神戸市は事務事業評価がないから、神戸モデル増税の使途を計算したpart4
大阪市減税会 事務局 陰気なたまむし (@inkinatamamushi) です。関西で継続的に減税活動し活動報告をしますので、フォロー頂けたら幸いです。
兵庫減税会さんが頑張ったおかげで、神戸市で事務事業の評価結果が公表されました。さらに、上畠のりひろ神戸市議(自民党)と意見交換し、増税をやめるように動くとの約束をいただきました。今回はそれらについてご報告します。
ふりかえり
これまで、神戸市では認知症対策として、神戸モデルという政策を行っていることを書いてきました。そのなかで、財源が市民税の増税であり、さらには、この増税が全国規模で行われる危険性についてnoteにまとめてきました。
下にリンクしておきますので、興味あればご覧ください。
兵庫減税会さんの実績(ジュリーさん含む)
これまでの兵庫減税会さんの実績で令和4年度から行財政局が行なっている事業評価の結果がホームページで掲載されるようになりました。詳しくは以下ツイートをみてください。
この、事業評価の結果を武器に、議員に神戸モデル増税のおかしさを説明しました。
事業評価の結果
神戸市の事業評価の結果を見ると、令和4年で14億円の削減効果を出しましたとの説明がありました。つまり、行政改革によってこれだけの財源を生み出しているという行政の説明であるということです。
議員への説明
こちらが行なった説明は以下です。
神戸モデルの市民税の超過税率は一人あたり400円であり、歳入額は3億円となっている。
事業評価結果を見ると、14億円の財源を生み出したとの説明がある。
それであれば、神戸モデルのための増税は不要ではないか?
この説明に上畠のりひろ議員も納得していただけ、神戸モデルという政策の評価は別にしても、超過税率はやめるように動くとの回答をいただきました。大変感謝です。
行財政局による事業評価がたまたま追い風に
本来であれば、事務事業評価は全事業を対象に、各担当課が評価を行うことが基本ですが、神戸市は行財政局による評価が行われていました。そのせいで、行政が事業削減効果を説明していました。そのため、行政が財源を示してくれたおかげで今回、議員の方に納得していただけました。
今後の議員へのアプローチは、事務事業評価結果を公開し、さらには事業評価をしっかりと機能させ効果を示すことを求めていこうと思います。
最後に
統一地方選挙前ということでいろいろ活発になってきました。しかし、本当に大事なのは選挙がない次の4年間にどれだけ仲間を集められるか、どれだけ日々の議会に減税会の主張を盛り込むことができるかが非常に大事になってくると思います。
選挙後を見据えて、選挙まで頑張ろうと思います。
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