
KGAP+ Bavaria Special Program Vol.2
こんにちは、大阪ヒートクールの吉國です。
KGAP+ プログラムで2月2日〜7日にドイツで実施されたプログラム参加について報告の第2弾です。
DAY 1:Plug and Play Munich Summit 2023
1日目のイベントは Plug and Play さんが主催するこちらのイベントに参加してきました。イベントは全て英語で実施され、その場にいた人も基本的に英語でやりとりしていました。
イベントの会場には100人ほどいたのかなと思います。1日中のイベントで午前と午後でテーマが違ったのでランチの時間で入れ替わりが結構ありまし
た。午前中は Insurance Startup, 午後は医薬系CVCがサポートした Startup の発表が中心でした。
午前
Plug and Play スタッフによるトレンドの紹介

エコシステムについての話や、Plug and Play での生まれたつながりの話をされていました。また ESG を意識しないといけないという話もされていました。
Insurance サービスを展開する Startup によるPitch
印象に残っているのは inaza という自動車保険作成に役立つデータをAIをつかって分析できるツールを提供していました。
ユーザーのクレームを防げる?カスタマーサクセス部分のツールなのか、保険サービス自体を考えるアクチュアリー部分のサービスなのかはわからなかったです。
Networking Break
ちょこちょこネットワーキング用の休憩がありました。こちらは、ネットワーキングビンゴというカードが用意されており、ネットワーキングが促進される仕組みが導入されてました。(あまり活用はされてなかったのですが・・・)
そして、軽食にはプレッツェルが置かれててとても美味しかったです。日本のものよりモチッとしてて塩味が強めです。

午後
CVCのお話
Plug and Play では企業との競争の仕組みについてや、一般にCVCは判断が遅く投資フェーズが後の方だと言われてますが、実際はそんなことないよ!という話でした。
企業と協業した Startup の Pitch
午前中と比較して事業が進んでる印象はとてもありました。印象に残ってたのは、esgbook という会社で今どきな感じのサービスでした。
その他感じたこと
名札だけでなく、最初にどの属性か挙手させるファリシテーションがあってすごくよかったです。「投資家の人手をあげてください〜さて、みなさん顔は覚えましたか?お金もってるのはこの人たちですよ☆」みたいな感じです。
Pitch にはそれぞれオーディエンスによる投票で表彰があったのですが、投票につかっていたサービスは silido.com でした。
30分、60分、30分と休憩が長めに取られていてネットワーキングに時間が使われていました。
Pitch は全員スクリーンの前で手ぶらで話をする形でした。みんな堂々としてかっちょよかったです。
Pitch の資料は割と字が多めで日本のスライドと違いは感じなかったです。
お祝いのクラッカーがバズーカーみたいなやつで会場の規模には大きすぎてみんなすごいびっくりしてました。

まとめ
企業の人、スタートアップの人、学生、色んな人と交流できる賑やかなイベントでした。午前中の保険の話は、そもそもドイツの医療保険事情を知らない中だったのでわからない部分が多かったです。
Pitch はスライドがあるので、英語が苦手なわたしもこんなことしてるんだ〜とわかるのでありがたいです。イベントは全て英語で行われていました。ふと Startup のメンバー内だとドイツ語で会話してることもありましたが、英語が話せるのが普通なんだよなぁとしみじみ思いました。
Roche の人がいたので ThermoScratch (弊社の皮膚科領域っぽいデバイス)の話をしましたが、皮膚科領域してないんだよね!とバッサリいかれました。
以上、DAY1報告でした。
ライター:吉國 聖乃
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