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お金も人も”持っていない”に注目するのではなく、”持っている”に注目すると、富と幸運が自ずとやってくる

 人の持っているものに注目しよう

 こんにちは、ダンス❌ビジネス❌SDG'sの起業を目指すフクシンCEOです。今日も見ていただき、ありがとうございます。
 成熟した大人の価値観を持っている人だけがわかる、潜在意識で人生を拓き、見た瞬間から人生が変わるお話を発信しています。
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 人は罰を与えることが好き

 皆さんも、例えば、「そんなことしちゃだめ」とダメ出しを普段からすることありませんか。誰しも、そうやって身近な大人、一番多いパターンは親から教えられてきて、それは引き継がれていくものかもしれません。

 でも、口うるさい自分にはなりたくないですよね。でも、例えば子どもには、成長してほしいからこそ口うるさくなってしまう。でもそんな口うるさい自分に自己嫌悪があるときもありますよね。

 ハビング
 お金を払うときに、お金がなくなるという喪失感よりも、払うお金を持っているということに着目する、またそのお金で誰かに価値をもたらしていることに自ら感謝することで、富と幸運が自分に戻ってくる。
 でも罰を与えるというのは、相手の欠けている部分に注目するということ、それと、自分の思い通りにならないことに対する意見の現れ。
 寛容性は、ココロにゆとりがあるから、穏やかだからこそ持てるもの
 でも、人は罰を与えるのが大好きです。それは、snsでは人からどうみられるかを常に気にして、ゆとりがないからではないでしょうか?

 不倫でもなんでも、ルール違反に対しては、特に日本では許されないとして、炎上などが起きます。

 自分たちはルールに則って我慢してるのに、ルールを破って得をしている奴がいる。そうなると、正義感、不公平感から、罰を与えないといけないとして、責められて当然としてブレーキがかからない状態になる。
 特にネットではあるのですが、直接関係のないことにまで、罰を与える人がたくさんいます。

 今日は、
どうも罰を与えたくなってしまう人
パワハラなどで嫌気がさしている人
に見ていただけると、
・人がなぜ罰することが好きなのか、
・罰を与えるよりも自分が得する富と幸運が流れてくるマインドセット
などがわかると思います。

帚木蓬生(ははきぎほうせい)さんの著書 ネガティブケイパビリティ
フロイト・アインシュタイン著書 人はなぜ戦争をするのか エロスとタナトス
山口真一さんの著書 正義を振りかざす「極端な人」の正体
アニーマーフィー・ポール 著書 脳の外で考える
の内容にも触れながら、今日お伝えしたいのは、
”ない”に注目するよりも、人の”ある”に注目して、その違いが学べることに感謝する。
このことを5つのポイントでお伝えします


公共財ゲーム

 皆さんは公共財ゲームを知ってますか?
 公共財ゲームは五人で行い、最初100ドルずつ配布し、10ドルずつ税金を集めます。
 集めた税金で、ゴミを集めたり、道路を作ったりします。
 すると、生活が便利になって社会が豊かになります。

 その豊かになった分は、かけたお金の2倍の金額になって等しく全員に配られます。
 でもここからがポイント
 税金は誰が納めたか、他の人には知らされません。また10ドル税金を払う必要もありません。5ドル、1ドル、払わなくてもOKです。
 あなたなら、どのくらい税金を払いますか

 税金を払わずに、サービスを受ける方が得です。

 このずるした人、フリーライダーは一人だけならまだ大丈夫ですが、例えば全員がフリーライダーになると社会は成り立たなくなります。 

 大抵は最初、参加者は税金を払い協力的ですが、徐々にその気持ちが薄れ、払わなくなります。繰り返すうちに税金は減っていきます。
 得する方を選ぶのは人の性です。

 でも現実世界では、僕もそうですが、皆さん税金を払ってます。

 ゲームでは、もう一つ
 税金を払わなかった人がわかると3ドルのペナルティを与えます。
 ただし、ペナルティを課すには誰かが1ドル払わなくてはいけないというオプションをつけます。

 他の設定はそのまま税金として5ドル支払うのがベースです。
 罰金は3ドルなので罰金を払い続けた方が得です。

 どんな結果になるでしょう。

 まず、罰金の設定を作ると、得する罰金ではなく、みんながまた税金を払うようになります。社会から罰を与えられるとなると、たとえ得することでもそれを選ばない。
 また、1ドル払ってでも罰を与える人がいるのかと思いきや、みんなが積極的に1ドル払って罰を与え、制度を正しく運用できるよう協力します。

 なぜか。
 それは、男性ホルモンのうちの一つで競争的、冒険的なテストステロンという物質があり、これが高い人は、罰を罰を与えていることでドーパミンが分泌され、気持ちよくなる傾向が強いからこういうことがおこるということです。
 人が持つ社会性は本当すごい仕組みで出来上がっています。

暴力が無神経になっている

 戦後の日本では、徹底した平和主義で進んできました。
 何はともあれ暴力は許されません。
 社会の秩序を保つもの

 西洋ではそれが権力であり、神です。
 日本では世間、共同体内部の暗黙の了解というもの。

 そんなことすると、世間が許しません
 親が子どもに言う

 そうした世間がマスコミであることもあります。

 かつて、利害が対立したとき、それを解決するのは腕力でした。でも力のないものが道具を使うようになり、ナイフが刀、弓矢になり、鉄砲になれば、相手が次第に抽象的になっていきます。 
 さらに爆弾となると、相手はもはや見えません
 今はSNSなどネットの世界。
 つまり抽象化すればするほど残虐なことが誰でも行えるようになります。 

 テクノロジーの進化で、力を持たない人にネットという力を持たせることとなり、残虐性を感じず罰を与えることができるようになりました。

 どこまでも追い詰めることに極端になる人間はいます。実際どのくらいの傷が相手にあるのか、わからないから、その罪の重さに気づきません。

 追い詰める人は、正義感で行っている場合が多く、自分が正しいと思い、それがドーパミンの分泌にもつながっているので、気持ちよくなる。顔が見えない関係ということからも、どこまでも追い詰めて正義を貫きます。

 SNSが炎上する場合、投稿する人は最初は実は少数です。また、こうした正義を貫く人は、何か生活の中で行き詰まり、社会に不満や不安を抱えている場合が多いと言われています。
 そのため、他者を攻撃して不安を解消している

 ニューヨーク大学スターン経営大学院の心理学者 ジョナサン・ハイトによると、人間は90%がチンパンジー10%がミツバチということです。
 競争好きで自己本位、自分の目標を追いかけることしか頭にないチンバンジー。でも、チンパンジーの世界でも餌を獲得したのに周りに分け与えないと、次から与えられないことになるという社会性を持っています。

 また、グループの利益を考えて行動できる超社交的な生き物がミツバチ
 ミツバチになると、人間の心のフォーカスが私モードから私たちモードへとうつる。

 人を罰するのが快感というのは、
・社会の利益を考えて行動する ということと
・競争好きという性質を踏まえて、出てくる人の本質です。

 だから、秩序を乱す人にペナルティを与えるのに自ら身を削ることさえする。だから私的逮捕の動画などがバズるんです。

 こうした動画を本能的に見てしまう人もいれば、また不謹慎と思う人がいたりと、受け取り方は人それぞれです。

 100%正しいことや100%間違えていることもありません。

善悪に100%はない

 意見を持っている人は発信します。
 その意見を批判したり、また炎上させたり、さらに炎上させる人を批判したりもします。
 中庸な人は、あまり発信しない、それは問題を感じないからです。
 大多数は中庸な人。でも発信しないから、発信する極端な意見が目立ち、それが全ての世論や意見というふうに見られがちです。

 ネット社会は極端な人を生み出します。それは、非対面だと相手が傷つくのが見えないから、オンラインなら配慮するところを、遠慮なく攻撃できてしまう
 オンラインなら、身振り手振りや表情など非言語の情報のフィードバックもありません。
 情報量が少なく、結果として主観の入った過度な解釈が行われやすいです。
 匿名性の高さが責任感を希薄にし、相手への配慮が薄くなり、自己中心的な考え方に偏る傾向になります。

 攻撃的で極端な意見ほど拡散される
 現実社会では、止める人がいるが、ネットでは止める人がいない。

 同じ意見の人ばかりで議論すると、各個人の意見よりも、とがった意見で合意されやすい。これを集団極性化といいます。

 リアルな社会では、言いたいことも言えなくて、って人がたくさんいる中で、結局人は、自分の見たいものだけを見て、言いたいことだけを言う方が幸せ。それがネットで実現できる。

 デジタルは全て0か1かで全て判断されます。でも本来の人と人の関係は、もっと複雑で、100%どっちと言うのはありません。
 ものの角度、見え方一つで立場や正義の概念なども180度変わります。

 人の思考は、0−1で判断されるものではなく、もっと複雑でグレーです。そのことをネット社会ではむしろアイデンティティとして持っておくことは、自分を豊かにしてくれると思います。

 量子は、人が観察している間は実体化していて粒の状態、でも観察していなければそこには情報があるだけで波の状態にあります。量子コンピュータがこれから実用化されていく中、人間の複雑な心理も伝えられるツールが出てくるかもしれません。

 あなたは、自分が100%正しいって思ってますか?

トライ&エラーの時代

 人は間違うものです。
 でも、不寛容で、人が間違えるチャンスを許さない社会。

 これから10年ほどは、AIとか今まででは想定もできない新しい技術が出てきて、トライ&エラーが大事になります。

 自動運転などは、例えば自動運転専用レーンを高速道路に設置するなど例えば新興国なら整備しやすく、コストもかけやすいですが、日本では作り替えていくことが求められます。

 大きな病気で手術された方が一定期間後に生存した率で見ると、犬を飼っている人が高いという海外の論文があります。ビッグデータの面白さは、全然関係のないように見える異文化のものが、理由はわからないけど、統計的に見ると結びついているとか、といったところにあります。

 技術をどう使う、でもそれをどう生かして、何をしたいのかということを決めて進めるのは正論ですが、仮説を踏まえてやり、結果を見て、むしろこちらを使えそうなのではと軌道修正してみる。こういうアプローチが風の時代では必要ではないでしょうか。

 技術は道具であり、使い方次第です。

 実験には失敗がつきもの。いや失敗ではなく、成功のための課題が認識できるステップです。

 それは仮説 試行 検証 仮説と繰り返すことであり、それを失敗と責めないこと、つまり寛容性が大事ではないでしょうか。

もっと楽観的でいい

 ネガティブケイパビリティって言葉、みなさん聞いたことありますか?
 答えの出ない事態に耐える力という意味です。
 人の脳には解ろうとするよう生物の方向性が備わっており、マニュアル化されていると脳が悩まない。マニュアル化されていないような事態がおこれば、人は思考停止してしまうということです。
 ネガティブケイパビリティは拙速な理解をするのではなく、なぞはなぞとして興味を抱いたまま、宙ぶらりんのどうしようもない状態を耐え抜く力。 
 先にはもっと深い理解ができると楽観的に捉えて、耐えていく持続力を生み出すということです。

 人の脳は、何十万年にもわたって生き延びているうちに、物事を楽観的に見るように進化しており、悲観的に考えるより、楽観的に考える方が有利にできています。
 アメリカの研究でも楽観的な人の方が悲観的な人よりより、多くの収入を得ているそうです。

 行為者観察者バイアスとは、他人の行動はその人の内面に原因がある。自分の行動は環境の責任と考える傾向のことです。
 人は、他人のミスに厳しく、自分のミスに甘い

 だから、
 情報の偏りを知る
 自分の正義感に敏感になる
 自分を客観的に見る
 情報から一度距離をとる
 他者を尊重する

 つまり
 自分を信じて、自分を疑う、ニュートラルがいい

 これが大事ではないでしょうか。

 ハビング
 お金を払うときに「お金が減る」という欠乏感ではなく、「払うお金がある」ことに着目する、また、誰かがそのことで幸せになることに感謝すると、富と幸運が還ってくる

”ない”に注目するよりも、人の”ある”に注目して、その違いが学べることに感謝する。

 感情的に罰する前に、自制心で、今の立ち位置をピンチアウトして俯瞰的に見てみることで、必ず自分のプラスになります。
 相手のエネルギーと交流してみて、自分自身を信じながら一方で疑う。
 そのことで、自分に富と幸運が還ってくる。
 ぜひ皆さんも、カッとなった時に一度試して見てください。

 今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
 成熟した大人の価値観を持っている人だけがわかる、潜在意識で人生を拓き、見た瞬間から人生が変わるお話を発信しています。見逃したくない方は、チャンネル登録といいねお願いします。 
 フクシンCEOでした。

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