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実家にいるおじいちゃんわんこ。
最近は実家に帰るたびに、いっしょに写真を撮るようにしています。

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実家では、3匹の犬を飼っている(いた)。

わたしが小学生のときにきたわんこ、
わたしが中学生のときにきたわんこ、
わたしが社会人になってすぐのときにきたわんこ

小学生のときに家族になったのは、シェットランドシープドッグのジョン。
ジョンがきて数年後に、2匹目のわんことして家族になったミニチュアダックスフントの零(レイ)。
ジョンが亡くなって少しして家族としてお迎えしたトイプードルのティラ。

ジョンは小さい頃からずっといっしょだった。ある冬、雪が積もったときに、近くの広場でソリを引っ張ってもらったんだよね。いたずらっこで、自分でドアを開けるのが得意だった。
そんなやんちゃだったジョン。亡くなるちょっと前から寝たきりになってしまった。いつ亡くなってもおかしくない状態だったけれど、14歳の半ばを過ぎたぐらいから、15歳の誕生日までがんばれーって、なんとなく思ってたんだよね。
そしたら、15歳の誕生日を迎えたその日に、ママとわたしに見送られながら天国へいきました。

ジョンはわたしが最初から最後までずっと同じ家で過ごした唯一のわんこ。いっしょに成長してきたよね。

ジョンが亡くなって、零がいたからまだマシだったものの、いわゆるペットロスみたいなものはあった。
そんななかで、いつも行っていた動物病院の先生から、飼ってみないかと言われた保護犬だったトイプードル。当時はまだ前の飼い主がつけた名前で呼ばれていた。
前の家で少しトラウマのようなものがあって、最初はなかなかなついてくれず大変だった。鋭い眼光でツンツンしていて、なんかティラノザウルスみたいだったからそこからとって、ティラ。
ある日噛まれて大変なことになって、抗生物質飲んだのも今となってはいい思い出…。
でも徐々にうちにも慣れていって、顔つきもずいぶん優しくなった。
わたしが結婚して家を出てから数年経った今年。急に体調が悪くなって、そのまま天国へいってしまいました。天国へいった日は、我が家に家族としてお迎えした日でした。
そのときわたしは今の家(茨城)にいたけれど、ティラが亡くなった話を聞いてすぐに実家に帰ろうと言ってくれた夫には感謝しかない。骨になる前に会えて良かった。

最後の最後までわたしになついてはくれなかったけど、たまに帰ると寄ってきてたくさん癒してくれたよね。憎たらしかったけどかわいかったよ。

そして、ジョンともティラともいっしょに過ごしてきて、いまも元気に頑張っている零。今年15歳になったおじいちゃん。
何度か大きく体調を崩して心配をかけてきたけれど、毎回なんとか持ち直してくれた。数年前にヘルニアを患ってしまい、もう下半身は動かないけれど、家のなかでは前足二本でたくましく移動している。食欲も旺盛。前より眠っていることは多くなったけれど、餌の気配がすればわんわん吠えるし、水が欲しければくーんと鳴いて訴える。目も耳も悪くなってきたけど、ちゃんと意志疎通のとれるおじいちゃんわんこ。

わたしが嫁いでからは毎日のように会うことはできなくなってしまったけど、会ったら必ず上目遣いでおねだりしてくる甘えん坊。ずっとずっとだいすきだよ。

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今日も実家にいていっしょに写真撮ったら、なんかほんとにおじいちゃん感増した気がして。なんとなく今のタイミングでわんこへの愛を綴っておきたくて書きました。

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