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スンシン堂のアイウエオ(1)「あ」から「お」

寸心堂書店の寸心です。

自己紹介がてらに、適当なトピックでアベセデールをやります。
一つ一つのトピックについて、三文しか書きません。

今回は「あ」から「お」までです。

※  ※  ※

荒川洋治

現代詩作家でエッセイスト。ある時好きになって、その頃手に入る限りのものを手に入れて読んだ。「文学は実学である」。

アラン・プロスト

一九八〇年代に活躍していたF1ドライバー。マクラーレン・ホンダにアイルトン・セナとアラン・プロストがいた時代の前後、けっこう熱心にF1の中継を観ていた。どうして観なくなってしまったのかなぁ?

アリオン

安彦良和の漫画のタイトル。ギリシア神話を下敷きにした冒険活劇漫画。安彦さんの絵の上手さは異常。

生田耕作

フランス文学の翻訳紹介者。澁澤龍彦翻訳全集みたいに、生田耕作の翻訳全集もあればいいのに。生田さん旧蔵の本を少し触ったことがあるのだけれど、市に出たそれらをぜんぜん買えなかったのが辛い思い出。

イース

ファルコムのアクションRPGシリーズタイトル。最近のはまったくやっていないけど、最初のや2や3くらいまでは、ものすごく熱中してやっていただろうと思う。子供の頃は、ファルコムというブランドのファンだった。

伊東岳彦

『宇宙英雄物語』や『リューナイト』の漫画家。アニメや挿絵の仕事もいっぱいやっていると思うんだけど、誰か全貌をまとめて本にして出して欲しい。伊東岳彦が挿絵を描いている文庫を揃えたい。

ウィザードリィ

ダンジョン探索型のRPG。小学生のときに最初のウィザードリィを5インチフロッピーディスク2枚組のものでやって以来、こういう形式のRPGを偏愛し続けている。自分で作りたいくらい。

ウェルカム・ドールハウス

トッド・ソロンズというアメリカの映画作家の映画のタイトル。トッド・ソロンズを知ったのはWOWOWで放送があったときで、そのとき『ハピネス』と『ストーリーテリング』を連続でやったのだったと思うけれど、どういうわけかやたらと気に入った。以来、彼のすべての映画を観ていると思うけど、いつまで経ってもマイナーなままですばらしい。

浦沢直樹

大変達者な漫画家さん。ぼくは子供の頃スポーツ少年で、一番読んでいたであろう漫画は水島新司だったというくらいなので、浦沢直樹にはスポーツ系列のをまだもう少し描いて欲しいと思っていた。『20世紀少年』のボウリングシーンを見て、「ボウリング漫画やって欲しい!」と思ってた。

栄冠は君に

その昔アートディンクが出していた高校野球のゲームのタイトル。キャラクターのパラメーターが少しずつ変化していくばかりというシミュレーションゲームが好きなんだけど、最近のリッチなゲームではそれ以外の要素が多すぎて、「もっと地味でいいのに!」ってなる。ベストプレープロ野球みたいなプロ野球シミュレーションゲーム、また誰か作ってください。

永久機関

本好きが古本屋になると、「好きな本を買って読んで、読み終わったらその本を売って得たお金で好きな本を買って読んで、読み終わったら……、永久機関やん!」と一瞬血迷うけど、もちろんそうはいかない。本を売ったお金で、本だけ買っていたらいいんだったらいいけど、生活に必要なもろもろも買わないといけない。霞を食って生きたい!

エポケー

フッサールの現象学の入門書なんかを読んでいたときに知った概念で、認識したことについて判断を当面差し控えるというような態度のこと。つまり、事態を知った段階でいきなり即断しないようにするということ。ミラン・クンデラは、人間の抜き難い愚かさとして、「物事を知るより前に判断すること」ということをあげている。

オータムナル

オータムナルなんていう単語は、紅茶を嗜むときにしか使わない。最近は、グームティー茶園のダージリン・オータムナルを飲んでました。オータムナルを英和辞典でひくと(文語)だって書いてた。

オーディブル

オーディオブックのサービスの一つ。オーディオブックをしばらく試してわかったのは、小説の本文は人に読んでもらうと、なんかどうも落ち着かないなぁ、ということだった。聴くものは最初から聴くものとして作られているものがやっぱりいいみたい。

オン・リーディング

ケルテスの写真集にこういうタイトルのがある。アンドレ・ケルテスは最も好きな写真家の一人で、スマホの壁紙はカルティエ゠ブレッソンかケルテスか、という時期があった。でも最近はスヌーピー。

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「あ」から「お」まで、それぞれ3つずつで、15個やりました。

今度8月20日(土)、21日(日)に、奈良県コンベンションセンターのコンベンションホールで、GIVE ME BOOKS!! SUMMER 2022 という本のイベントがあります。

それに寸心堂も、大吉堂さん笙古書店さんと一緒に出店します。

そのイベント用に、「スンシン堂の他愛ないハナシ」というチラシを作りました。
そのチラシでも、今回のアイウエオ作文みたいなことをやってます。
ギブミーブックスに来たら、そのチラシももらっていってください!

というか、ギブミーブックスに来てください!

8月20日(土)、21日(日)、奈良でお待ちしてます。
よろしくお願いします。

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