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《用心棒、ラクドス/Rakdos, the Muscle》のCEDH編

用心棒ラクドス 100枚リスト


はじめに

ローウィンあたりからマジックを初めて、ずっとスタンダードやリミテッドなんかをやっていました。今年の3月あたりから友人に誘われてEDHをプレイさせていただいております。
一番最初に友人から使いたいジェネラルを聞かれたときに、まぁ強い色が使いたいなと漠然な考えで初めまして

「EDHでは赤と黒が強い!」

なんて話を聞き、その時にリミテッドで活躍した《用心棒、ラクドス/Rakdos, the Muscle》でデッキを作るか・・・。というのがこのデッキの作成経緯です。
よくよく考えてみると最初から聞いてた話がCのほうのEDHでしたし、赤や黒が強いなんかもトップレベルのティムクラやログテヴェなんかを目指していた訳ですから今考える初心者がまぁ無謀だったなという話だったかもしれません。
それでもなんやかんや小さい大会なら晴れる屋でのガチコマなどなど。大きい大会では日本統率者選手権にも参加してそれなりに手になじむリストになったので、もしで《用心棒、ラクドス/Rakdos, the Muscle》デッキを作りたいという方がいればこのリストを読んでいっていただければと思います。

嘘です。普通に自己顕示欲が9割です。

そもそも用心棒、ラクドスの勝ち方って何?



スタッツのインフレを感じる一枚

鍵となる能力は
あなたがこれでないクリーチャー1体を生け贄に捧げるたび、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの一番上にある、そのクリーチャーのマナ総量に等しい枚数のカードを追放する。次のあなたの終了ステップまで、あなたはそれらのカードをプレイしてもよく、それらの呪文を唱えるために任意のタイプのマナを支払ってもよい。

という生贄に捧げたマナコスト分衝動ドローが出来るというものであり、アドバンテージ獲得であり勝ち筋にまで繋がっています。プレイヤーの一人を対象に出来るので能動的にクリーチャーを生贄にして自分のライブラリーから引きに行ってもいいですし、相手のライブラリーから奪いにいってもいいという赤黒らしいデザインのカードになっています。ちなみにラクドス+他の生物がいる盤面で対戦相手が教示者を唱えてきたら問答無用で奪ってあげましょう。4マナラクドスのほうが有名すぎてこっちのラクドスでは案外やってくるプレイヤーも多いです。

ラクドスの勝ち方は私のリストでしたら

パターンA


基本コンボその1


リミテッドでも大活躍!

《ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar》+《見捨てられた鉱夫/Forsaken Miner》による対戦相手の無限ライブラリー追放を行うコンボ。
見捨てられた鉱夫をファイレクシアの供犠台で生贄→ラクドスの能力で対戦相手を対象→悪事を働いたのでファイレクシアの供犠台からの黒マナを使い見捨てられた鉱夫を戦場へ→無限追放編。追放なのでエルドラージにライブラリーを修復されようが関係なしにいけます。このコンボでマナが余っているようでしたら対戦相手の《タッサの信託者/Thassa's Oracle》なんかを使ってもいいですし、大体は投了されます。

パターンB


基本コンボその2
教えてくれた人はマジで天才だと思う

《アシュノッドの供犠台/Ashnod's Altar》+《ゴルガリの凶漢/Golgari Thug》の自分のライブラリー破壊コンボ。
ゴルガリの凶漢を供犠台で生贄に捧げて無色2マナを生み出す→ゴルガリの凶漢の能力でゴルガリの凶漢を対象に取る→ラクドスを解決2枚自分のライブラリーから追放する。という流れをすれば自分のライブラリーを引ききることが出来ます。《ポクスウォーカー/Poxwalkers》なんかを途中で唱えれば無限マナや対戦相手のライブラリーを無限に追放できます。

パターンC


ラクドスのズッ友(ラクドス教団での友達とはそういう事です)

《ゴブリン徴募兵/Goblin Recruiter》2枚コンボ。
このコンボは私が一番好きなコンボです。お馴染み徴募兵でライブラリーに上から《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》コンボを詰め込みます。ラクドスで《ゴブリン徴募兵/Goblin Recruiter》を生贄に捧げ《人目を引く詮索者/Conspicuous Snoop》と《松明の急使/Torch Courier》を追放して唱えれば《人目を引く詮索者/Conspicuous Snoop》を無限に増やすことが出来ます。このトークンは鏡割りのキキジキ由来の能力でありマナコストを持っているのでターン終了時に生贄に捧げられ、無限生贄が確定し対戦相手のライブラリーを全追放できます。《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》がいれば無限赤マナ+無限生贄でその時点で勝利できます。
一番好きですけど、手札にパーツが来ると使えなかったり《フェアリーの黒幕/Faerie Mastermind》なんかがいると使えなくなってしまうコンボです(一敗)。

パターンD


このカードのためだけに波止場を返してほしい

《黄泉帰る悪夢/Chthonian Nightmare》コンボ。
以前は波止場が使えたので結構容易に出来ましたがマナを生み出す生物2体を生贄にさせ続ければラクドスが隣に立っているだけで無限ライブラリー追放が出来ます。波止場が禁止で一番の被害を受けたコンボかもしれません。

これ以外にも生贄ギミックが多数あり、以前の例であれば《巣穴の魂商人/Warren Soultrader》と《見捨てられた鉱夫/Forsaken Miner》で対戦相手のライブラリーで実質《むかつき/Ad Nauseam》して勝利したことあります。
このデッキは本当にすべてのパーツがコンボパーツになっており、コンセプトとしてはどの体制からでも走り切れるというのが利点です。ですからほとんどのカードがマストカウンターでありコンボを知らなければどこで止めていいかも分からないといった初見殺しの面もあります。まぁ今書いてるので初見殺しではなくなりましたが…。

コンボパーツが多すぎて片方だけ引いてしまって使えないというのもあるように見えますが、実際に使ってみるとラクドス自体の衝動ドローが強く容易にコンボが達成できます。
ちなみにラクドス自体はバリバリ想起生物や《船壊し、ダーゴ/Dargo, the Shipwrecker》なんかを生贄にさせれば7枚衝動ドローとかいう事もできます。実際に他の方でのラクドスではそれらを使った実績もあり、ラクドスのアド取りがとても強力です。
自分のリストは正直小回りが利くようにしており、1~2ターンの早期ターンに着地→《むかつき/Ad Nauseam》を使うタイプのデッキを小突きつつライフの関係上動く必要がある→他プレイヤーからの全力止め→その隙を縫って勝利の勝ち方が多いです。まぁ普通にログサイなんかに何もできずに2キルされたりするのもご愛敬です。コンセプト的にほぼ絶対2キルデッキ君達には勝てないので3ターン目が来ることを祈るか、1ターン目ラクドス2ターン目生物置きで教示者を止めに行くかしかないです。

あとがき

最後までこのような駄文を読んでいただきありがとうございます。
今回、友人から思考の整理のために書き込んでみたらどうだと意見を受け一通り残してみました。このようにEDHを遊ぶ機会を設けてくれた友人には本当に感謝しています。私はまだ半年もCEDHで戦っていませんし、主要な成績を残したリストではありませんので未熟者が書き残した《用心棒、ラクドス/Rakdos, the Muscle》の使用リストだと思っていただければ幸いです。

ただ一つだけ言わせていただければ、このラクドスは他にないドローの出来る快感を味わうことが出来ます。そのおかげで半年も飽きもせず戦うことが出来ましたので、絶対何かヤバい合法ドローを体験してみたいそこの貴方!是非《用心棒、ラクドス/Rakdos, the Muscle》を使ってみてはいかがでしょうか!

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