二振目、短刀『南海太郎朝尊』
何を言ってるんだ、此奴は?
とうらぶユーザーであれば、そう思った方も多いハズ。
ゲームではヘッダーの通り、初期刀が山姥切国広、二振目は小夜左文字である。根暗コンビ可愛い。
noteの読者層が分からない為、どの程度とうらぶネタが通じているのか判らないが…(とうらぶは良いぞ!)
ワタクシ、現実世界で二振目をお迎えいたしました!
南海太郎朝尊の短刀です! うぇーい! 拍手~!
尊の下のへにょへにょした口っぽいのは朝尊の花押(サインみてーなもの)
時系列
2023年6月頃 本物の刀が欲しい! と、思い立つ
2023年10月12日 初期刀に無銘『青江』(打刀)をお迎え
2023年10月13日 noteで初期刀を紹介
2023年11月18~19日 大刀剣市2023(@東京美術倶楽部)開催
2023年11月20日 運命の出逢い(一晩考える)
2023年11月21日 刀剣商にメール送信
2023年11月23日 『南海太郎朝尊』(短刀)に逢いに行く
2023年11月24日 此処でも一考(ただし手付金は支払済)
2023年11月27日 残金を口座振込
2023年12月1日 二振目に『南海太郎朝尊』(短刀)をお迎え
出逢い
大刀剣市が明けた翌日。
ほぼ青江シリーズお触り会と化していた祭りに満足していた私。
(そもそも何かを購入しようという意思は薄弱であった)
のんびりと珈琲を片手に日課の刀商HPチェックをしていた。
ちまちまと、お身請け代…もとい、販売額&その他のデータをエクセルで作成しているのだ。
大刀剣市での情報も覚えている限りを入力しながら、私は件の更新情報を見つける。20日(月)に見た刀剣商のホームページ画像を抜粋。
あえて刀剣商様の名称は伏せるので、興味のある方は勝手に探して欲しい
(ただし、刀剣商様に迷惑掛けんでくれよな!)
ちなみに、朝尊(ともたか)作の短刀は大刀剣市でも売っていたし、なんならお迎えしやすい価格帯ではあった。ウチの子より、もっと小さくて可愛らしい直刃の子。でも見送った。食指が動かなかった、これに尽きる。
23日に埼玉に行ったのはこの為である。
上記画像のふりがなの様に『ともたか』と発声する方が、刀屋さんも反応しやすいイメージ。『ちょうそんつくる』という銘を切っているのに何故ともたか呼びなのか…本名がともたかだから説が有力なのかな。
なお、柾目肌が綺麗な兼さんの兄弟刀もついでに見せて頂けた。
眼福。短刀だったらお迎えしてたかもしれん。
…短刀も展示してあった気もする。
ウチの子写真集
待って。ウチの初期刀美しすぎる…
まあぶっちゃけ、青江ちゃんの方が圧倒的に綺麗だよなとは思ってた。
朝尊君に逢った時から。
南海先生の兄弟刀
とうらぶの南海太郎朝尊(以下、南海先生)は、武市半平太(瑞山)の佩刀ということなので、この子は南海先生の兄弟刀ということになる。
ウチの子が刀剣男士化したら、紺色系和装のショタですか?
控えめに言って、最高です(突然の性癖)
ウチの朝尊君は刀工朝尊(ともたか)の晩年の作で、あの有名な池田屋事件の数カ月前に打たれている(年紀銘はまた今度)
幕末に作られたであろう拵えも残されていて、先日掲載した小柄小刀は朝尊君の拵えに付属していたものである。この子は腰刀として生まれてきた模様。激動の世界を、元主の腰元で間近に見ていたに違いない。
同じく激動と言っていい鎌倉末期から南北朝初期の間に生まれた初期刀の青江ちゃんと仲良くしてやってくれ。
なお、今は、まだベッド(短刀用桐箱)が届いてないので、刀用のベッドに青江ちゃんと一緒に入っている。