とるたら日記(2/21)
気づいたら最後の日記更新から2週間もたってた!な私です。
書くことないな~どうしようかな……って思って更新をさぼっていたらこんなに日が経つとは。
最近、noteを書き始める前に感じていた「一日があっという間に過ぎてしまっている現象」に抗えなくなってしまっていました。
こういう時こそ、一日一日をしっかりと過ごすためにこうした振り返りの時間を設ける(日記をつける)ことを忘れないようにしなければと思います。
最近、こんな本を買いました。
私は小学生のころ、こういった児童向け文庫(かわいらしいイラストが表紙のような青い鳥文庫に始まる児童向けの本)を読んでみたいと思っていたのですが、周りにからかわれるのが怖くて結局読んでなかったことをふと思い出しました。
そうしているうちにいつの間にか読みたかったことも忘れて大人になってしまいましたが、好きなイラストレーターさんが挿絵を担当しているとのことで、(絵:むっしゅさん)今ならいちいち人の趣味に口だされることもないし……と思い、思い切って買ってみました。
読んでみると…….これが意外と面白い。
まだ読んでいる途中なのですが、主人公の女の子がとても一生懸命にバトミントンに夢中になっているのが伝わってきます。
子供に読みやすいように主人公2人の「話し言葉」で物語が進んでいくのですが、起承転結とテーマがわかりやすく、大人の私でも楽しめます。
あの時、周りの目を気にせずにこういった本を読む機会があればなあ……
子供の情操教育に本を読むのはいいことだというのは大人になってから理解できるものですね。
それにしても意外に思ったのが主人公の置かれている境遇が重めだということです。
父親が主人公に対して「バトミントンなんてまじめにやっても将来のためには何の役にも立たない、部活なんてやめて勉強しなさい」といった一言によって両親が不仲になり、離婚して母親の地元に引っ越すところから始まるのですが、そんな父親に対して「私はお父さんに否定されても自分がやりたいと思ったことをやるんだ!」と心の中で啖呵を切るシーンは(お前……小学6年生のメンタルじゃないだろ……)なんて思ってしまいました。
今の子供たちはこんな重い設定を出された本を読んでいるだなんて……
やっぱり小さいころにこういった本を読んでおきたかったなあ……(デジャブ)
好きなイラストレーターさんの絵に釣られて買ってみた本ですが、意外と面白かったので、興味があれば2巻以降も買ってみようかなと思います。
大人になって、小学生だったあの頃とは時間の余裕がなかったり、感性も変わったりしていますが、今の私はお金の余裕はあったり、周りの目を気にせず自由にふるまえたりするようになったのですから。
子供の頃の思い出を拾い直してみたら、意外と今の私でも楽しめたよというお話でした。
姪がもう少し大きくなったらこういった本を勧めてみようかな。
それでは。