【Z世代は見るな!】ここがおもろいZ世代の傾向と対策 4ステップ
あなたの周りのZ世代、つかみどころがないと思ってませんか?
Z世代、いわゆる生まれた時からSNSがあって育ってきた世代。いろんなZ世代がいると思いますが、ぼくらとは違う文化や考え方があります。
最近、ほくほめて伸ばすという言葉がありますが、確かに今、パワハラとかいろんなことが言われて、怒ることはできません。
で、ほめる。でもそのほめることについても、最近では難しさがあるようです。
金間大介さんの著書 先生、どうか皆の前でほめないで下さい は、そのタイトルにもあるように、Z世代が、みんなの前でほめられると戸惑うというお話を楽しくされています。
今日は、この本の内容にも触れながら、
僕からは
ぼくたちの世代が本気でチャレンジし、成功するまで失敗し続けることを一緒に体験する
このことを3つのポイントでお伝えします
負けるのが怖い
今、都市によっても違うと思いますがうちのまちの小学校では1学年2~3クラス。少子化が進んでいます。だからあまり競争する必要がありません。
学校教育でも競争より協調、一人ひとりの歩調を合わせ力を合わせて課題を乗り越えていく、ゆとり教育の目的でした。
みんなで、チームで、一体感で という感情は「目立つな」「自らを戒めろ」という同調圧力になっていきます。
だから浮くのがいや。目を付けられるのがいや。
他人の中の自分像が変化するのが怖い
人前じゃないところ、匿名なら褒められたい
横並び主義、フェアで公正、均一分配
なんとなく、公務員がなりたい職業として選ばれるのがよくわかります。
学校現場でも、人と違うということにいろんな意味でセンシティブに取り扱っています。
だから、決められたことはちゃんとやる。
でもじぶんに自信がない
じぶんで決められない
情報が正しいか、間違えたら負け組になる。
直感で選ぶのが一番ストレスがない。直感は、インフルエンサーの影響が大きい
徹底した自己責任主義で、極端な内向き志向、他者への恐怖心がある。
他人に迷惑をかける人には冷たい
自己有用感に飢えている。でも・・・
素直で真面目なんですが、余計な言葉や行動はありません。本当はした方
がいいと思っててもしない。
適度な距離感と関係性が大事
間違えないように、明確な指示やマニュアルがあれば。
テンプレートに則った個性
表面的な協調性
わからなくても質問しない。
これわかる?と聞かれると、答えに困る。
でもだれかが助けてくださいとお願いすると、応じたいと思っている。
そう、自己有用感に飢えている
でも、じぶんにそれほど自信がない。
個人の自由な発想とアイデアで社会変革をなす時代に、若者は、人生にはコネ、役職や肩書が大事、資格が生きる仕事に就きたいと思っています。
この20年ほどで日本人は自己主張や挑戦を避けるようになっている
彼らは日本の成長が止まった後に生まれ、挑戦が成長につながる過程を実感できない。
景気の低迷で格差が広がり、失敗し陥落を恐れている
失業リストラを目のあたりにして既得権の重要性を知った
でもこれは、大人がこう思っていたのが、子どもに感染したまでのこと。
脳の動きは
怯えてるのは、経験していないうちの根拠のない恐怖。
左脳で感じてしまいます。
カナダ人心理学者のアルバート・バンデューラは、自己効力感を高めるには4つの要素が必要と唱えています。
1 代理経験 モデリングとも言い、うまくできている人を見て、自己効力感が高まることです。
右脳では人は、自分と誰かを区別しておらず一体と見ています。人の成功は自分の成功のように感じる。
2 成功体験
成功体験があると、右脳で考えるときに、大丈夫と確信を持て、左脳で感じていた不安は解消されます。
3 言語的説得
言葉で繰り返し伝えることで、できる気になるのを後押しします。右脳では大丈夫と確信を深められます。
4 生理的情動的喚起
例えばドキドキして何となく不安を抱えていたら、自己効力感は低下し、温かい飲み物などを飲むとほっとして、やる気になったりする。
ぼくらが見せるべき4つのこと
それでも若者に期待するか?
もしあなたが若者だったら期待に応えるか?
リスクをとらせ自分は支持者としてぬるま湯に浸る
そんな大人はどうだろう?
じぶんならやらないことを、若者にやらせようとしているだけなら、リアクションがないのは当然
若者は現役選手しかリスペクトしない
じぶんが出来もしないことを押し付けるな
あなたが挑戦すべき
本に書いていた言葉、これはなかなか刺さりました。ぼくも同感です。だから、ぼくらが彼らに見せるべき4つのこと。それは、
まず1つ目は、ぼくたちはチャレンジする姿を見せること
大人がチャレンジを恐れてては、次の世代がチャレンジできるわけがない。
そして2つ目は、失敗しろ。特に、若者には、自分がもう一度これをやりたい。今度は成功させたい。だから手伝ってほしい。
と伝えると、彼らは答えてくれるはず。
できるなら彼らを巻き込んで、失敗する経験を一緒に歩む。
3つ目は、成功するまで失敗し続けろ。ぼくらが一緒に歩んできた成功体験が小さくても、大きな自信につながる。
最後4つ目は、失敗や間違いに寛容になれ。誰もが失敗する権利、負ける権利を持っている。それを責めるんじゃなく、成功まで失敗し続けてもらう覚悟をもつ。
日本人は、レールから外れてはならないを選択の限界に置いています。
でも選択は自分自身や自分の置かれている環境を自らの力で変える能力。
日本は失敗を恐れる。それはSNSでの炎上などをイメージすると、慎重にならざるを得ないと思います。
だから、もっと失敗に寛容になってもいいのでは。
失敗をアメリカは名誉の勲章としてる
間違った決断VS正しい決断と考えてはいけません
日本人は自己批判が上手。その反面モチベーションが下がる
もっと楽観主義でいいのでは
僕らが彼らに見せるべき4つだと思います。
所詮この世はライアーゲーム。シミュレーション仮説では、この世なんて本当はなくて、自分がもつイメージが具現化されているだけ。
そう考えると、肩の荷が下りませんか。