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【マラソン始める人必見!】リタイヤから学ぶゼッケンXが語るマラソン完走のコツ~奈良マラソンから
先日、奈良マラソンに参加しました。
コロナでいろんなマラソン大会が中止になっている間に、わ本当にあるの?って思いながらも、やっぱり本当にあって、行ってきました。
僕は、5年ほど前からマラソンを始めました。早くないし、めっちゃタイムはほぼ最後尾ですけど、奈良マラソンまでは完走を続けていました。
奈良マラソンは今回2回目。実は2年前に行って、その時は足が途中でこむら返りになって、マラソン始めて以来の初のリタイヤ。それからコロナ禍になって中止が続き、その時以来の開催でした。
私フクシンは、人とテクノロジーをタップダンスでデザインする地方公務員としてキャリアコンサルタントのお話やプログラムミング、タップダンス、公務員のお話などを発信しています。
奈良マラソンは、本当にハードなマラソンです。ぼくにとっては。
結果はカッコ悪い再びのリタイヤ。でも見えない風景が見え隠れしているからまた頑張ろうと思います。
今日は、そんなマラソンに挑んだ思いや、感じたこと。そして何より、失敗から学んで、完走するために必要なこと3つをお伝えしていきたいと思います。またマラソンを通じて、考える人生の在り方なんかも思うところをお話したいと思います。マラソンをこれから始めようという方はもちろんのこと、なんか人生に悩みを抱えている人にも見ていただけると、少しは力が湧いてくるんじゃないかと思います。ぜひ最後までおつきあいいただければと思います。
ぼくがマラソンを始めたわけ
僕は6年前からマラソンを始めました。
僕は、中高と水泳部でした。水泳部って、学校に温水プールがあるわけではないので、冬はトレーニングなんですよね。中心になるのは走り込み。
これは僕の周りだけかもしれませんが、水泳部、みんな走るの苦手なんですよね。例えば、バスケ部が、サッカー部が、ラグビー部が、野球部が、学校の外周を回っているのと一緒に走っているのですが、周回遅れも甚だしく、って状態です。
特に僕は走るの、遅かったですよね。だから体育の授業でも球技なんかは全然ボールが回ってこない。
でも年に1回の水泳大会だけはヒーローになれる。そんな学生でした。
そんな僕が、マラソンを始めたのは6年前。マラソンって結構、ぼくらくらいの人も結構されているのが多い。結構年齢を経るにつれて、チャレンジする機会も少なくなります。それは、守るものがいろいろ出てくるから。
でも、そんな失敗におびえる自分がいやなので、自分一人の責任でチャレンジできる場所をいつも探しています。
一番自分が逃げたくなるランニング。苦手にしているものを克服することで新しい自分が見えてくるんじゃないかってマラソンを始めました。
でも結構マラソンって出るだけでも、抽選とかあって難しいんですよ。
最初は2012年の大阪マラソン10キロから始めて、次の年からはフルマラソン。
何時間かかるか想像も付かなかったけど、
2014年 大阪マラソン
2017年 淀川市民マラソン
2017年 福知山マラソン
2018年 京都マラソン
2019年 京都木津川マラソン
と完走を目指しながらも、少しずつタイムもあげてきました。
最初のフルマラソンは6時間超えていたけど、5時間20分くらいまでタイムは伸びてきました。
そして、2019年 奈良マラソンに挑みます。
奈良マラソン
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奈良マラソンは、少し変わっていて、ウェブサイトでの先着順と抽選のハイブリッドでのエントリー。
ウェブサイトでの先着順はすぐに売り切れるので抽選に回るも、2年連続の落選。でも3回目ウェブサイトでの先着順にようやく入ることができました。
このコースは、周りにも体験した人がいるのですが、みんな口をそろえていうのは、やばいコース。
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最初、奈良の陸上競技場をスタートして、奈良の大通りを走ります。奈良公園の横あたりをかすめてから平城京までひたすら大通りを往復。戻ってきたら、奈良公園。大仏殿や、国立美術館の横を抜け、公園を抜けたら、町から農村風景に。そこを抜けると、恐怖の山道。これがきつい。
山道を抜けると天理市に。天理教本部など、異国情緒あふれる街並みを過ぎると再び山道に。それを抜けると奈良公園方面に戻り、ゴールの陸上競技場へというルートです。
高低差が140mというのは、結構なコースなんじゃないかと思います。
ぼくは、2019年に奈良マラソンに挑んだんですが、これはマラソン始めて以来初めて、足がこむら返りしました。
天理へ向かう山道の途中で、少し足がおかしいと思い、天理市内に入ると、もう両足がつって動きませんでした。結果30キロで時間制限でオーバーとなりました。
その時は悔しくて、マラソンは完走するものだと思いながらやってきたので、本当に悔しかったですよね。
そんな奈良マラソン。絶対リベンジしてやるとずっと思っていて、今回もウェブでエントリーしました。
開催前にヤバかったこと
実は今回 、開催前に膝を痛めました。今に始まったことではないのですが、どうも膝に引っかかる感じがあり、めっちゃ痛い日もあったので、うわさとか評判とかお聞きして、整形外科に行きました。
これまでもレントゲンは撮るのですが、それに加えてMRIまで撮影して診断されたのは、半月板損傷。
そこまでひどい感覚はなかったんですが、もともとО脚だったのが、膝に負担をかけていたのだという診断でした。
日常生活をする上では問題ないものの、スポーツを続ける、ダンスを続けるのであれば、最近は治療法として骨切手術なんかも手立てとしてあるそうです。最近の技術はロボットのサポートで正確に手術ができるそう。でも今回はそれを選ばずに、という選択をしました。
なかなか、痛みが治まらない中、マラソンの日が近づいて、
「マラソン本当にあるの?」
「コロナ禍なので、いっそ延期にならないかな?」
そんなことまで思いだしました。
弱気が顔を見せる中、時間は刻々と経っていきます。
そんな中、理学療法士さんにも見てもらうと、体のバランスや走り方がいがんでいるという風にチェックいただきました。
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バレエをしていた時に特に、体のバランス、例えば足のどの指に体重を乗せるのがバランスがいいのか意識していたことがあったのですが、長い年月で崩れてきたのだと思います。
体のチェックって大事ですよね。
マラソン前1週間は動かず、でもその間、テーピングを巻き、そしてインソールも前日に整い、走り方のチェックのみ。
で、今回はそのバランスを、最後までkeepし続けるということをテーマにマラソンに臨むことにしました。
楽しみながら走る。
ゼッケンXの周りの風景
そしてマラソン当日。
朝4時30分起床。
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新しいインソールもスニーカーに入れて。
いっぱい準備して、会場に向かうときにも歩き方にバランスを注意して。
本番のスタート地点。マラソンはAブロックからアルファベットを下って僕のゼッケンはX。完走を目指すレベル。
普段、マラソンってトップ集団しかテレビでは映らないので、こんなギリギリのところ見ないでしょ、そんなところをレポートします
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スタートして、まずは奈良のメイン通りに向かい、大通りへ。平城京のあたりまで、なだらかな下りで折り返しはなだらかな登り。当日は日差しが熱く、マラソンには体力を奪われる気温で、周りは少し歩きだす人もこのあたりから出てきます。
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10キロ地点、周りが歩き出すと、僕もという誘惑に負けないように、走るバランスを意識してkeepです。
15キロあたりになると、農村風景が広がってきて、さらに歩く人が多くなってきます。
この辺りから天理に向かう登りの山越え。
前回はここでペースを考えずに山越えを走り切り、頂上あたりで違和感を覚え、天理でリタイヤしたので、登りは少なくともペースは意識したままペースダウン。
しかし異変は20キロ頂上付近、前回と同じ当たりです。左足のふくらはぎがこむら返り。エイドの方に助けてもらいながらも、レースに復帰。でもそこからは足を上げると、走ろうとするとこむら返りする始末。前に進むことも厳しい状況。
20キロの関門を残り3分でクリアした後は、天理市内へ。でもそこでも回復できず、25キロ地点の関門でリタイヤしました。
途中、苦しんでる姿を見て、いろんな人が声をかけてくれて、本当にありがたかったです。
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レースが終わってから、回収のバスに乗るのですが、そこまでは「まだ走れるんじゃ」ってくらい回復していて。「もう走らなくては」という気持ちと、体とのバランスが崩れたときに足はつるんでしょうか。
本当に悔しい。2回目のリタイヤでした。
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完走するために必要な3つのこと
振り返ってみると、完走するために必要なことが3つあって、それが今回は完走できなかった理由だと思います。それをこれからお伝えしたいと思います。
まず1つ目は、からだの管理不足。ひざの痛みがでたのは仕方ないにしても、もっと前に治療をしっかりとして、本番から日程を考えて計画的に進めるべきだったと思います。インソールも前日に用意できたんですが、擦れて靴下を脱いだら。足の裏がめくれて皮下出血していました。
そして2つ目は。練習不足。今回は膝の状態も悪く、いつもは1か月ほど前から距離を伸ばしていました。20Km、30Kmとフルマラソンの距離に本番1か月前まで近づけていました。今回はそれが出来ず、10km程度しか練習できていませんでした。筋肉って、本番で急に使うとやはりびっくりするようです。
最後3つ目は。本番は知るときの準備不足。足をつったところは、ちょうど給水所があまりないところで、水分やミネラル不足で足は欲つるようです。給水所に頼るのではなく、やはり自分で持っておかないといけなかったんだと思います。インソールもそう、持ち物もそうですが、本番のマラソンでは、走る以外の心配事をすべてなくすことが大切だと思います。
総じて準備が大切という話なのですが、
走る前の体を整えること
走る前に体を慣らしておくこと
走るときの準備を十分にして心配事をすべてなくすこと
この3つは大切です。もっと早いランナーは違うコンディションの作り方だと思うのですが、ゼッケンXでは、このくらいが大切です。
それでも走った価値はあった
バスから見る風景、ゴールである競技場の風景には、完走を目指しているランナーが見えます。
この人たちは、ぼくの見れなかった帰りのコースの風景を見て、苦しみながらもゴールしてきた。
それをみて、ぼくは
見えてない風景があるからこそ、見えるようにまたチャレンジしようと思う。それが大事なんじゃないかと思いました。
確かに完走できなかったし、情けないし、カッコ悪いし。
でも、だからこそ、いやそんなの関係なくて、自分がその風景を見たいからまたチャレンジしようと思う。それが大切なんじゃと思いました。
また奈良マラソン、リベンジしようと思うのですが、2回リタイヤが続いたので、次はもう少しソフトなマラソンを選んで、自信をつけてからリベンジしようかな。そう思います。
奈良マラソンは、奈良の魅力スポットを見て回れるので、他府県の人もおすすめです。途中には鹿も見られるし、魅力満載です。運営もコロナ禍の中安心して参加もできました。
ぜひ、奈良マラソンおすすめです。スタッフの皆さん、ボランティアの皆さん、ぼくに声をかけてくれた皆さん本当にありがとうございました。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
よければチャンネル登録などしていただければ、励みになります。また、いつも見ていただいている方本当にありがとうございます。
人とテクノロジーをタップダンスでデザインする地方公務員フクシンでした。
また次の動画でお会いしましょう。