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自分を知るとは、潜在意識がどう動きたくなるかを知ること【ダンスに見る自分との向き合い方08】
あなたは好きな仕事をしていますか?
「好きな仕事」って一体何でしょうか?
それはお金が良いこと?それとも働く環境?
でも、それ以上に重要なのは、「自分が本能的に動きたくなる仕事」ではないでしょうか?
ダンサーとしての僕は、身体が動きたくなる方向、心が自然と向かう方向に耳を傾けてきました。
これは潜在意識の声であり、あなた自身の使命のヒントを教えてくれるものなんです。
自分に従い、自分に従わない
僕はダンサーとして、振り付けを覚える時、自分の体が「どう動きたいのか」を無意識に探っています。
振り付けを自分の中に取り込むには、自分の自然なパターンに従いながら動くことが大切です。
でも、そこに自分のパターンにない動きが含まれると、そこだけを意識的に直す必要がある。
この過程で学んだのは、「自分の動きの癖を知り、それを活かしつつ新しい挑戦をする」こと。これこそが、僕にとっての成長であり、使命に近づく道でした。
仕事選びにおいても、このダンサーのトレーニングが役立ちます。
自分が「自然に動きたい」と思う方向が潜在意識の声です。
でも、その声だけに従うのではなく、時には「自分にない動き」を取り入れる勇気も必要。
それは初めは意識的な努力が必要ですが、やがて無意識に自分の一部となります。この過程が、あなたの好きな仕事を「使命」へと昇華させていくのです。
動きたい方向
ダンサーとしての道と、公務員という一見対照的な道。この2つがどうして同じ「使命」に結びつくのか?
その答えは、どちらの道にも「自分が本能で動きたくなる部分」があったからです。
ダンサーとしての僕は、振り付けを通して自分を表現したいという欲求に従い、公務員としての僕は、地域や人々に価値を提供したいという本能に従いました。
自分の本能や潜在意識が動きたいと思う方向、それが「やりたいこと」の本質です。
だからこそ、仕事を選ぶときに重要なのは、「自分の動きたい癖」を知ることです。
いいダンサーがそうであるように、自分の内側の流れを理解し、活かし、時にはその流れを超える動きを取り入れることで、自分の成長と使命の発見が可能になります。
潜在意識が教えてくれるのは、「自分が自然に動きたくなる方向」です。それは、一見矛盾しているように見える選択肢の中にも共通するものです。
ダンサーとしての「自己表現」。
公務員としての「人々に価値を提供する」。
この2つは、僕の潜在意識が導いてくれた「使命」への道筋。
あなたにも、潜在意識が教えてくれる「動きたい方向」があります。それを見つけるために、ぜひ自分の癖や本能に耳を傾けてください。
そして、自分にない動きを取り入れることで、新しい自分を発見してください。それは仕事だけでなく、人生全体を充実させる鍵になると思います。