#21 徒歩日本一周日記 2018年7月11日〜
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7月11日
7月11日
今日はオホーツクとっかりセンターという、アザラシがいっぱいいる施設を見に行った。アザラシは近くで見ると毛がいっぱい生えていて、サラサラしていた。アザラシとツーショット写真を撮ってもらったりした。
夜は道の駅おこっぺの無料宿泊電車に来た。昔実際に使っていた電車の車両を改造して泊まれるようにしてある。旅人に人気の場所なようで、他にもたくさん旅人が来ている。日本一周中の人も僕以外に3人いた。バイクや自転車で回っているみたい。話を聞いてみると、やっぱりバイクや自転車は進むのが速い。旅人で集まって話すのって楽しい。つづく。
自転車で日本一周ってどれくらいかかるんだろう。半年くらいで行けるんですかね。
ポーズがぎこちない。荷物を降ろせよ。
一部で有名な巨大カニ爪を見逃しました。
なにを言っているんだ。
車両の中に畳が敷いてあって雑魚寝できる感じだったと思います。楽しかったな。旅人の中のひとりがミスドのドーナツを一個づつみんなに配ってて、最年少だった僕は余った分も合わせて二個もらいました。
7月12日
7/12
今日もいっぱい歩いた。オホーツク海を眺めながら。毎日食パンを3斤くらい食べている。とっくに飽きた。でもお金はない。足りない。夜、寝る前に「でっかいやきそば弁当」を買って食べた。結構量があった。
もっとお金に余裕があれば…といつも思っている。毎日美味しいものが食べたい。お母さんのご飯が恋しい。つづく。
最初は美味しいと言っていたセコマの食パンにも流石に飽きてきたみたいです。
オホーです。
7月13日
7/13
今日もただただ歩いていた。本当はもう10kmくらい歩くつもりだったのだが、休憩をとりすぎたのか時間が遅くなってきたのでやめた。宗谷岬までもうすぐだ。がんばろ。つづく。
もうすぐ宗谷岬です。
結局クッチャロ湖のキャンプ場までは行けませんでした。しばらくの間、海を眺めたりしていたので。
7月14日
7/14
今日ももくもくと歩いていた。海から近いひたすら直線な道路を歩いたりした。今日の寝床にしようと思っていた道の駅のキャンプ場ではお祭りをやっていて、ものすごく人がいっぱいいた。夜中から雨が降り出すみたいなので、もうちょっと進んでバスの待合所で寝ることにした。祭りの会場から花火が上がっていて綺麗だった。つづく。
雪の多い地域のバス停は待合小屋のつくりがしっかりしているので、雨の日なんかはたまに使わせてもらっていました。
この日はほとんど景色の変わらない道を何時間も歩いたりしていました。
道の駅のキャンプ場で寝るつもりだったのですが、お祭り中で久しぶりに人の多いところに来て「落ち着かねぇ〜!」と思いながら離れました。
7月15日
7/15
今日は朝から雨がすごく強かったので、11時ごろまでバスの待合所に引きこもっていた。雨が弱まるのを見計らって出発し、宗谷岬に向かった。猿払村から宗谷岬までの道はずっと海沿いなのかと思ったら、途中2回ほど峠を越えた。景色がとても綺麗だった。
18時すぎくらいに宗谷岬に着いた。風が強くて写真を撮るのも一苦労だった。来るとこまで来たな、と思った。実際の距離でいうとどうなのかは知らないが、気持ち的には「旅の1/4が終わった」という感じだ。まだ3/4残ってる。まだまだ先は長い。長い。つづく。
ついに最北の地、宗谷岬まで来ました。
野生の鹿の写真、そこそこ近くで撮れてるじゃん。
風強いし曇ってるし人いないしであまりめでたさがなかった。
でも、ついに来たか…という感慨深さがありました。
風が、ものすごく強い日でした。
旅も一区切り、北海道も後半戦です。
#22に続きます。