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俺の歩き方 ドイツ編
現在20歳の大学2回生です。今年の4月から大学を休学してヨーロッパで旅をしています。2020年の3月にヨーロッパに行く予定でしたが、例のウイルスによって行けなくなってしまいました。現在は日本におり、ドイツ留学に向けて準備中です。
外国に興味を持ったキッカケは、ボーイスカウトで活動していたときに世界中のスカウトが集まって2週間キャンプをするイベントに参加させてもらったことでした。当時14歳で世界各国の人となんとかコミュニケーションを取ろうと必死でした。このイベントで英語の楽しさに気付き、そこから勉強を始めました。今回、ヨーロッパを選んだ理由は始めての外国人の友達がドイツ人(ルカ、ジョナス)だったからです。彼らとは世界ジャンボリーで出会い、毎年クリスマスプレゼントを郵送しあって交流を続けてきました。
※自分が参加した年の世界ジャンボリー
https://www.youtube.com/watch?v=zcGWzT4oYQU
ドイツ
フランクフルト 4/16-4/17
旅の始まりはフランクフルトです。関空からドバイ経由で20時間ほどでした。料金は13.5万円(学割)。フランクフルト空港に着くと入国審査がありました。1人で海外に行ったことが無かったのでとても緊張していました。緊張とは裏腹に超雑な入国審査でした笑。ワクチン接種の証明書が必要なのですがそれすらも確認されず、今日泊まる場所を聞かれただけでした。
空港を出るとルカが迎えに来てくれていました。彼はドイツとアブダビに住んでいて相当な金持ちだと思います。色々聞いてみたらアウディに乗っていて、父親はUAEで石油会社の投資顧問、船持ち、家4つ。住んでる世界が違いすぎるなと感じました。
初日はアウトバーンを爆走して、ルカ、ルカの友達、よくわからんおじさんとルカのリンゴ農園でBBQをしました。
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ハイデルベルグ 4/17
2日目はルカとハイデルベルグという街に行きました。この街ではハイデルベルグ城が有名です。
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朝ごはんにはDunaというほぼケバブみたいな物を食べました。ドイツ人曰くトルコ料理ではなくドイツ料理らしいです。このDunaはドイツの至るところにありました。
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マンハイム 4/17-4/18
2日目の夕方からマンハイムに向かいました。ルカの友達と合流し、ワイン片手に街を散策するという最高にお洒落なことをしました。
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マンハイム城。現在はマンハイム大学として使われています。
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ご飯はみんなでドイツ料理屋に行きました。シュペッツェレというパスタみたいなやつを頂きました。店主が気を効かせてくれて自分用に様々なビールを味見させてくれたのですがワインを飲んでたのもあって、味見で潰れてしまいました。途中、ステファンという友達、横の席にいたおじさん二人組が合流しワイワイ飲んでました。この後、メキシカンバーに行く予定でしたが本当に吐きそうだったので帰りました。翌日は案の定二日酔いになりました。
世界初の車。メルセデス・ベンツ
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コブランツ 4/18-4/19
3日目の夜からコブランツに滞在しました。ここはルカの大学用のシェアハウスがあり、そこに泊めてもらいました。最高にチルな時間を過ごしました。
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4日目はコブランツの観光をしました。ドイツには至るところに城があります。
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5日目
この日はルカとお別れの日です。ゴーカートで爆走してからフランクフルトまで送ってくれました。
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フランクフルト 4/19-4/23
フランクフルトでは人生初ホステルに泊まり、同室だったエリックと仲良くなりました。また、ホステルにはウクライナから避難してきた人が数人宿泊していました(ヨーロッパ全土)。
6,7日目
フランクフルト市内の観光に行きました。フランクフルト中央駅に近づくにつれて治安が悪くなっていきました。そこら中おしっこの臭い、大麻の臭い、タバコのゴミだらけ、物乞いに声掛けられるなどです。この旅で1番印象が悪い都市でした。
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ヴィースバーデン 4/21
景観がめちゃくちゃ綺麗。お金持ちの街です。
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カジノ
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温泉が有名で温水が湧き出ている場所がいくつかありました。ジョナスのお母さんに連れてきてもらい過去1お洒落なカフェでアフタヌーンティーを楽しみました。
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ダルムシュタット 4/22
9日目
ジョナスの大学がある街です。学生街として発展しています。写真にある五本指の塔は最近世界遺産に登録されたらしいです。
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夜は現地のスカウトと焚き火をしました。
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ラインバレイ 4/23
ジョナス一家と世界遺産であるラインバレイを訪れました。ここは世界遺産に登録されているため川に橋がかかっていません。対岸に渡るのに船を利用しました。
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対岸に渡るための船
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対岸には崖の上の城があり、今まで見てきた城と違う雰囲気がありました。結婚式が行われていました。
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帰りにカフェで美味しいラズベリーケーキを食べました。
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デュッセルドルフ 4/24-4/27
恐らくドイツで1番日本人が多い街です。リトルトーキョーが存在し、本格的な日本食レストラン、日本食スーパーがあります。日本食スーパーに行きましたが日本の2倍から3倍の値段だったため何も買いませんでした。Takumiというラーメン屋さんがめちゃくちゃ人気そうでした。
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日本にはないハンバーガー屋、ファイブガイズを食べました。メニューは3-4種類ほどしかなく15種類ほどあるトッピングの中から無料で選び放題といった形式です。ほぼ全部のトッピングを選んだら食べるときに顎が外れるかと思いました。
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ドイツのB級グルメであるCurry Wurstを頂きました。ソーセージにケチャップ、カレーパウダーがかかっています。ポテトが付属して7ユーロだったと思います。ボリュームとしてはかなり多いのですが味はそこまで美味しくなかったです。
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バーガーキングを店内で食べていたら物乞いの女の人が入ってきて奢ってくれと言われたのはビビりました。店の人は何も言ってなかったので常習犯ぽいです。
フライブルグ 4/28-5/1, 5/4-5/6, 6/4-6/8
神です。今まで行った街の中で1.2位を争うほど良かったです。日本より住みたいと思った場所は初めてでした。合計で2週間位滞在したと思います。第一印象は、美しい、自転車が多い。街中に水路が張り巡らされておりこの溝に落ちるとフライブルグの人と結婚することになるという言い伝えがあります。
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自転車が多い理由としてはパークアンドライドの存在があるそうです。パークアンドライドとは車に優しくなく、自転車、公共交通機関に優しい街です。つまり環境都市。フライブルグ内には至るところにオービス(30km制限)があり渋滞が頻発しています。逆に自転車は歩行者よりも優先度が高いとのことです。
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ホステルもかなり良く、現地の大学生と友達になりました。ドイツでは家を見つけるのが難しいらしく、家が見つかるまでホステルで生活しているとのことでした。毎日、晩ごはんを食べたり話したりしてかなり仲良くなり、今でも連絡を取り合っています。
観光ではフライブルグ大聖堂、Schlossberg、日本庭園などがあります。フライブルグは愛媛県松山市と姉妹都市であるため、日本庭園や松山通りがフライブルグ内にあります
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AirBnBのホストさんおすすめのカフェで黒い森さくらんぼケーキを食べてきました。生クリームは甘くなく、さくらんぼの甘酸っぱさでちょうど良い味でした。胸焼けはしました。
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フライブルグ近郊で有名なビールと伝統料理フレードレスープ
細切りのパンケーキが入ったコンソメ味のスープ。そのままの味。
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ブライザハ 5/1-5/4
フライブルグから20kmほど離れたフランスとの国境の町です。日本でキャンプ中に出会ったドイツ人(M4)が住んでいて泊まらせてもらいました。白ワインが有名な町で至るところにぶどう畑がありました。Mの彼女がフランス人でフランスのスーパーとパン屋に連れて行ってもらいました。クロワッサンが最高に美味しかったです。Mの友人がレンタサイクル屋を営んでおり、タダで自転車を貸してくれて有り難かったです。ドイツの電動自転車は1-6までパワーが選べます。6でスタートするとフロントアップ出来るくらいのロケットスタートになります。リミットは時速30kmでかなり速かったです。
毎日晩ごはんは電気を消してローソクの明かりで食べてました。正直みにくかったので電気つけたかったです。
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ミュンヘン 6/2-6/4
到着すると駅のゴミ箱が燃えていました。中央駅や街の至るところに物乞いがおり、治安はあまり良くない印象でした。初日は夕方に到着したこともあって、ホステルにチェックインしレストランに向かいました。目的はミュンヘン名物の白ソーセージです。事前情報では鮮度が重要で午前中に食べるものとのことでしたが大きいレストランだし売ってるだろと思い向かいました。店員さんに聞いてみると15時までしか売ってないとのことでした。午前中?のルールを守っている店は多いみたいです。店員さんがジェレミー・レナー似のめちゃくちゃいい人でした。メニューに関して丁寧教えてくれて、この店で人気なローストポーク、ラガービールを注文しました。ヨーロッパに来て1ヶ月半ほど肉はサラミ、ハム、ソーセージしか食べていなかったのでめちゃくちゃ美味しかったです。何故かポテトがめちゃくちゃモチモチで不思議な食感でした。写真のセットで18.5ユーロでした。
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ミュンヘンでいちばん有名なHofbräuhaus
適当な席に座って注文する。演奏しているので大きい声で店員さんを呼ばないと気づいてもらえない。
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食べ方は隣のおじさんが教えてくれて、皮を向いてハニーマスタード的なやつをつけて食べる。個人的にはこの白ソーセージとマスタードが好みすぎて後々スーパーで買って食べました。
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BMW博物館に行きました。ミュンヘンにはBMW本社があります。車、バイク好きは絶対行ったほうがいいと思います。入場料も学生料金で8ユーロくらいだったと思います。
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BMW初号機
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BMWバイク初号機
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初のレーシングバイクだったと思う
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レゴで作られたバイク
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ニュルンベルグ 6/11-6/13
二泊三日で行きましたが1日目は夜に着いたので1日しか観光する時間がありませんでした。まず行ったのはナチス党大会跡地です。資料館に入るためのチケットを学生料金で買おうと思ったら学生証をホステルに忘れてて証明するのがめちゃくちゃ大変でした。学生1.5ユーロ、一般6ユーロだったので譲れない戦いでした。
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進撃の巨人を思い出させるような迫力のある壁でした。
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外側からの写真
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午後は唯一赤ビールを作っている醸造所に行きました。
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三種飲み比べ
味は左からコーヒー、まろやか、普通
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ニュルンベルガーというソーセージ
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ビールとソーセージで12ユーロくらいだったと思います。
物価
野菜、果物、パスタ、パン、エナドリ、ビールは日本より格段に安いです。逆にコーラなどのソフトドリンク系は500mlで1.5ユーロくらいします。ドイツにはPfandというシステムが有り、飲んだ後のペットボトル、瓶、缶を返却するとお金が帰ってきます(0.25ユーロくらい)。そのため高くなっています。レストラン、カフェでのチップに関しては10%~15%くらい渡してました。
ドイツのコロナ事情
公共交通機関ではマスクの着用が義務付けられています。また、ミュンヘンから移動したときの電車では普通のマスクでは駄目らしく、FFP2というマスクを利用しなければなりませんでした。外でマスクをしている人は殆どおらず、店の中は1~2割程度の人がしているといった感じでした。東欧ではどこでも誰もマスクをしていませんでした。実際2ヶ月間ほとんどマスクをせず、手洗いうがいもほとんどしていませんでしたが体調を崩したのは1回の腹痛のみでした。ワクチンを3回接種していた効果があったのかもしれません。
差別
基本的にはありませんが誰かと喋る時には基本中国人前提で話されます。日本だというと「寿司最高」「アニメ大好き」「アリガトウゴザイマス」的な感じで盛り上がります。日本に行ったことのある人はかなり多いみたいです。ドバイの空港で中国人の通訳の人に中国語で話しかけられたので中国人前提なのは仕方がないことだと思います(割合的に)。
トラブル
ドイツで一番ストレスが溜まったことは電車です。ドイツ鉄道がすべて管轄しているのですがマジでゴミです。コロナリストラで人員不足、電車古い、壊れる、格安チケット開始による利用者増加などです。目的地に2時間遅れは当たり前。酷いと5時間位遅れます。電車が遅れていて来ないのはまだ分かるのですが、13:00出発の電車が20分前から待機しているのに出発30分遅れとかもザラです。ドイツ人たちも皆文句を言ってました。遅延時間によって最大50%の返金制度もあるのですが日本の銀行口座は対応していません。お世話になった友達に代わりに受け取ってもらい、あげました。
大麻
違法ですが合法化を勧めており吸っても特に問題ありません。街中の公園で吸ってたり、友達も吸っているそうです。警察の前で吸っても多分大丈夫です。売人は逮捕される可能性があるそうです。お酒よりも体に害がないと言っていました(真偽不明)。タバコも多くの人が吸っています。道路はタバコの吸殻だらけという場所が多かったです。めちゃくちゃ個人的な意見ですが超超美人な人はタバコ吸ってる確率高いです。
タトゥー
タトゥーがはいっている人は多いです。全身タトゥーのイタリア人が顎にタトゥーを入れるのが一番痛いって言ってました。
帰国
帰国の際のPCR検査はフランクフルト内で受けました。
このURLから日本行き用のPCR検査があるのでそれを選択しました(89ユーロ)。特に難しいことはなかったので、わざわざ手数料の高い代行業者は使う必要ないと思います。
空港でチェックインする際にはMySOSの登録を済ませて置かなければなりません。日本到着後のみに必要だと思っていたため、チャックインカウンターでQRコードを見せろと言われたとき何のことか理解するのに時間がかかりました。
航空会社は行き帰りともにエミレーツ航空を利用しました。ドバイ発ドイツ着、ドイツ発ドバイ着は7割位埋まっていたと思います。日本初ドバイ着、ドバイ発日本着はかなり空いており3列、4列シートを1人で使うことも可能でした。そのため、完全に横になって眠ることができ快適でした。
まとめ
時系列は前後がありますがドイツ、オーストリア、ハンガリー、クロアチア、イタリア、スロベニヤ、スイス、フランス、ドイツという順番で回りました。他の国に関してはまた書きたいと思います。気になることが他にあれば答えられる範囲で答えますので聞いてください。