる瞬間だからです。
過去は変えることができません。未来は不確かです。
唯一変えることができるのは、今だけです。
僕たちは、過去や未来のことをよく考えます。
「あの時ああしていれば…」
「将来どうなるんだろう…」
過去を後悔したり、未来を恐れたりしてる人はたくさんいます。
そんな中、自分らしさを見つけるためには、今を忘れてなかったでしょうか
もうひとつは、面白そうなヤバそうな道、言い換えると想像も付かないハビングを選び、習慣にすること。
これは以前お伝えした、全速力で選択肢を断捨離していくってことです。ベストな習慣できれば、あとは、今に自動思考で反応することで自分らしさが脱皮されていきます。
変わっていく自分を見て、楽しめる自分がいる。
じぶんを変化させていくこと。
相手のことを慮る日本人は得意なはずです。
他にない、組み合わせが魅力を生みます。
いろいろ言いましたが、とにかく難しいこと考えないで、なんとなく気持ちよく、自分に素直に今を過ごせば、潜在意識が自分らしさをつくってくれます
自分らしさなんて、意識してつくるもんじゃないってこと。
難しいこと考えず、今に反応して自然体でいい。