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とるに足らない日記(9/1)

ある日のことだ。
私は2か月に1回の美容院に行っていた。
ここは手際もいいうえにサービスがよく、ヘアカットが終わった後に簡単なマッサージをしてくれる。
美容師さんに「相っ変わらず肩バキバキですねえ……」と毎回言われてしまうのである。

私は25歳である。今年で26歳になる。
一般的には、一応若者として分類されるはずである。
にもかかわらず、毎回心配されるレベルで背中がバキバキなのは理由がある。会社のデスクだ。

私は職業上、PCによる事務作業が大半を占めているのだが、その作業場というのが旧型の事務机だ。
だが、この事務机が問題で、産業医曰く「机が低すぎてPC作業に向いていない」らしいのだ。
肩を下げた状態で長時間PCをいじる必要があるから肩こりまっしぐらだとかなんとか。1年目はまだ耐えきれていたが、ここ最近ちょっと耐えきれないレベルで辛い。

そこで、今週にどこかで整体に行ってみようと思う。
人に触られるのに少し抵抗があって避けていたが、四の五の言ってられない。今こうして家にいてPCを弄っている間も、家の机の高さは問題ないにもかかわらず、なんだか背中が悲鳴を上げている気がするのだ。

いろんなことを試すのは若者の特権というが、まさかこんな歳をとったような人間がやるようなことに挑戦するのは少し悔しいが、少し楽しみでもある。
今週の平日のどこか、午後に休みを取ってマッサージしてもらおうと思う。

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