デジタル音痴でもITパスポートを取得したい!!@neko
はじめまして。nekoです。
現在大学生で、理系学部に所属しています。レポート作成や会議でWordやPowerPointは普段から使用していますが、パソコン周辺機器の名前や仕組みは全く知りません。
デジタル音痴を解消するためにまずはITパスポートの資格を取得しようと思い、最近勉強をし始めました。
ところで、皆さんは“ITパスポート”と聞くと、どのような印象をお持ちでしょうか?
“ITパスポート”と聞くと、コンピュータを専門分野とする方が取得される資格というイメージを持っている方が多いと思います。実際、私も自分にとって必要のない資格という認識でした。しかし、このコロナ禍では、WordやPowerPointだけでなくzoomやslackなどのデジタルアプリケーションを使う時間が大幅に増えました。皆さんも、在宅勤務やオンライン授業でパソコンを触る時間が増えたのではないでしょうか。
また、小学校ではプログラミング授業が始まり、IT人材の育成が促進されています。
これらの点を踏まえると、私たちとパソコンは切り離せない関係になることは容易に想像することができます。このようにパソコンは私たちにとって身近な存在にはなりましたが、
身近な存在のことをあまりよく分からず使用するのは少し怖いような気がします。
適当に使っていると、知らない間に危険なネットワークに接続していてデータ流出が発生したり、盗聴されたりとリスクは必ずついてきます。
ですから、今後“ITパスポート”という資格は職種問わず、必須の資格になっていくことと思われます。
IBM SkillsBuildの「IT基礎」講座は初心者向けで、講師の方が私たちの”パソコン用語=難しい!” という気持ちに寄り添いながら授業を進めていただけそうなので、まずはこの講座で学んでいきたいと思います。
勉強方法
私はまとまった時間が確保できたので、週1日の7時間はノートを書きながら講義を視聴しました。集中力が途切れえた時にSkillsBuildの他の動画を視聴することもおすすめです。
1本の動画は短いもので5分、長くても10分なので、通勤・通学時間、スキマ時間に手軽に勉強できます。
資格を取得された方から、講義を視聴したうえで本を購入して勉強すると、より知識が身につきますよとアドバイスをいただいたので、講師(藤原健太先生)が出版されているITパスポートの本を購入して、過去問を解き、書いたノートと参照しながら資格の勉強を進めていこうと思います。また、このITパスポートのパックには、資格試験を効率的に合格するための勉強法レクチャー動画も配信されているので、ぜひその講義を聞いてから、勉強を始められると最短でITパスポートを合格することができると思います。
以下には章ごとの概要と簡単な感想を記載しましたので、参考にしていただけると幸いです。
第1章 コンピュータ構成要素
コンピュータを構成する機械(人でいう臓器)を1つずつ学ぶことができます。
初めは知らない単語ばかりで講義を聞くことだけで精いっぱいでしたが、おおまかな機械の役割を最後にまとめてくれているので、初めは単語を覚える程度で大丈夫だと思います。
コンピュータ用語を聞くと今までは壁を感じていましたが、これからは話についていくことができる気がします。
第2章 システム構成要素
コンピュータを評価する指標や評価方法を学ぶことができます。
第1章と同じく単語を一つずつ説明していく流れとなっています。
目的に合ったパソコンを購入する際に役立つ知識になると思うので、日常生活から役に立つ知識になること間違いなしです。
第3章 ITの基礎理論1
コンピュータが普段どのようにデータ処理しているか、理論的に学ぶことができます。コンピュータは2進数で作動していますが、その説明の前に私たちが馴染みのある10進数から説明していただけるので数学が苦手な人でも取り組みやすくなっています。
数学的な話がしばらく続くので数学が苦手な方は少しずつ見ることがおすすめです。
講師の方は初心者の立場に立って説明していただけるので、少し内容で詰まったとしても学習を続けようという気持ちになれます。
第4章 ITの基礎理論2
第4章でも第3章と同様、中学レベルの数学を扱います。
具体的には集合、場合の数、確率、統計について学ぶことができます。
抽象的な分野ではありますが、講師の方が図解して、例題の説明をしてくださっているので、数学が苦手な方でも容易に理解することができます。
中学生の時に学んだ数学が、コンピュータの中でどのような働きをしているのかがこの章で知れたのでコンピュータ用語がより身近に感じることができます。。
第5章 ITの基礎理論3
図形やフローチャートを活用することでパソコンが行っている処理を可視化して学ぶことができます。
こちらもパソコンの仕組みを理論的に学ぶので、抽象的でわかりにくいと感じられる方もいらっしゃるかもしれません。(私も動画を2回ほど見直しました。)
しかし実際に手を動かし理解しながら講義を聞くと“シンプルかつ効率的なパソコンの脳”を感じることができるので、楽しいと思います。
第6章 ソフトウェア
私たちがよく使うアプリケーションの種類とそれらがOSの下支えにより動いていることがわかります。先ほどの章までは理論的な説明で、難しく感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、この章では内容がずいぶん身近になります。
資料作成にはWordが、会議でのプレゼンではPowerPointを使用することが多いと思います。身近で誰でも使えるソフトウェアですが、これらを有効活用できるように技術だけでなく、著作権や特許に関する知識を身につけ、正しく使用することが大切であると思いました。
第7章 ハードウェア
研究所や企業で使われるようなコンピュータや個人で使用するパーソナルコンピュータなど、様々な種類のコンピュータとその用途について学ぶことができます。
また、パソコンを動かすための入力装置や表示するための出力装置の種類を知ることができます。パソコンに関する知識量が大幅に増えるので楽しんで学ぶことができます。
第8章 ヒューマンインターフェース
私たちが使用するパソコンやWebが見やすく、情報を得やすいようにどのような工夫がなされているのかを知ることができます。
この章を学ぶことで、将来Webページを作成する際に役立つ知識がたくさん含まれている章です。
第9章 マルチメディア
この章ではアナログ情報をデジタル化するために使う機器、また保存形式について学ぶことができます。最近話題になっているバーチャルリアリティに必要な技術についても学ぶことができます。
講師の方の説明は分かりやすいのですが、機器の写真を提示していただけるとより分かりやすくなると思いました。
色んな単語が出てくるので、頭がいっぱいになりますが、使ったことのあるものから理解していく形で十分だと思います。
第10章 データベース
Excelの表の列には様々な項目がありますが、それらの中から必要なデータのみを取り出し、
自分が作成したい表をカスタマイズする方法をこの章では学ぶことができます。
主にSQLを使って表を作成する方法を学ぶことができます。大量のデータを扱う方や作業効率を上げたい方には必須の知識だと思います。
この講義を機に、SQLについて学びたいと思いました。
第11章 ネットワーク
この章では、私たちが使用するコンピュータはどのようにつながっているのか、また検索するときにインターネット上でどのような作業が行われているのか知ることができます。
検索すると結果がすぐに出てくる便利な世の中ですが、その裏で様々な機器が働いてくれていることが分かります。
ネットワークは見えない世界なので、講義の内容に実感が湧かない方も多いと思いますが、聞いたことのある単語が多々出てくるので、身近に感じられる章だと思います。
第12章 セキュリティ
この章では、パソコンに感染するウイルスの種類や攻撃内容を詳しく学べます。
このようなリスクを知ったうえで、正しくリスク管理を行い、安全にコンピュータを使用することの重要性を学びました。
パソコンがウイルスに感染してしまった時の対処方法についても教えてもらえるので、
実生活でも役に立ちます。
13章 IT用語解説
AI、IoT、クラウド、ブロックチェーンなど、最近よく聞くようになったIT用語を解説している章です。
よく聞く単語ですが、意味を聞かれるとちゃんと答えられない方が多いと思うので、ぜひこの章で学んでください。
14章 ITパスポート勉強方法
この章を先に見ておくべきだったと少し後悔しました。
この章では、ITパスポートに効率的に合格するための具体的な方法を講師の方が説明してくださっています。この講義動画を見てITパスポート合格までの全体像を把握した上で、勉強すると非常に効率的だと思います。
最後に
講義を受けてみて、コンピュータは特定の人だけが学べるような難しい分野ではなく、誰でも気軽に学べる分野であることが分かりました。学習前よりも、物理的のみならず、知識的にもコンピュータが非常に身近な存在になりました。システムの概要を知ることができたので、次は資格を習得するだけでなく、実際に手を動かして様々なアプリやプログラミング言語を使いこなしたいと思いました。
SkillsBuildのことが気になった人はこちらの記事をどうぞ。
▶https://note.com/osakajobfair/n/naacced393e03
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