#5 手ぶらでOK!?泊まれる!?銭湯現る(淡路ver.)
阪急淡路駅西口から徒歩5分。
にぎやかなアーケード街をしばらく歩いた先でひときわ目を引く「ゆ」の暖簾。昔ながらの住宅街の中にあり、愛され続けている銭湯「昭和湯」さんをご紹介します。
昭和湯さんは、その名の通り『昭和3年』に創業。以来90年間、この場所でずっとお湯を沸かし続けてきました。
昭和モダンでかっこいいロゴ看板の下をくぐって、昔ながらの玄関。右が男湯、左が女湯。ガラガラッと扉を開けると元気な番台さんがお出迎えしてくれます。
さっそく入浴!といきたいところですが、その前に、昭和湯さんの太っ腹サービスをいくつかご紹介しておきます。
まず、タオルの貸し出しが無料!番台さんに言うと貸してくれます。その代わり借りたらちゃんと返してね。さらに、スマホの充電も無料でできます。
そして、浴場にはさらなるサービスポイントがありました!
シャンプー、ボディーソープがついています...♪
これなら手ぶらで来ても大丈夫です。でも、みんなが使うモノなので無駄遣いは厳禁!!
さて、そんな昭和湯さんのサービスポイントをおさえたところで、いざ入浴です。
こじんまりとした浴場ですが、お風呂の種類が豊富!毎日来ても飽きないような工夫がされています。
そんな「昭和湯」自慢の浴場のようすを写真たっぷりでお届けします。
カラフルな浴場にわくわくしてきます。
まずは主浴の寝風呂と気泡風呂。
40度を超えるお湯でカラダの芯から温まります。
次に、昭和湯さんオリジナルの2種類のうたせ風呂。
右と左でお湯の出方や強さが異なります。
そのお隣は、個室のラドン風呂。
ラドン風呂は、日替わり風呂になっており、ヒノキやパクチーなどの変わり種も展開しています。
さらには、某テレビ番組で平和温泉さん(池田市)と競ったことで話題のビリビリ電気風呂もあります。
スチームサウナで汗をかいたら、キンキンに冷えた水風呂へ。
身も心もさっぱり癒されたあとは、ゆったり腰掛けられるソファやマンガや雑誌も揃った脱衣所でゆっくりと過ごすことができます。
女湯の脱衣所には、ベビーベッドやドライヤーつきのドレッサーもあります。
こんなレトロなドライヤーも。今では使う人も少ないけれど、メンテナンスもきちんとしているのでぜひ使ってみてください♪
「昭和湯」大将の森川さんにお話を伺いました。
ノリのいい、人当たりのいい、ザ・大将。
銭湯取材もとても快く引き受けてくださり、好奇心旺盛で面白いことが大好きな方でした。訪れる人みんなに喜んでもらいたいという想いのつまった銭湯。昭和3年からずっと続いている理由もわかるような気がします。
浴場で映画鑑賞会をしたり、大きなスクリーンを使ってテレビゲームをしたり、「面白そうなものはまずやってみる」の精神で、様々なイベントを実施されています。
昭和湯さんの今後に乞うご期待!!!
さてさて、、、今回はこれで終わりではありません。タイトルにもある『泊まれる銭湯』とは、、、気になりますよね?
昭和湯さんを出て右方向へ徒歩わずか10秒で『ゲストハウス木雲(もくもく)』と『喫茶店mokumoku』を発見しました♪
こちらは『喫茶店mokumoku』。貸切も可能で、お酒などの持ち込み可とのこと。旅行好きの店長さんだからお店も不定休、出会えたらラッキー!?
そしてこちらが『ゲストハウス木雲』。外国人観光客や他県からの出張サラリーマンに人気も。女性専用のドミトリーもあります。
今回特別に、ゲストハウスの中もちょっとだけご紹介していただきました!
こちらの宿泊者は昭和湯での入浴料が無料だそうです♪
おしゃれな外装・内装にかわいい小物、古民家を改造した居心地の良い空間の『ゲストハウス木雲』へ是非一度泊まりに来てみてはいかがでしょうか。
宿泊のご予約はコチラから ▶︎ 『ゲストハウス木雲』
昭和湯さんでは、これからも子供たちや若者の心を掴むようなイベントを開催予定です。
銭湯が大好きな人も、気軽に1泊してみようかなという人も、一度足を運んでみてください。きっと、銭湯の魅力を発見できるはずです!
♨︎ 昭和湯
◼︎14:45〜0:30
◼︎毎週土曜のみ朝風呂も営業 7:00〜9:30
◼︎定休日 / 水曜日
◼︎ 06-6322-2645
◼︎大阪市東淀川区淡路4-33-1
【お知らせ】
大阪ゆらりスタンプラリー、昭和湯は亀チーム(緑色)です。
男湯ロッカーの17番と33番の鍵を探しています。
取材:大阪銭湯 湯more
model:maya
photo:rintaro.
協力:阪大銭湯倶楽部 (木村)