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未完成な彼らを応援するということ

※ネタバレでしかない、というかネタをそのまま書いている部分ばかりなので映画を観てない人は読まないでください












未完成を観てきて、抱えた気持ちがありすぎたのでnoteに残します。Twitterのつぶやきだとまだ観てない方の目にも留まってしまうかもしれないと思ってnoteに書いてるのでここに激重感情を綴ることは許してください(?)感情の赴くままに書いてるので時系列がめちゃくちゃな上に相変わらず語彙力はないです。

未完成はもちろんJO1の物語なんだけど、JO1とJAMが歩んできた2年間の物語を第三者的視点から見れた気がして、JO1とJAMってこんな素敵な関係性なんだなって改めて気付かされる物語だった。



まずデビューが決まってすぐ渡韓してた時代、まだお互いがお互いを探り合ってた時代、蓮くんがなるべくみんながみんなと話す機会を作ろうとしてくれていたことを知って、この頃から本当に出来すぎるくらい出来た人だったんだなぁと感心したし、その時の蓮くんの行動は初期の頃のJO1をきっと支えてくれていたと思う。自分だってすぐにみんなと馴染むことは簡単ではなかっただろうに、そうやって率先して動いてくれていたところが凄すぎる。一言で言い表せないけど、本当にすごい人だね。

「デビューしたのに、デビューしてないんじゃないかな、みたいな」って奨くんの言葉、予告で見たときから既に苦しくて胸が締めつけられてた。デビューが決まって韓国で合宿をしてデビューするための準備をずっとしてきて、デビュー前にファンミは辛うじてできたけど、デビューショケもリリイベも全部なしになって。華々しいデビューのはずがあんな狭い場所でオンラインでの配信になっちゃうなんて、私達も寂しかったけど、本人たちはどれだけ辛かったんだろう。

2ndのショケ、元々オフラインでやるはずがオンラインになって、会いたかったけど仕方ない、こんな状況の中で(オンラインでも)イベントをやれることがありがたいって割り切る汐恩の顔が本当に切なくて辛かった。


DELUXEのオンコンで円陣組む時に、「久々にJAMに会えるので」って言ってたところがすごく印象に残ってて、直接会えるわけではないのに彼らは"会える"と言う表現をしてくれて、今までのショケ含めて全部、本当に目の前にJAMがいる気持ちでずっとパフォーマンスしてくれていたんだなと思ったらまた泣けて。
そういえばショケの度にJO1はいつも、見てくれる方がいるからこうしてオンラインでショーケースをすることができるって言ってくれてたなぁってことを思い出した。

会えると思ったら会えない、を何回も何回も繰り返してきたはずなのに、どうしてそんなにずっと前を向いていられたんだろう。
その答えは主題歌の飛べるからの歌詞にあったよね。

どんなときもあなたが
見ていてくれた事で
背中に羽を感じた
辛く長い夜でも
前を向いていられた

音源が公開された時からここの歌詞が一番好きで。私達はひたすら画面越しに見ることしかできない約2年間だったけど、見ていたことで彼らの背中を後押しすることができていたんだなぁと。それだけでも彼らが前を向いていられる理由になれていたということをこの曲が教えてくれて、会えなかった約2年という時間はもちろんしんどかったけど、決して無駄な時間ではなかったんだなって思ってこのパートを聴くたびに泣いてしまう。




OTDの一曲目、BTBWのときにJAMがたくさん映ってたけど、どちらかと言うと盛り上がる人よりも涙してた人が多かった印象。そのような演出にしてるのもあるとは思うけど、監督も「やっとJO1とJAMが会えるんだ」って泣きながら撮っていたと仰ってたし、あの時に監督から見たJAMがあの印象だったからあんな風な演出だったんだと思う。泣ける曲じゃないのに、みんながこの瞬間を待ちわびてたから、JO1がステージに立つ姿を目の前で見た瞬間みんな涙が止まらなかったんだろうなぁと思うし、OTDのBTBWは本当に特別だった。きっと何回思い出しても何回観てもあのシーンは泣くんだと思う。

CHALLENGERの時期のインタビューで、予定だけど今年は冬にツアーも控えてるし〜って話を豆がしてた時に碧海が隣でそやね、そやねって噛み締めるように言ってて、碧海もきっと本当にライブを楽しみにしてくれてたんだよね。って思ってちょっと辛かった。OTDは碧海の気持ちももちろん背負って披露してくれたライブだったしそれを感じてたけど、やっぱり碧海にもあの綺麗な光の海を見せてあげたかったし、輝かせてあげたかったから。次に11人揃って会える日は、OTDの時以上に泣いちゃうんだろうなぁと思った。





最後の「Go to the TOPの"TOP"とは」に対する各々の考え方がすごく好き。
決まりはない、明確なものはない、自分たちで決めるものでもないし、誰かに決められたくもないって言うメンバーを見て、この子たちならきっとどこまででも行けるんだろうなぁって思えた。
純喜の「Go to the TOPという言葉が重荷に感じた時もあった」という言葉もすごく印象に残ってる。そりゃ未経験からデビューすることになって、いきなりメインボーカルを務めることになって、初期の頃はきっと重圧もあったでしょうよ。でもあなたの歌声は、デビューから今もずっとJO1の歌を支え続けてくれているよ。純喜の太陽のような明るさは、JO1にとってもJAMにとってもずっと心の支えになってくれていたよ。ここ(101の時のポーズ)から上へ、限りなく続くこの道をこの言葉とJO1のポーズと共にこれからも歩んでいこうとしている覚悟を知ることができて嬉しかった。


「コロナは神が与えた試練」と景瑚が語るシーン。"コロナがあってよかった"なんて当然、本心ではないだろうけど、そうやって試練なんだ、今はひたすら練習して成長すべき時期なんだってプラスに捉えられるところが本当にすごいし、そんな風に考えられる11人だったからここまでこうやって耐え抜いてこれたんだよね。本当に奇跡の11人。

しょせはSTARLIGHTのオンコンで「しんどいことの方が多かった」と泣きながらファンに本音を漏らしたこともあるくらいだったし、正直映画を観るまでは、楽しみにしてたのと同時に彼らがどれだけ苦しんできたのか知ることになるのかな〜と思って少しだけ怖い気持ちもあった。
だけど蓋を開けてみれば、このコロナ禍でしんどい辛い苦しいことばかりだったけどそこに焦点を当てるのではなく、じゃあその中でどのような活動をしてどのような気持ちでJAMに接してくれていたのかとか、JO1とJAMの歩んできた道を純粋な思い出として描いてくれていて、本当にホームビデオを見てるような感覚だった。映画を見終えた時に沈んだ気持ちになっちゃったらどうしようって心配してたけど、むしろ前向きな気持ちになれる物語で、もちろん見せてない辛く苦しいシーンがもっとたくさんあることは重々承知の上でだけど、JO1とJAMの2年間の思い出をこうして素敵な物語として残してくださった稲垣監督と、未完成という作品に携わってくれた方々に本当に感謝してる。


"JAM"というファンネーム、たくさんの深い意味があって本当に大好きだし、素敵な名前をつけてくれて、たくさん呼んでくれてたくさん愛してくれることが本当に嬉しい。誰よりも凄い熱量であの時熱弁してくれた瑠姫に感謝してる。瑠姫は「自分に関わってた人がみんな落ちてしまって今まで関わりのなかった人たちの中にいきなり入ったからやっていける自信がなかった」と語っていたくらいだし、ファンネーム決めの頃なんてまだその気持ちの状態の時期だったと思うけど、その頃からずっと誰よりもJAMのことを想ってくれて、深い愛情を注いでくれてありがとう。

"何か武器がほしい"と曲作りをしたり、奨くんにギターを教えてもらったり物凄い探究心で自分にできることをどんどん増やしていく木全もすごく頼もしくて、あなたならきっと"日本の音楽業界を変えたい"という日プ時代から描いている夢、叶えられるよ。



ここがきっと泣けるシーンなんだろうなっていう部分がたくさん散りばめられてたけど、どんなシーンよりも一番、みんなが笑ってるところが泣けたんだよ。幕張でカーテンからステージを覗いて広い!すごい!ってみんな集まって目をキラキラさせていたところ。STAYのMV撮ってるところ。LAPONEのスタジオが初めて出来て喜んでいたところ。コロナ禍でデビューして、元々やれるはずだったものが何一つ出来なくなって、彼らがアーティストとして経験する様々な"初めて"にたどり着くまでに、どれもものすごく時間がかかったと思う。その苦労と困難は計り知れないけど、そのひとつひとつの"初めて"を経験した瞬間の彼らの顔を一生忘れたくないし、ずっとその気持ちを忘れないでいて欲しいし、ずっとその純粋な笑顔を守りたいと思った。未完成な彼らを応援するということは、私達にとって何よりも大切で有意義な時間だから。


何事も先駆者は批判や非難を浴びやすい存在だし、事あるごとに何かと比較されてJO1もJAMもたくさんしんどい思いをしてきたと思う。だけど、前だけを見て上だけを見て活動してくれたJO1と、それを支え続けてきたJAM、メンバーに対してあんな風に泣いて語るくらい大切に想ってくれているチェ社長や周りのスタッフがいたからここまでこれたんだなぁと改めて感じたし、彼らにはずっとその誇りと自信を持ってGo to the TOPの信念を貫き続けてほしい。私達にとって何よりも自慢で大切で宝物の11人だから。12人目のメンバーのような存在であり続けられるように、これからも一緒に歩んでいくよ。


最後に推しの祥生くんの話を少しだけします。PROTOSTARの時期、デビューしたてくらいの頃に夢や目標を語ってるシーンで、「ドームツアーをしたい」と言っていましたね。しょせは今までのたくさんの動画の中でも、今でもずっっっっとそれを言い続けてるし、あなたの信念はずっとブレないし今一番の目標はそこなんだよね。
20歳になったら夢を諦めるって言ってた少年の背中を押してデビューへ導くことができて、その段階では一先ずしょせの夢を叶えてあげることができたけど、その後コロナ禍でずっとオフラインでパフォーマンスができなかった時に「ステージに立つこと」を夢や目標として何度も口にしていて、だけどその夢をなかなか叶えてあげることができなくてすごくもどかしい2年間だった。
OTDでやっと、その夢を叶えてあげられて、その瞬間を見届けられたことが嬉しかったし、ステージでパフォーマンスしているときのしょせは、今まで見てきた他のどの瞬間よりも一番輝いてた。ステージに立ってこそ輝ける人だからもっと大きな舞台に立って欲しいなと思うし、しょせをデビューへ導いたしょせJAMとしての次の使命はしょせの夢を叶え続けることだと思ってるので、これからもしょせが夢を叶える瞬間を見届けられるようにずっと側で応援し続けます。
私はあなたのファンになれて、しょせのおかげでJAMになれて本当に幸せだよ。たくさんの夢を見させてくれてありがとう、これからもたくさんの夢を見せてね。


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