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若者の銭湯離れについて

「温泉好き」という人は、たくさん居るのに比べて、「銭湯旅行」をしたり「銭湯好き」という人はマイノリティーな気がします。
その理由を友人達に尋ねてみました。

すると、一番多かったのは「特別感」の違いでした。温泉とは、傷心、慰安など佳境で心とカラダを癒す特別感のあるもの。それに比べて、銭湯は日常の一コマに過ぎない。行っても行かなくてもいいという感じ。加えて、面倒くさがりな人には銭湯に行く「キッカケ」が必要になる。

今回は、ひとつの「キッカケ」として銭湯が好きになった筆者の経験をご紹介させていただきます♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

ある日のこと、筆者は、銀行にお勤めをしておりました仕事帰りに二年近く交際していた彼の浮気現場を目撃してしまうのです。
その時分、市内のワンルームマンションで一人暮らしをしており、慰めてくれる人もなく、そりゃもう気分が落ち込んでいました。

自分から別れを切り出そうか考えると居ても立っても居られなくなって。ふと誰かに背中を流され(推され)たくなりました。そんな時、そうだ、銭湯に行こう。もやもやした思いを綺麗さっぱり洗い流すことにしました。

喜々として、湯から上がってドライヤーで髪を乾かす頃には、彼への愛も乾ききっていました.°(ಗдಗ。)°.

人生は、いいことばかりじゃない。しかし、銭湯は、どんな時でも、気まぐれなあなたの味方です。
あなたにも、いい「キッカケ」が見つかりますように。

筆者: -湯more- 代表 Okuda Tomoko

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