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その投資、絶対負けます。お金との付き合い方

そのお金の使い方、溶かすだけです。

フクシンです。
今日も人のココロに関すること、一緒に学んでいきましょう。

 突然ですがお金は皆さん好きですか?
 僕もたくさんあればいいなって思います。

 よく、お金を投資してFIREしたっていうお話をYouTubeで聞きます。うらやましいですよね。
 遊んで暮らせる。そんな夢みたいなお話は本当にあるんでしょうか。

 以前の動画でもお伝えしてるように、ぼくは投資がめちゃめちゃ下手くそです。100%負けます。ぼくが買うと、ぼくが投資すると暴落する。それはこれまで1回や2回ではありません。
 なぜでしょうか。

 今日は奥平亜美衣さんの著書 その思い込みを捨てた瞬間何かが起こる!「お金引き寄せ」の授業は、お金の使い方や付き合い方がとってもわかりやすく書かれていておすすめの本です。

 それともう1冊、迫祐樹さんの著書「個」で自由を手に入れる「10」の独学戦略 人生攻略マップ。こっちの方は、読んでいるだけでなんだか
、なんでもできる無敵・最強マインドにしてくれる本です。

 今日はこの2冊に書かれている内容を基に、一番印象に残ったキーワード、
今、自分が使えるお金でどれだけ自分を楽しませることができるか
そこが豊かさを引き寄せるうえでのポイント
についてぼくの思うことを4つのポイントに沿ってお伝えしたいと思います。


その投資、絶対負けます。

 時間、お金、特にコストとして出す分を回収しようとする。これは人の本能です。人は損をしたくない生き物。
 アメリカのダニエルカーネマンさんが提唱したプロスペクト理論は、人は損失に対して過大に評価する傾向があり、実際の損得と心理的な損得は一致しない、と別名「損失回避性」とも呼ばれています。

 具体的にはどのようなものか、以下の質問で考えてみます。

A.無条件で100万円もらえる
B.じゃんけんをして勝てば200万円もらえるが、負ければ1円ももらえない

 この2択、どちらを選びますか?多くの人は「A」を選びます。その理由は、Bはギャンブル要素が強く、1円も得られない可能性が出てしまうので、リスクを避けて確実に100万円を手にしようと考えます。

 さらに質問を続けます。2択でAを選択して、100万円を手にしたあと、続いて次のいずれかを選択しなければなりません。この場合、どちらを選ぶ割合が多くなるでしょうか?

C.じゃんけんをして勝てば再度100万円もらえるが、負ければ手元の100万円は没収
D.じゃんけんを棄権する

 さきほどの選択結果から予測できると思いますが、「D」を選択する割合が多くなります。

 Cを選択して裏が出ても、A or Bの質問以前には100万円を手にしていたわけではないので、実際の損失は発生しません。しかし、いずれの場合も利益を得られなかったり、損失を避けようとする心理が働く……これがプロスペクト理論です。

 人は損失に対して過敏に反応します。ぼくもStepnなり、投資なり、様々してきましたが、まあほとんど大きな損失で終わります。やっている過程では、おそらく、負けを認めたくないという心理が働いたり、冷静に判断できない中、原資回収をしようとする。損をしたら損失やコストを取り返そうとする。そんな考えで、判断を誤るという結果です。

 地方自治体でも、かつてバブル絶頂期に購入した事業用の土地が暴落して、多くの自治体で塩漬け土地と呼ばれる不採算を抱えた時期がありました。こういうのも、損失を処理することを誰もが嫌い、損失が広がってしまった一つの例です。

 投資の世界では、どれだけのキャッシュを持っておけるか、ストックベースを長期戦略で考えることが大切です。
 不採算があって、さらにキャッシュを奪い取る可能性があるのであれば、一度決済して状況をリセットするのは大事です。勝負に負けたことを認め次の勝負に挑むか、負けを認めず次戦わない状況に陥るか。どちらがいい判断かは明白です。

 そもそも、赤字のまま放置していることと、一度決済してから再度マーケットインすること。この2つは一時点でのキャッシュから見ると同じです。
 だから、投資で赤が出た場合は、いったん負けを認めて決済しリセットする。これは鉄則。

 と言いながら、このルールを守るのは、すごいメンタルが必要なのも僕は知っています。実践は大変。

 ところで、こんなお金の使い方って、幸せなんでしょうか?
 何のために、投資って行うのでしょうか?
 お金を増やすため?
 それは何に使う?

 おそらく、追い込まれることで、判断にバイアスがかかり、冷静な判断ができない。ここに投資の罠があるのではと思います。

 でも、少し見方を変えて・・・・

 今、様々な投資案件というのはあります。普通預金から始まり、定期預金、仕組債、投資信託、ETF FX 債権 またさらには仮想通貨なども最近出てきて、通貨と呼ばれる仕組みは様々な商品として広がっています。

 なら、そんな様々な商品に投資してどうなるか、実感できるよう投資する資金を残しておく。様々な投資案件を体験してみるという、投資を楽しむという考え方に立てば、ココロも喜ぶのではないでしょうか。

 僕たちは本当に億というお金を必要としているのでしょうか。
 好きな時に好きなことをして、自分の人生に満足し、幸せとココロから思い、好きなことを仕事し、そこから収入を得る。

 これこそが多くの人が望むことでは?

 お金に対する考えを変えると自由になれる
 お金の制限から自由になる
 状況に左右されない豊かさを手に入れる
 引き寄せの法則を知る
 思い込みをしる
 不足じゃなく充足を探す
 お金を稼ぐことを少しずつ楽しいことへ変える

 そんな考え方の転換が幸福度がアガルとされています

 豊かさを引き寄せる人は、お金が減ったことに対して損をしたととらえないそうです。またどうお金を稼ぐかということにココロを砕かない。

 僕はよく投資で失敗します。面白くてというよりも、何か引き寄せられようにしてしまうんですが、負けます。1000%負けます。
 誰かのせいにしたくもなりますが、忘れがちなのはそこにお金を使おうと選んだのは自分です。
 本当に損をするのは、お金が減った時ではなく、「これは損をした」と自分で決めた時、損をするもしないも自分の考え方次第です。

 お金を取り戻す

 この意識は、ある種のバイアスがかかり、冷静な判断を失います。第一楽しくない。

 投資で勝つ方法は、マイルールを守ること。よくそう言います。
 でも守れない。なぜか。理由は2つです。

 一つはメンタルが耐えられない。
 ルールを信じ切ることができず、これならいけるんじゃない?って思ってします。
 もう一つはマイルールを守るだけなら面白くない。
 インスタントに守ることは、ストレスも多いわりに、自分の中でコントロールしている許容感がなく、面白くない。

 そう、自分でコントロールしているという実感、感情にコストを払っている、そんな側面もあります。
 だからマイルールが守れず、ぼくの投資は必ず負けます。

そもそもお金って何物?

 「人生攻略ロードマップ」には、
❶パソコンショップからフリーのエンジニアがパソコンを10万円で買う。
❷エンジニアから得た10万円でパソコンショップは自社サイトのデザインを依頼する。10万円はデザイナーに渡る。
❸デザイナーはエンジニアにシステム開発を発注する。10万円は元のエンジニアのもとへ。
❹結果、最初10万円のお金は、

実際の10万円の現金、10万円のパソコン、10万円のデザイン、10万円のシステムと、この間3者の富の総量として40万円の価値を生み出している

と書かれています。

 奥平亜美衣さんの著書「お金の引き寄せ方」でも、預ったお金で、銀行はお金を貸し出すことによりお金を増やす仕組みが紹介されています。

 このようにお金は回ることにより人を幸せにし、絶対量が決まっているわけではなく、信用力によって増えたり減ったりしています。

 お金、そう、それは信用力によって引き寄せられるもの。
 モテる人には、人が集まってくる。それは、人を集めようとあくせくしてないから。集めることを求めてないから。
 人が集まってくる人は、何かを与えている。
 お金も一緒。人に与える人には、幸せを共有しようという人には、たくさんの幸せが、お金が引き寄せられます。

セーフティネット

 でも生きていくにはお金は必要。これは正しいです。
 でも、もし、そのためのお金が保証されていたら、あなたはどんな暮らし方に変わりますか?
 あなたは仕事しない?

 ベーシックインカムは海外で行われている。日本でも生活保護制度がある。

 仕事も暮らしも、自分の楽しみのためにだけする。そんなライフスタイルめっちゃ素敵だと思いませんか?

 ベーシックインカムという制度がなくても、自分で保証することを迫祐樹さんの著書では書かれています。
 自分の生活費を調べて、いったい最低限いくらあれば生活できるかをまず把握すること。これから始めるそうです。
 マズローの5段階要求説では、まず、自己実現をする土台には、生存の保証や、安全の保障、何かに所属するという居場所の確保などが必要とされています。
 お金もそう、最低限の生活できるお金。これを確保することは大切です。そうしたら、次のステップ、自己実現です。

自分を楽しませるためにお金を使うこと

 お金や豊かさを引き寄せるというと、どう稼ぐか、そっちの方に意識が行ってしまいます。

 でも、引き寄せる人は、自分が生活に豊かさを感じ、自己表現のプロセスで自然と引き寄せていくものだと知っていると、亜美衣さんの著書では書かれています。
 だからどう稼ぐかよりも、どう使うか、どう使えば自分を楽しませることができるのか。
 その為には、節約は気にしない。
 例えば他人にプレゼントする、大きな買い物をする。そんな時に、自分が払うお金で誰かが幸せを感じる。ギバーのココロが大事だということです。

 豊かさを人と分かち合い、自分も豊かさを提供し、何より自分が楽しめる。そんなことが引き寄せることにつながる。

 それこそが、今、自分が使えるお金でどれだけ自分を楽しませることができるか、そこが豊かさを引き寄せるうえでのポイントです。


 お金のかけ方も、経験や自分の身につくもの。ここに投資することは自分を長い期間、楽しませることにつながる、本当の意味の投資かもしれません。

 迫さんの著書では、自己投資が最もコスパのいい投資とされています。

 今日の最後に、心理学者マーティン・セリグマン博士が定義した、人生の3つの異なった幸せについてお伝えします。

 1つ目は快楽の人生。楽しさや快楽をできるだけ多く手に入れるために最善を尽くす

 2つ目は充実の人生。自分の強みや長所を生かして、夢中になることができる活動が日常にある

 3つ目は意味のある人生。自分という枠だけでは完結しない、何か大きな目的のために行う活動が日常にある

 快楽の人生は、幸福感がすぐに薄れてきます。それに対し、
 充実の人生や、意味のある人生になると、本当の自分を生きているという実感が高まり、幸福感が持続するとしています。

 風の時代には、投資でお金が減っても、それは自分の中に宿る。自分を楽しませるためにお金を使いましょう。

今日も最後までおつきあいいただきありがとうございました。
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フクシンでした。
またお会いしましょう。

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