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平凡な日常に潜む闇

こんにちは。どこにでもいる平凡なサラリーマン 27歳 独身 

日記みたいなものに興味があったので、書いてみようと思います。

まあ普通のサラリーマンなんでなんの面白くもないと思いますが、暇な方はどうぞ。

私は日々、ウクライナのニュースが流れるとこう思います。

日本に住んでいて良かったと

ええ、だって死にたくないし

きちんと整備された道路、歩道、一人で歩いていてもほぼ危険は無し。

もし、何かの事件にあってしまった場合は運が悪かったとしか言いようがない。

そんな国が日本です。 拳銃はほぼ誰も持っていないし持とうともしない。

他の国に比べてどれほど安全か。私は生まれてから一度も海外にいったことがないので主観でしかないですが、日本の安全さはある意味異常です。

今日の帰り道、ATMの随分前から諭吉さんを裸で手に持っているご婦人がいましたが、だれも見向きもせず歩いています。 海外なら間違いなく取られます。そして逃げられます。警察に行ってもほぼ取り合ってもらえないでしょう。 そんなのは酷い?そう思われる方が多いでしょう。でも海外ではそんなのはあなたが不注意なのが悪いとなるでしょう。
一方で、日本はどうでしょうか。まず逃げることはできないでしょう。そもそも防犯カメラはあるし、もし勇敢な方がいたら捕まえてくれるでしょう。
ほとんど場合は前者でしょうが。

そもそも日本ではそういった意識が芽生える確率低いというのが実際のところだと私は思っています。

私の住んでいる日本は、悪い言い方するとドMの集まりです。かく言う私も例外ではありません。

勤勉であり、辛抱強く、我慢することが得意です。そして善悪の基準が極めて明確です。

私たちは常識というしがらみに囚われながら生活しています。

もっとも明確なもののひとつに並ぶことがあります。

私たちは幼い頃から、並ぶことを余儀なくされています。すこし変な言い方ですが、実際別に並ばなくていい場合は五万とあると思います。

私は、本能的に並ぶという行為をしているのです。

誰がいうわけでもなく、バス停では並んでまち電車のホームでも綺麗並びます。

では、海外はというと並ぶという意識がほとんどないように思います。

わざわざここに並んでくださいと書いてあることが多い。もしくは割り込んだら許さねーぞくらいの勢いで注意書きがある。

日本人には、割り込むという意識があまりないもしくは、常識で割り込みは悪されているのでやらない。もし割り込んだら周りから白い目でみられこいつはやばい認定される。

そんなこんなで、日本人はどう考えてもドM。

戦後の日本は、みんなが一致団結してどうしたら自分の生活がよくなるのかを考えていた。並々ならぬ努力を重ねてきた。そしてその結果。世界から一目置かれる存在にまでなった。

しかし……

そこまでだった。かつて技術大国と呼ばれた日本の姿はどこにもない。

誤解しないでほしい。決してこの素晴らしい技術の数々を愚弄しているわけではない。 悪いのは偉い人だ。

こんなにも辛い思いをしてやっとのことで築き上げたこの会社。この地位。この名声。 若造どもに簡単になられてたまるものか。 

よし、企業に従順な若者を作ろう。この国に従順な国民を生み出そう。

これが終わりに始まりである。

先人たちがどれほど、辛い思いしてきたかどうか。そんなものは我ら若者には本来微塵も関係ないものである。それを強引に押し付けさせる。

日本の企業構造はほとんどがこれである。今多くの企業で役職についている偉い人はみんな若い頃に相当な苦労している方ばかりだ。
だからといってもう何十年たっているのに、当時自分が成功した方法を部下に押し付けるのは間違っている。

もう時代はとっくの昔の変わっているのに、昔のやり方に固執する。

このやり方を変えない限り、これ以上日本が成長することはないだろう。

では、なぜこのやり方ではだめなのか

これは、考えることを放棄している。前回もこれで成功したから大丈夫だ。

物事はそんなに簡単ではない。先人はどうやったよくなるのかを常に考えていた。だから成功した。先人の教えに胡坐かいているようではダメなのだ。

もちろんこれも原因の一つだが、もっと大きな原因は他にある。

それは….. 

自分のプライド、地位、名声を維持するためである。

至極当然のことである。

誰も、苦労して手に入れたものを手放そうとはしない。

従って新入社員には、俺が考えた最高の方法で、仕事をしてもらう。

もちろんもっと効率的な方法もあるだろう。だがそんなのは俺のプライドが許さない。ということである。

つまり、出る杭は打たれるそういうことです。

こうして形成されたのが、今の日本というわけです。

まんま偉い人の思うつぼになったということです。

これで、自分が生きている間は地位も名声も失うことはない。

消費税を増額しようが、国民に不利な法案が可決されようが、もの物価が上がろうが、こんな時代だからしょうがないねとなるわけです。

偉い人にとってみれば、実にやりやすいことこの上なしといった状態です。

だからといって、凡人一人が消費税増額反対といっても、何が変わるわけではありません。ではどうするか現状維持です。これ以上悪くならないように大人しく頑張るということです。

日本は偉い人にとって住みやすく、凡人にとって住みにくくされています。

では、私は住みにくいのか?

答えは否です。

ですが、決して住みやすいわけではありません。既に私は諦めています。

これ以上生活が悪くならないように食いしばって生きています。


長くなってしまいました。日記というよりなにかよくわからないものなってしまいました。

では、また明日。

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