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働き方改革

今日は本当に久しぶりに、昼食を1人で食べた。

いつもは後輩のインターン生や正社員の先輩、上司やら社長やら、4~5人で食べることが多い。

特に昨日はほぼ全員勢揃いで、インターンの子が買ってきた謎のお菓子をつまみながらコメントしていた。

でも今日は2人が日本に帰国していて、他の人も外出しておりタイミングが合わなかったのだ。広々とした飲食スペースに1人でポツンと座りながら、スマホをぽちぽちといじっていた。

1人行動は好きだし、休憩時間を1人でのんびり過ごすのも好きなはずだ。
けど、今日はなんだかとても寂しく感じる。

ひとり暮らしの家に友達が大勢きて、鍋パをして、みんなが帰った後に感じるあの虚無感のような。

気になっていた記事を読んだり、LINEやメールの返信をして、昼寝までできた。休み時間としては大満足なのだが、あまり疲れが取れた気がしなかった。

わかっていたことだけど、私は勤務中に話し相手がいない状況はかなり苦手なようだ。コロナ入社でリモートワークには慣れた世代だが、リモート環境でストレスが溜まり、メンタルのバランスを崩したこともある。

とはいえパソコンを叩いているときに色々と騒がしいのは苦手だし、フィリピン特有の15時のお菓子タイムも、サクッとデスクに戻ってタスクを進めたくなる。

どっちやねん!とツッコミたくもなるが、前者と後者を比べると、前者の自分が勝つ。フルリモートでも話し相手は作れるのだけど、私に合うリズムとは少し違う。

朝の準備をしてONモードに切り替え、出勤して仕事モードになる。
ランチに美味しいものを食べて、同僚とくだらない話をし、たまに仕事終わりに飲みに行く。
天気の良い日は、オフィス前の海まで散歩する。
暇な日は少し手を緩めて、一階のカフェ事業の方に顔を出し、たわいもない雑談をする。
マッサージ事業の方に行くと、大抵何か食べ物をくれて、ビサヤ語を教えてくれる。

なんだか書き出してみると、とても幸せな環境だな。
多少の不満はあれど、自分が幸せになるための要素はかなり揃っている。

今あるものの大切さは気付きづらく、無くなってからそれが大事だったことに気づく。

今の雑談も海もランチ時間も、とても大事なものなのだと自分に言い聞かせよう。


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