UXデザイン基礎に入門してみた@iZUMi
こんにちは。iZUMiです。
今回は「UXデザイン講座 UXデザイン基礎入門」の講座受講レビューを書いていきたいと思います。
業務アプリに携わることが多く、UI/UXがあまり重視されない業務が多いためUI/UXに関する基本知識がないので、この講座を受講するにあたって、「UXの基本を習得する」、「業務に活用できるレベルにUXの法則を知る」、「UI/UXの品質高いデザイン設計ができるようになる」の3点を目標としました。
SkillsBuildの"ここが良い!"
テーマごとにセクションが分かれているため分割しながら受講が可能です。
参照したいページで停止したりスクショしたり早戻したりすることができ、簡単に見返すことができます。
口頭説明・説明文・テロップ・具体例画像・引用元情報など、その場において概要を理解することもでき、より詳しく知りたい場合にも調査しやすい構成になっています。
学んでいる項目について、動画の時間数
コース提示の時間は約3.5時間、実際の所要時間は約3時間でした。
今回の動画は演習問題など、停止して作業する内容はないため、提示時間と大差は発生しませんでした。概要説明や有識分野などは一部1.25倍速で再生しました。
"できた!"の感動
○言葉の定義と関係性の確認
よく使われる言葉の意味を再確認することができます。
例えば「ユーザビリティ」というなんとなく使用されている言葉に含まれる範囲と定義について解説があり、一般的「使いやすさ」という言葉との違いが説明されている。曖昧に把握していた言葉を正確に知ることで、さらに「ユーザビリティ」を「工夫する」ということは、単なる機能強化や性能向上ではなく、「ヒューマンマシンシステム」や「人間中心設計」に繋がるという構成が理解できます。
↑セクション1:まずはユーザビリティから
「UX」というよく使われているにも関わらず具体的にはイメージしづらい言葉を多角的に説明されています。ISOで定義された内容の説明だけでなく、UXハニカムやWEBにおけるUX概念図など、複数の図や言葉で具体例を交えて説明があり、さらに「ユーザビリティ」との違いなど、一般的な知識として曖昧になっている内容について詳細説明があり、理解が深まりやすいです。
↑セクション2:UX(ユーザー・エクスペリエンス)とは
○UI/UX基本ルールの確認
企画検討段階、仕様検討段階におけるUXデザインの手法について、メジャーな手法・使用上の注意点・基本ルールを知ることができます。具体例とともにルールを知ることで、日常的に何気なく触れている「直感的にわかりやすい」が、マッピング・アフォーダンス・フィードバック・メタファなど、基本的なルールに則っていることを実感することができ、自身の製作においてもルールを順守した上でのデザインを意識することができるようになります。
↑セクション6:UIデザインの基本ルール
"え、むずいって!"の壁
○ルール理解から実践への難しさ
開発上流から下流まで、各段階におけるUXデザインの手法について理解することができるが、ゼロからデザイン作成する場合において、どの手法からアプローチすべきかという感覚をすぐに身につけることは難しいです。様々な製品を分析し、UXデザイン向上のために思案することで、徐々に慣れていく必要があるように感じます。
UIの基本ルールにおいても、慣れるまでは各ルールを一覧化してチェックするなど、漏れなくルールを守るためには工夫が必要です。
↑セクション3:UXデザインとは
○UI/UXデザインの見識
普段よく目にしているルールについて、講座内で紹介のあったガイドライン等から学習しておくことが必要です。ルールは知れば知るほどデザインへの理解が深まると同時に、知らないことで品質の低いUI/UXになりかねない。多くのガイドラインに目を通し世の中のUI/UXについて見識を広げることが必須です。
↑セクション6:UIデザインの基本ルール
この動画で学び、出来るようになったこと
よく使わる言葉「ユーザビリティ」「UX」「UI」などの言葉の定義確認から、各開発工程におけるデザイン上で気を付けなければいけないルールについて理解を深めることができます。普段目にしているUXがどのようなルールのもと工夫されたデザインであるか知ることができます。
また一般的なガイドラインやUXデザイン能力向上のための学習法などについても紹介があり、今後の学習モチベーションアップにも繋がります。
満足度とその理由
満足度90%
知っているつもりで分かっていないUI/UXの概要を理解するためには非常に良いです。
UI/UXに関わったことのない初心者であっても、概要を理解しながら具体例とともに法則を確認していくことでUI/UXというものを身近に感じることができます。
本講座はあくまで基礎入門をメインテーマとしているため、受講後はさらに理解を深めるために各ルールを学び、実践的な練習をする必要があります。
次は「仕様検討段階の手法マスター」をめざします!
UI/UXの品質高いデザイン設計ができるようになることを目標に、仕様検討段階の手法をさらに深く学習していきたいです。既存製品のアフォーダンスやフィードバックがどのような形で体現されているかを自己分析し、各ガイドラインを読んで理解を深めていきます。
また、これまで馴染みのなかった企画検討段階の手法についても、ジャーニーマップやペルソナの導入を実際の製品で検討し、今後の業務で活用できるようにしたいです。
SkillsBuildのことが気になった人はこちらの記事をどうぞ。
▶https://note.com/osakajobfair/n/naacced393e03
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