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生産性という名の罠 そこまで頑張らなくて良いし、頑張れなくていい

生産性という名の罠

 こんにちは、ダンス❌ビジネス❌SDG'sの起業を目指すヒューマンネイチャリストフクシンCEOです。今日も見ていただき、ありがとうございます。
 成熟した大人の価値観を持っている人だけがわかる、潜在意識で人生を拓き、見た瞬間から人生が変わるお話を発信しています。
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 生産性

 今は便利なライフハックツールがたくさん出ています。食洗機、ロボット掃除機、スマホだってそうです。時間を有効に使えるよう、さまざまなアイテムが生まれています。
 では、それを利用してできた時間はどう使っていますか?
 僕は、また別の予定を入れてしまう。
 そして、余裕のできるはずが、逆にもっと忙しくなってしまう。世界は人にもっともっと情報を詰め込もうとする。
 人はそれに耐えきれない。
 それは人が一番力を発揮できる自然に従っていることなんでしょうか。

 ハビング
 お金を払うときに、喪失感ではなく、払うお金が”ある”ことに注目するだけ、そしてお金を払うことにより誰かが幸せになると感謝することだけで富と幸運が流れてくる。
 お金を失うという恐怖、喪失感は、もっともっと欲しいという感情から生まれます。だから時間をもっと有効に使わないといけない。タイムパフォーマンスという言葉も生まれています。

 便利になった世の中なのに、なぜか日々追われているような気持ちになる。周りからの期待に答えなくては、とか、もっとお金も時間も足りない。
 あなたは頑張りすぎてませんか?
 僕もそうでした、知らず知らずのうちのスケジュールを詰めてしまう。それで詰めると何か充実した気持ちになる。
 でも、今日のお話を聞いていただくと、自然のありのままの本来の自分に気づき、取り戻すことができます。

オリバー・バークマンの著書 限りある時間の使い方

の内容にも触れながら、今日お伝えしたいのは

今という時間があることに注目し、直感に従え

このことを5つのポイントでお伝えします。



スマホで人は大きな力を持ったと勘違い

 日本では、2009年に初代iphoneが発売され、その後アンドロイドも発売され、スマホが日本でも席巻するようになりました。
 今や日本のスマホの保有率は80%、20代から40代は100%を超えているということです。

 スマホは、いろんなことができます。

 SNSでは世界中の人とコミュニケーションができる。
 これまでは、自分を発信するなら広告を出さなくてはいけない。でもそれが今では誰もが発信もでき、世界中の情報を選んで受信もできます。
 買い物もスマホ一つでできる。何かわからないことがあれば、前ならGoogle、今はAIでChatGPTは色々アドバイスしてくれたり、文章を作ったり、アプリや画像や音楽、なんでもプロンプトひとつで作成してくれる。 

 世界が広がった。
 マネタイズのチャンスも広がった。世界を舞台に、自分の好きなことでビジネスを展開できる。
 僕たちはそこにあるものよりも、頭の中で予測したものを見ています。人の時間と注意力には限りがあり、テック企業はあの手この手で無理やり僕たちの関心を惹こうとします。
 スワイプで更新するデザインは、やってみるまで新しいコンテンツが現れるかどうかわからないという不確実性を利用して人をハマらせています。

 もっとスマホに関わる時間を作れれば・・・・
 今、いろんな時短商品が出ています。これらを使って、時間を有効活用しよう。今の縛られたような生活から解放され、自由になれる。そう思えた。
 でも実際にはそれは錯覚で、ますますストレスを感じています。

 何か、世の中イライラしているように感じませんか?

 SNSでは炎上が起こります。それは、相手を落とし込めようと思うからではなく、自分の意見と違うから。そこには、相手をコントロールしたいという欲求もあります。でも他人はコントロールできません。コントロールできないことを知り、ますますイライラする。
 時間も同じ。自分でコントロールできているうちは穏やかですが、急にスケジュールが変更になったなんてことは日常茶飯事です。
 渋滞でイライラしたり、クラクションを鳴らしたり、あおり運転も全ては時間をコントロールしようとして、コントロールできないという心の叫び。
 時間はコントロールできません。その環境の中に人が身を置いているだけ。でもそれをコントロールしようと思うから、時間のなさに一層ストレスを感じる。
 あなたもそんなことありませんか? 

タイムパフォーマンスは麻薬

 ふと気づけば、スマホを手に取り、何かを調べようと思ったはずなのに、気づけば次々と別のアプリや情報に目が奪われて、最初の目的を忘れてしまった経験、皆さんもあるのではないでしょうか。時間のコントロールには、こんなところにも罠が仕掛けられています。
 時間が経つと、何のためにスマホを開いたのかさえ思い出せないことも。

 これって、私たちの人生にも似たようなことあると思いませんか?

 何か大切なことをしようと決めたのに、日々の忙しさに追われるうちに、本当に大事だったことが見えなくなってしまう。
 そんなことで、あなたの人生は本当に良いのでしょうか?

 人間の脳はアナログでコンピュータと比べるとスピードは遅いですが、何か全然違う情報をくっつけて新しい発想を生み出す。
 なんと、最大100兆回の計算を一瞬で行うというメカニズムで、予期せぬつながり、ひらめきを生みます。

 着想

 アメリカのギャロップ社がやっている、ストレングスファインダーは100以上の質問をもとに、人の性格の強み分析を行いますが、僕の強みベスト5の中にも着想というのがあります。

 思いつくと、カタチにしたくて動かずにはいられない。
 また、この着想は価値となり、ビジネスになり、お金になるとともに自分の価値も上げてくれるような気になる。
 そのことがさらに、好奇心を掻き立てます。

 でもカタチにするには、一定の時間が必要です。
 だから時間を有効に活用するため、スケジュールをさらに埋めてしまう。

 こうして、せっかく作った時間はいいペースで埋められる。でも、自分では時間を管理できているといういい気分になれます。

時計はこうして誕生した

 僕たちは、生活の軸として時間に基づいて行動しています。朝昼晩にお腹が減ってご飯を食べたくなったり、夜になったら眠たくなる。また、仕事では生産性を上げるため、明日の午前中までに⭕️⭕️をしようとか、時間に沿って行動を重ね、計画を練ったりしますよね。僕たちはそんな生活を毎日繰り返しています。
 時間は、自分の生活そのものではなく、使うもの。切り離されたリソース=資源として捉えています。

 時計のなかった大昔は、時間というものが存在しませんでした。日が昇れば目が覚め、日が沈めば寝る。1日の長さも季節によって変わる。時間は生活と共にあって、作物ができると収穫する。自然や、宇宙が生活のリズムを生み出していました。

 季節を頼りに作業を一人で進める間はそれでよかったんですが、安定して生活するために集団で仕事するとなると、みんなが合意できるよう時間の測り方が必要になる。人類はその時に時計を発明しました。

 また、中世の僧侶は朝の祈りをする時、祈りに間に合うように起きる方法を必要としていましたが、日によっては空が曇ったり、居眠りをしてしまう。だから、時計を作って時間を測り、結果、時間は標準化され、可視化されました。
 すると人々は、時間を自然や宇宙とは別のものとして新たな生活のリズムとして捉えるようになり、その時から、時計の針が刻むものが時間になりました。
 イギリスで起こった産業革命では、都市部に人々が集い、工場で働く労働者になり、数百人が一斉に決められた時間に働くことになりました。すると次第に、作業をもっと効率的に行うために、時給といった時間に値段がつけられるようになっていきました。
 時間は生活そのものだったところから、生活から切り離され、使うことができるものになっていったということです。
 さらに、今ではマルチタスク。
 パソコンに代表されるように、同時に複数のタスクが進められることが普通になってきています。
 皆さんはマルチタスク、していませんか?

フロー状態に入りたい 

 フロー
 人がある活動に完全に没頭し、時間や自分の存在さえ忘れてしまうような状態のことをいいます。あなたも小さい頃、親にいくら呼びかけられてもやめられなかったことありませんでしたか?体の動きというか動作というか、自分でも止められないこと
 この状態に入ると、集中力が高まり、活動が自然に進行し、外部からの干渉や雑念がほとんど感じられなくなります。フロー状態に入ると、行動がスムーズで、満足感や達成感が得られ、最終的には創造性や生産性も高まります。

 フローに入るためには、いくつかの条件があって、取り組んでいる課題が適度に挑戦的であり、スキルに見合っている必要があります。また、明確な目標とフィードバックがあることも重要で、これで、自分の進捗や成果を実感しやすくなり、没頭しやすくなります。

 あなたには、生涯一本でも貫き通したい何かがありますか?

 自分には何が向いているんだろう?
 そんなことを求めているお話を聞きます。
 自己理解という名で、自分はどうしたらフロー状態に入れるのだろうか、多くの人が探しています。
 それを探すため、ネットはすごく便利。だからこそ、タイムパフォーマンスを高めて、探すための旅をしています。
 でも旅にはさまざまな罠が仕掛けられていて、さまざまな誘惑をスマホは仕掛けてきます。

あるがままに捉える

 あなたは、ご飯を食べるとき、本当に味に集中して食べていますか? それともスマホを見ながら、テレビを見ながら、上の空で食事をしていませんか?
 忙しい日常の中で、何かに追われているような感覚に囚われてませんか?

 僕たちは、日々の生活の中で多くの情報やタスクに追われ、時間に追われているように感じることが少なくありません。スマホやSNS、そして仕事や家事など、次々とやるべきことが押し寄せ、気づけば心が忙しさに支配されてしまうことがあります。
 そんな状況で、本当に大切なことを見失ってしまうことが多いのではないでしょうか。

 「あるがままに捉える」ということは、今この瞬間に集中し、自分自身の感覚や感情に正直でいることです。例えば、ご飯を食べるときに、スマホを見ながらではなく、食材の香りや味わいに集中してみる。朝のコーヒーを飲むときには、スマホを置いて香りと味わいに集中してみましょう。
 短い時間でも、目の前のことに意識を向けることで、心の余裕が生まれます。こうした小さな積み重ねが、心の中に豊かさをもたらしてくれるのです。 
 その瞬間、ただ食べることに喜びを見出し、感謝の気持ちを持つことができれば、それだけで生活に豊かさが生まれます。
 味覚だけじゃなく、たとえば自然の香りを楽しむ、空気に触れる、また、人にも触れる。人が織りなしてきた五感で感じる感覚、それにより動く感情が、忙しさと情報の波に飲まれがち。ながらが増えているのではないでしょうか。

 現代社会では、効率や生産性が重視され、私たちは無意識のうちに「もっと早く」「もっと多く」という思考に囚われがちです。しかし、そんなときこそ、意識的に立ち止まり、目の前にあるものや、今感じていることをただそのまま受け入れることが大切です。そうすることで、自分の内側にある静かな喜びや安らぎを見つけることができます。

「あるがままに捉える」とは、コントロールしようとするのではなく、物事をそのまま受け入れ、自然な流れに身を任せることです。水の中で泳ぐ魚のように。
 過去や未来に思いを馳せすぎず、今ここにある瞬間に意識を集中させることで、心の中に余裕が生まれ、本当に大切なことに気づけるようになります。

 この「あるがままに捉える」姿勢は、私たちの人生において、内面的な豊かさを取り戻すための鍵となるでしょう。
 時間に縛られず、今この瞬間をどう感じ、どう生きるかが、あなたの未来を形作るのです。

 それがハビングでいう、お金があることに着目するだけで、富と幸運が還ってくるということ。
 時間はないわけでない、だって今という時間は確かにある。そのことを意識して自分に正直に選択する。

 未来も時間もコントロールできません。未来というのは、いつでも伸ばした手の少し先にあります。
 未来が確信に変わるのは過去になってから。
 今しかない
 人生のあらゆる瞬間はある意味で最後の瞬間です。
 その瞬間を、未来への不安に使っていては勿体無い。そう思いませんか。

 今日の話が心に響いた方は、ぜひ一度、日常の中で『今、この瞬間』に意識を向けることを試してみてください。
 そして、より深く潜在意識にアプローチしたいと感じた方は、僕が運営するLINE公式アカウント ヒューマンネイチャーカフェで、新しい体験をしてみませんか?

 最近では、カフェメンバーの方からお話する潜在意識LIVEの他、前回のお話でご紹介した寄り添うAIの実験もしています。
 寄り添うGTPは、皆さんの潜在意識に繋がる問いを繰り返し、画像にしてくれたりします。まだまだ実験段階ですが、どの程度寄り添えるGTPに成長できるのか、仮説検証を繰り返しながら一緒に育てていく。そんなことができたらと思っています。
 今回、このAIを体験いただけるモニターを募集しようと思います。
 ちなみに体験には、ChatGPTの有料会員になることが必要となりますが、そんなAIを一緒に育てていきませんか。

 まずはLINE公式アカウントでお友達になってください。
 説明欄にリンクも貼っています。

 今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
 成熟した大人の価値観を持っている人だけがわかる、潜在意識で人生を拓き、見た瞬間から人生が変わるお話を発信しています。今日のようなお話、また近日中に動画にしますので、見逃したくない方は、チャンネル登録といいねをお願いします。 
 フクシンCEOでした。 


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