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9/8~ 最近見たもの聞いたもの

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ナミビアの砂漠

面白かったな。

なんか、真摯だなというか、ちゃんとしてるというか、真面目というか、しっかりしてる映画だなと思った。
シャニマスのモノラル・ダイアローグスに感じたものと近いかもしれない。というか、まあ、ちゃんとカウンセリング受けるんだ、という共通点から来ているものだろうけど。
心の不調なんてのは劇的な事件で急に整うようなものではなく、じっくり向き合って少しづつ探っていくしかないよね〜と僕も思っており、だからこそ創作物でありながらカウンセリングという地味な手段をとっているモノダイやこの映画に「真摯だな〜」と感じる。

今カレ、なんか相性良さそうじゃん。
昔読んだ古いマンガ「はだしのブン(はだしのゲンではない)」で、校長先生が「殴り合いのケンカはいかんが、つかみ合いのケンカは大いにしなさい」と言っていたことを思い出していた。
人と共に生きるためには対話が必要だが、別にそれがつかみ合いのケンカでも全然いいと思うんだよな。あとに引きずるようなものでなければ。
前カレではこの形式の対話は難しそうなので、そこはやはり相性なんじゃないか。

同時おしっこのシーン面白かった。アホで。

なんかキャンプの途中、急にホラーみたいにならなかったか!?あれなんだったんだ。ぼやけた奥の人々がみんなこっち見てるやつ。

カウンセラー役の人良かったな。喋り方が。最近見た人だなあと見終わってから調べたら「悪は存在しない」の社員の人だった。あー。
カウンセラーはハマり役な気がするな。いやでもいろんな役見てみたい。

タイトル出るのが遅い映画って面白い。

羊たちの沈黙(映画)

ドキドキした。
見終えてから「アンソニー・ホプキンスって名前最近見たな……えっ『日の名残り』の執事じゃん!!!」となった。役者ってすげー。

レクター博士、怖かったな〜。得体の知れない人間って怖い。怖くて面白い。面白いですよ。
悠々と歩いていく後ろ姿で終わるのもいい。
"悪いこと"をした人が自由なまま終わる話って好きなんだよな。「紙の月」とか。
なんか、「広さ」を感じる気がする。いいんだ、みたいな。
"悪いことをする"ってつまり「やっちゃいけないことをやる」だから、これもまた自由を感じるんだよな。きっと。
自由にやりたいことやって、自由なまま逃げ切る、みたいな。
別に悪いことがしたいわけじゃないが、「縛られずに生きる」みたいな観点でいえば羨ましい。

天を夢見て / 大雪晟

資質があるかないかが明確にわかるのってむしろ楽かもしれないな、と思いながら読んでいた。『二階堂地獄ゴルフ』とかを思い出しながら。
この主人公はそれでも諦めきれないでいたけど。
でもまあそういうもんか。結局"どこで"諦めるかでしかない。
あなたは資質がないですって面と向かって言われたって、その相手を否定することで自分自身は資質があると信じ続けることはできてしまう。
何かのデータで出されたって、そのデータ自体を否定することはできてしまう。
諦めることが簡単になっていくだけで、諦めないことはできてしまう。

同じ状況に立ったら、僕も悪魔の誘いに乗ると思う。

ジムシャニ

はーあ。泣いちゃった。

汗ひとつかいてない美琴さん。ずっと汗かいてるにちか。
マイクを拾ってシャウトしたとき、なんてかっこいいんだろうと思った。
勝ったと思った。勝っていてほしいと願った。"物語"は勝利をくれなかった。

靴は捨てられてしまった。
あー。

でも美琴さんが拾ってくれた!!!!!!
美琴さんは"見ていた"から。にちかがマイクを拾う姿を。
その靴をはづきさんが履いて走るなんて。なんて美しい姿なんだろう。

積み上げた時間があったからこそ手を伸ばすことができて、手を伸ばすことが出来たから掴み取れたんだと俺は思うよ。
にちかはそう思わないんだろうけれど。

今まで読むことを避けていた、にちかWING敗退コミュを読んだ。
負けに行った。
条件を譲らない方が残酷なのか、譲る方が残酷なのか。
わかんないよそんなの!!!

わかんないから、もう、もう、自分のエゴを押し付けるほかないのかもしれない。
俺が全部の苦しみの責任を取るから、幸せになるまで支え続けるから、俺のためにアイドルを続けてくれないかって。

はー、次回、どうなるんだ。早く読ませてよ。
はづきさんはにちかになんて言うんだろう。

大改造!オモコロラジオGOGO会議!

オモコロのラジオイベント。

吹き替え版かまみくがめちゃくちゃ面白かったな。
もっと見たい。
彩雲ラジオと交互とかでいいから定期的に出してほしい。

金色のガッシュ!!2 25話

ナゾナゾ博士ってずっと最高すぎるな。

モモン、面白すぎる。
敵地潜入でスーツなのも面白い。

ずっと青春ぽいですよ / 矢寺圭太

以前からふと目についたらその時の最新話だけ飛び飛びで読んだりしていたのだが、26話があまりにも良すぎてそのまま既刊2冊を買って全話読んだ。

シャニマスのライブに初めて行ったときの感覚がそのまま蘇ってきたような気がした。

ライブの映像とか見ても会場のお客さんたちってペンライトの光くらいしか見えないけど、実際自分も会場にいると反対側にいる人のペンライトを振っている姿が結構見える。たくさんの人がステージの上のアイドルに視線を、熱を向けているのが見える。アイドルがたくさんの熱を一身に受けて、輝いて、それを観てまた会場のオタク共(プロデューサーさんたち)も燃え上がる。その会場全体の光景自体が美しく、とても素晴らしいものだと感じた。
担当ユニットや担当アイドルが違えどもみんなこの場を全力で楽しんでいて、一体になっていて、そして自分もその一員になっている体験が心地よかった。

「好き」とか「絆」とか、それこそ「青春」みたいなストレートすぎて綺麗すぎる言葉ってゴチャゴチャした世の中に生きていると存在しているのかさえ疑ってしまうけれど、アイドルのライブに行くと確かにそれらが在るということを体感させてくれるんだよな。

これはもちろん僕自身が同じような体験をしたから伝わった部分もあると思うけど、マンガでこの感覚をここまで丁寧に描いてくれたことがすごく嬉しい。

26話に至るまでの話もどれも良かったな。青春してるよ。ほんと。

河野がちょっとスケベすぎないか?とは思う。
今の世でここまでスケベ(スケベの枠に納めていいかも怪しい)キャラを描いてるのもはやすごいかもしれない。
大丈夫か?河野。俺、河野が心配だよ。