とるに足らない日記(10/9)
今日はアトラスの話題作『メタファー:リファンタジオ』の体験版をプレイしました。
なんでもアトラスの様々な過去作を踏襲したRPGなんだとか。
雰囲気は中世ファンタジー+ペルソナ5ですが、バトルはメガテンシリーズに近い感じです。そしてエンカウントシステムはちょっとアクション要素を加えた感じ。色々ごった煮ですね。
人によってはいいとこどりともいえるかもしれません。
それと、わかる人にはわかると思うのですが、BGMの荘厳なパイプオルガンやコーラスで「真・女神転生 STRANGE JOURNEY」を想起したのは私だけでしょうか?
少しプレイしてみた感じ、主人公達がペルソナ……ではなく「アーキタイプ」に目覚めるシーンがあるところや、バトルがメガテンのプレスターン仕様なのも相まって、それらと同じような感覚でプレイできる……かと思いきや、意外とそうでもなさそう。
アーキタイプは悪魔合体ではなく、それを装備したまま何度も戦う=鍛えることで強化・上位のアーキタイプを装備できるようになる仕様で、少し手間に感じました。まだ序盤なので一つのアーキタイプを極めるのに時間がかかっているだけかもしれないので製品版になるとここはまた感覚が違うかもしれませんが。
またエンカウントの際に武器で殴って敵をダウンさせることで先制攻撃(ダメージ+相手が気絶状態になる)ができるのですが、これがまた曲者に感じました。
特にハードモードだと、自分より格上の相手は事前に先制攻撃相手を削っておかないとかなり厳しい戦いを強いられます。
ですが敵を殴るために近づくと当然反撃されるわけです。(敵の攻撃が当たると相手のターンから始まってしまう)そこをうまく躱して攻撃を入れていくというアクション要素があるのですが……
これがまた難しい。敵の攻撃が早くて躱すのがシビアだし、お世辞にも主人公の操作性が良くはないため先制攻撃するにも一苦労でした。
RPGにアクション要素が加わって批評をもらってしまうという話はたまに聞きますが、なんとなくそれに通じる物を感じます。まあ私自身アクションがあまり得意な方ではないのもあるのですが。
とはいえ流石のアトラス。
世界観は引き込まれるものがありますし、何より35周年の集大成ということだけあって全体的なクオリティは高めに感じました。
幻想とは何か。「ニンゲン」とは一体何なのか?そして主人公の王の資質とは……
アトラスの暗めな作風が好き!というメガテン勢やペルソナみたいな雰囲気が好きな人も楽しめると思うので興味がある方は買ってみてもいいのではないでしょうか。