日記・推しが神様に見えた日
レポと言えるほどちゃんとした文ではない、日記
中野に行く前に池袋の無印良品で結び釦シャツというのを買った。薄手のチャイナ服って感じでめちゃくちゃ可愛い。中野サンプラザに無印良品の紙袋をぶら下げて行くのはなんだか……という気がしたけど逆にこれが目印になって相互さんに見つけてもらいやすかったっぽい。良かった!
物販が15時からか!じゃあ15時以降に並ぼう!という精神で15時に中野に着くくらいの計算で呑気に電車に乗っていたが「14時前から並び始めてる列がある」というTL情報で焦る。個人的な話だけれどこれ以上金を落とす余裕が現在無く、グッズは諦めるかあとなったが「会員特典のステッカーもグッズ列に並ばなければ手に入らない」という情報で急速に焦る。流石に会員特典は絶対欲しい。厚底の靴で小走りしてグッズ列に15時頃到着。会場内に入るとsyudouさんの曲がボカロか本人歌唱かなど関係なく流れていた。大きい会場の初音ミクの歌声でテンションが上がる。グッズの販売口が4つしかなかったのでそりゃあこんな並ぶわなという感じ。次のライブは販売口拡大してくれ!頼む!あと会員特典は別の列にして速やかに受け取れるようにしてほしいです。1時間半近く並びステッカーGET。緩い絵柄!そこがいいよね。
グッズ列から下山したあとはぼちぼち会う予定だった相互さんに会った。というか会場前の時計台で加速のTシャツ着た相互集団がすごく集まってて陰キャ君の私はビビって声がかけられずにいました。会ってくださった方、声をかけてくださった方本当にありがとうございます!!お菓子とか配りました。チョコパイ配ったけど潰れてたと思う。でも素材と製品に間違いはないので問題は……ナシってヤツ?笑(嫌なオタク…)
18時前にまだ昼食を食べていなかったので焦りに焦って中野サンプラザの目の前にあるスタバ(普段入るような場所ではない)でワッフル(普段食べるようなものではない)を注文し会場のそばで必死に食べました。一瞬喉に詰まる感じの食べ方をしました。美味しかったけど緊張で味をあまり覚えていない。
18時には比較的涼しくなってきたので入場列が止まった瞬間にフラミンゴパーカーを着用。この時には厚底を履く足が疲れている。痛い。入場列でたまたま前に並んでいた方に声をかけてもらい入場までお話ししてツイッターで繋がる。こういう事象って本当にあるんですね……。めっちゃ嬉しかったな。
ホールの入口の右隣ら辺にお花が!中には「はこね男子」からのお花もあって芸人オタではこねDANCING TRIBEが最近の曲の中でトップで刺さった私は個人的に沸く。いよいよホール内入るか〜という時になにやら「ホワイトハッピー」の音が聞こえる。こんなところで大音量で曲聞くとかやめてくれよな〜と思っていたがなんだかおかしい。ホールの中に入っていくとホワイトハッピーがホールのスピーカーから流れている!MARETUさんのオタクでMARETUさんが引き金となりsyudouさんを好きになった人間としては開演前からテンションが急上昇。syudouさんが客入れの音楽としてホワイトハッピー使ってるの本当にこの人は初音ミクが好きだなぁ……(照)って感じ。MARETUさんも。
19時過ぎに開演。電話のコールが鳴りsyudouさんが「あーはいもしもし?syudouです」みたいな会話を始める。「はい、はい。中野サンプラザで、はい。わかりました……」みたいな感じで、あたかも依頼されて中野サンプラザでライブやるみたいなセリフで「らしさ」を感じた。仕事人みたいな。そこからツイッターにも載ってるアニメーションが流れだす。もう冒頭茶番シーンで私は声を押し殺して泣いている。1曲目「いらないよ」ではサビで会場全体が飛び跳ねて腕やペンライトを振っていた。syudouさんが目の前にいるよ、私!syudouさん目の前で歌ってる!あれsyudouさんだよ!目の前にいるあの人syudouさんだよ!と自分に言い聞かせて嗚咽あげながらペンライトを必死で振った。周りの人に迷惑かけてないかな……と一瞬よぎったけれどsyudouさんの歌声がパワフルすぎて全然私の嗚咽が掻き消されててよかった。マスクがじわじわ濡れる感覚があって、こんなガチ泣きしたのいつぶりなんだという動揺もありつつ。
アンチテーゼ貴様歌うのえげつないよ。アンコールならワンチャンあるか…!?と思ってたダークホース枠が5曲目で来るとか予想できないでしょうが。次はもしかして「必死」が5曲目来る?「は?ふざけんなゲロゴミカス」が5曲目来る?
灯火歌い出した時素の声で「ヤッバ」って出た。灯火と笑えに特別な感情を抱いているので本当に………本当になんなんだこれ……泣泣 ってなった。「誰かが君を嫌う理由で 僕は君が好きだ」「君が嫌う君が欲しい 僕も僕を好きにはなれないな」が生で聞けただけで生きてて良かったって思った。私もsyudouさんが自分のことを嫌う理由でsyudouさんのこと好きだよってその場で思ったけど流石にキモすぎる。でもオタクってキモイからオタクなのでは?胸なんか全く張れないけどキモイままでいてしまう。
灯火なんかもそうだったけど曲の中で真ん中の背後のライトが真っ白に光る瞬間の、全力で歌うsyudouさんの逆光の姿が神々しいとかそんなんじゃなくてもう神様なんだなって思った。丸一日経ってもまだsyudouさんが私の神様なのかって思ってるから多分これは一時の思い込みじゃない。今までの推しに神様だ……とか教祖様……とかの感情を抱いたのはMARETUさんときくおさんの二大ボカロP教祖に対してだけだったから自分でもまさかsyudouさんにこんなこと思うなんてとは思ってる。泥酔ツイキャスやってた人に?まさか……とはちゃんと思ってる。でもあの瞬間のsyudouさんは比喩とかではなく本当に私の神様だった……でも灯火の時は天使だと思ったから私の感覚がおかしいだけかもしれない。でもそのおかしい感覚の中では神様だし天使だし推しです。というか私は普段あまり「推し」というワードを使おうとは思わない。「推し」とか「尊い」とかの単調な言葉で表現できる存在ではないので……。
アンコールの笑え、夢みたいだった。最初に「オーベイベー 笑わないでくれ」と大きく、ゆっくり歌い演奏を1回やめて「今日はありがとう」とゆっくり言う。それまでのMCでの散々放たれた「モテたい」も至極本音だとは思うけどそのすこし不安定な「今日はありがとう」にすごく本音みを感じた。それは私がキモータだからかもしれないし、何気ない一言かもしれないけど、何気ない一言が笑えの曲の間にあればそれは純粋な本音になる。前述の通り私は灯火と笑えに特別な感情を抱いているのだが、それは其の場凌ぎEPが家に届いた時の私の生活や心とのリンクが理由にある。挫折と鬱気味(鬱ではない)が重なってどうにかなりそうだった時に聞いた灯火と笑えが私を救ってくれた。笑えはツイッターで公開された歌詞の画像を見ながら聞いてさらに救われた。syudouさんの曲は人を生かすくらいの力があると日々実感する。
爆笑の「板の上のた打つ俺を」のところで高い台の床に背中くっつけて仰向けで暴れた時心がめちゃくちゃになった。カッコよすぎるし良すぎる。良すぎる、に尽きる……。
ライブの最後の最後、syudouさんの肉声の「ありがとうございました」に魂がこもっていた。それまでまだライブやめないでほしいまだ帰りたくないと未練があったがすっと消えた気がした。
syudouマネーを貰えた。syudouマネーを全員に配るって言った時の会場の盛り上がりようすごかったな……。
一応1本ペンライト持ってきて今回のライブで本数増やすか減らすか決めようと思ってたけど、結構振ってる人多くてもう1本持ってきても良かったかなと思った。ペンライト1人振る人がいたらみんな一応で持ってきたやつ振りだすって感じで広がっていったんだろうなと、次回のライブでもうすこしペンライト勢増えるのでは。
直接の関係はない話をするけど、私はsyudouさんのことが好きすぎる。1回syudouさんから離れていた時期があって、その時に前友人に送ったLINEの履歴を見て「こんなに人を好きになったことあるんだ……」と思った。「一生ついていく」とか責任感のないことは言えないけど、今回のライブはそれを嫌でも思わせてくれた。でもこのライブはまだsyudouさんの序盤なんだろうなと思った。武道館行ってくれ、syudouが武道館行ってくれたら死ぬ。