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風の時代、お金よりも大切なもの。それは時間の過ごし方

これからの5年間はトライ&エラーが評価されるべきです。

こんにちはフクシンです。

 というわけで、今回は、風の時代に何が幸福になるかもう一度見つめなおしていきたいと思います。

 突然ですが、あなたは幸福ですか?

 それはなぜ、お金、周りの人との関係、地位、名誉、生きがい?何で幸せを測りますか?
 2020年12月22日から西洋占星術では「風の時代」の始まりとなり約20年に1度起きる木星と土星の大接近したことにより転換期を迎えたといわれています。
 それまでの200年間 1842年ヨーロッパでの産業革命から始まった地の時代では、モノがあることが豊かになり経済が主役の地の時代と言われていました。

 風の時代は、価値観が変わり、個性が尊重され、多様性が認められる時代です。 
 今、こうした背景からも、ミニマリストが出現したり、SNSで誰もが発信出来たり、SDGsが叫ばれたり、先日の動画でもあったように、こどもたちの将来なりたい職業も変わり、価値観も変化しつつあります。

 先日動画で、日本が生き残るにはこれしかありません。本当に日本は「残念な国」ですというタイトルで、ホリエモンこと堀江貴文さんと宮台真司 さんの【HORIEONE NewsPicks NFT メタバース】トーク動画をみました。
 ここでは、もっと日本人の個性を大事にすること。少子高齢化で経済的には難しい局面を迎える日本は、食事や人など、個性を生かすことが唯一の生き残る策として紹介されてました。

 役人は嫉妬するよね。
 無能なやつが役人になる。
 そんな風に公務員が紹介されてました。めっちゃ面白いです。

 日本人は価値観がない。ただ周りに合わせるだけ。残念な国。こんな風に宮台さんがお話されてました。
 そう、経済ではこれから勝負できない。先進国ではない。でも日本には外国から見るとめずらしいものがある、珍しい人もいる、それを観光資源とする。これが日本の生きる道だといわれてて、同感する部分、僕にもあります。

 そんな観点で見ると、今行政では、計画行政が進んでいて、アカウンタビリティの視点ではPDCAで事業が進められていますが。なんとなくそのすべてが経済至上主義に偏っているような気がしています。

 ブータン王国ではNGHという幸せ度数を出しています。
 今日は、これから、どんなことが幸せなのか、またそのための行政の役割やその視点では、今やるべきことはPDCAではなくて、こんなことってことをお伝えしていきたいと思います。
 今日お伝えするのは、

トライ&エラーにもっと寛容になりませんか

ということを3つのポイントでお伝えします。

EBPMは、トライ&エラーが大事

 多くの経営は、PDCA、計画 実行 評価 改善のサイクルで回っていて、行政でもこれで回っています。
 アカウンタビリティ、いわゆる説明責任。医療でもあたりまえに進められるアカウンタビリティの発症は1960年代、アメリカの公金の使い方について使用説明が行われたのが発祥だそうです。

 地方自治体の説明責任は、権力の監視。議会に対しても行うし、当然その向こうには市民に説明責任を負います。会社でいうところの株主総会でしょうか。
 監視としての説明の方法としては、もちろん予算・決算というお金をいくら使ったかは当たり前にあるが、最近は行政評価。指標を設けて、どの程度の効果があったかお金面とともに示すことがよく行われている。
 でも、この行政評価、なかなか調査票を作成するのに大きな事務手間がかかります。でも、この調査票も結構難しくって市民にはほとんど見られないのが常。

 最近では、EBPM、証拠に基づく政策立案。

 ビッグデータの活用とともに、PDCAは深化してます。

 EBPMは、事業を始めるには大事だと思うのですが、ロジックってそんなに思い通りにいくのでしょうか。

 今、時代はとてつもないスピードで流れています。計画もすぐ陳腐化するし、ニーズも変わるし、ライフスタイルも変わるし、アカウンタビリティーは大事だけど、計画はつくるのに時間がかかる。評価なんてしてる間に時代も変わる。
 計画って、これから先例えば5年10年を見据えて書くもの、でも先をどれだけ想定できるでしょうか?

 じゃあ、何するって話ですが、やっぱりキーとなるのは、トライ&エラーではないでしょうか。

 ビッグデータの面白さは、例えば橋のデータを医療にといった全然関係のないように見える異文化のものが、理由はわかりませんが統計的には結びついているとかいったところにあるととある本にはあります。

 これまでは、技術をどう使う、どう生かして、何をしたいのかということを決めて進めてきたのですが、ビッグデータの時代では、影響やロジックを全部想像して使用を先に決めることはできません。仮説を踏まえてトライ&エラーを繰り返し、結果を見て、むしろこちらを使えそうなのではと軌道修正してみる。こういうアプローチが、風の時代のEBPMではないかと思います。

 デジタルはすぐ陳腐化します。でも大事なのはそれをきっかけにライフスタイルを変化させていく。それを支えるのが新しい行政の役割。

 マルチバースの世界では、過去、現在、未来は同時進行してる、そんな視点から見ると、計画なんて方向が正かったことが評価されるよりも、方向が正しいことを前提に今どうするかが大事です。

 未来への種まき、それが結果的に思わしくなくても、その失敗は成功のためのステップだったと過去が評価される
 そう、評価って時代の変化が早いときは、5年前の施策の振り返りが必要、つまり、首長の任期くらいでの評価のスパンが必要では、と思います
 要は、1年ごとの評価ってあまり意味なくて、じゃ、1年ごとの評価は何でされるべきかというと、

チャレンジと機動力

 これこそが大切ではと思います。

価値観も変化

 小森圭太さんの著書 お金と幸運の引き寄せ方に書かれていたことです。

 全米心理学会の元会長 心理学者マーティン・セリグマン博士は、人生には3つの異なった幸せがあり、
 1つ目は快楽の人生。楽しさや快楽をできるだけ多く手に入れるために最善を尽くす
 2つ目は充実の人生。自分の強みや長所を生かして、夢中になることができる活動が日常にある
 3つ目は意味のある人生。自分という枠だけでは完結しない、何か大きな目的のために行う活動が日常にある

 快楽の人生は、幸福感がすぐに薄れてきます。それに対し、充実の人生や、意味のある人生になると、本当の自分を生きているという実感が高まり、幸福感が持続するとしています。

 風の時代の公共の役割は、こうした充実の人生、意味のある人生をいかに過ごせるよう社会を整えるか、そのためには、生活上は心配がなく、本当の幸せを探せるよう整えること。

 他者と比較することなく、自分らしくいられ、楽しさや喜びを感じること、すなわち幸せな状態でいられることをひたすらやれる。
 ほんとのSDGsってこれかなって思います。

 幸せ=感情的に満足するということは、身体が満足を感じている状態です。でも、こうした感情的に満足した体の状態を表すのは抽象的で指標なんてナンセンスと思います。

 それでも、数値化している事例はあって、国連機関である持続可能開発ソリューションネットワーク(SDSN)が毎年発表している幸福度世界ランキングでは、

・1人当たり国内総生産(GDP)
・社会的支援の充実(社会保障制度など)
・健康寿命
・人生の選択における自由度
・他者への寛容さ(寄付活動など)
・国への信頼度

で順位を付けています。
 日本は世界146か国中の54位。

 また、ブータン王国では、国民総生産(GNP)に対置される概念として、国民総幸福量(GNH: Gross National Happiness)という独自の概念を提唱しています。

幸福を測る9つの要素とは
・精神的な幸せ 幸福
・健康
・時間の使い方 ワークライフバランス
・教育 学校教育
・文化的多様性 文化的知識
・良い統治 政府の能力
・コミュニティ の活力、繋がり
・自然の多様性 生態系の課題
・生活水準

 経済成長の観点を過度に重視する考え方を見直し、
  経済成長と開発
  文化遺産の保護と伝統文化の継承・振興
  豊かな自然環境の保全と持続可能な利用
  良き統治
 の4つを柱として、ブータン王国は国民の幸福に資する開発の重要性を唱えています。

 なんか、SDGsそのモノ。

風の時代は、時間の過ごし方へ

 僕は、買い物をするときに、めっちゃ比較検討します。買うまでが楽しくて、でもいざお金を払うときには、これでよかったのかな?って思いながら買っていました。
 でも、これっていろんな本を読んでると、貧乏になるお金の使い方だそうです。

 リッチになるお金へのマインドって、お金を使う喜びを感じること。
 お金を払うとき、このお金でどれだけの人たちの生活を豊かにし、潤すのかを想像して払う方が、結果的にリッチになるそうです。

 無意識をポジティブにして、与えられたお金や人脈、チャンスをどう使うかが大事。

 お金を儲けるたり残したりすることよりも、本当に大切なのは時間であり、機会損失が人生最大の心配事

 楽な人生ではなく、楽しい人生。幸せになるとお金が集まる

 風の時代は、経済至上主義から転換して、お金があれば幸せという評価から、幸せならお金が勝手に入ってくるための環境づくりへ転換しませんか?

 風の時代の行政の評価軸ってやっぱり、ブータンに観る公共政策の在り方GNHに観る、幸福感は結構いいんじゃないでしょうか。

まとめ
 5年先、いや3年先も見えない今、不安よりもいろんな可能性が広がっています。
 お金で測れない、幸せがあります。快楽の人生から、充実の人生、意味ある人生へと転換して、限られた時間を充実した意味あるものにすることが大切です。
 だから5年先を計画で縛る評価で縛るよりも、いろんな可能性を試す5年間にした方がいい時代ではないでしょうか。
 今日は行政の施策を例に出してお話しましたが、これから社会に出る人たちも、もうすでに社会に出ている人たちも、学生さんも、そうじゃない人も、みんなに言えることだと思います。
 最後にみんなにこの言葉を残します。

 人生の大逆転。全然あるよ。 

これからまた、こうした脳科学とか量子力学、フロー体験、心理学、これらで引き寄せられる僕の思う妄想をお伝えしていきたいと思います。
 今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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