住んでいた市町村を紹介する話
教員という仕事柄、異動が付き物です。
自分は生まれてから、今まで山梨の4つの自治体で生活しました。
今日は住んでいた4つの市と村を紹介します。
※ヴァンフォーレ甲府の外国籍選手ネタは執筆中です。
甲斐市
生まれてから高校卒業まで、それと2019年から2022年現在まで生活している、著者の生活の拠点であり、ふるさとです。
甲府に近く、ベッドタウンとして発展していて、生活しやすいです。あと、現在の市政が、市民に還元してくれていることも好印象です。
竜王駅から高速バスが出ていることと、特急かいじが1日2本、発着しているので、関東への交通の便も良いです。
ラザウォーク甲斐双葉があり、買い物も便利です。
都留(つる)市
高校卒業後、大学入学を機に引っ越しました。1人暮らしを始めた思い出の地です。※著者の出身大学が分かってしまいますが、気にしません。大学生の4年間、生活した思い出の地です。
山梨県の東部地区で、東京方面へのアクセスがしやすいです。乗用車等があれば、静岡・神奈川方面へも行きやすいです。
正直、大学周辺にスーパーマーケットが2軒とチェーンの飲食店が何軒か、個人経営の飲食店が数軒あるくらいで、田舎に部類されると思います。
市内を走る鉄道、富士急行線は運賃が高いです。市の中心駅である都留文科大学前駅から大月駅まで10.6km、約20分の乗車で、570円も運賃がかかります。著者は少しでも運賃を節約しようと、1駅大月駅寄りの谷村町駅周辺に住んでいました。※谷村町~大月は運賃が都留文科大学前~大月よりも安い。
高速バスが走っていますが、市内中心部から都留バス停まで、徒歩で30分ほどかかります。
個人経営の飲食店だと個人的に、松鶴とくろき、パン屋だとなないろこむぎが好きです。甲斐市からでも定期的に行きたくなります。スーパーはおかじま食品館都留店にお世話になっていました。
丹波山(たばやま)村
教員人生を始めた思い出の地。2年間住んでいました。著者の親族や友人も、自分が赴任することで初めて聞いた、というくらいの山奥の村です。東京都奥多摩町と隣接しています。
人口は500人前後で、村の面積のうち居住可能地域は約3%だそうで、山に囲まれています。
もちろん村内に、スーパーマーケットやコンビニはありません。最寄りコンビニまで車で約40分ほどかかります。(奥多摩町・大月市・甲州市内のコンビ二)村内に商店はありますが、運搬費も含まれているので割高です。※著者は闇市と呼んでいました。
あと、山梨県の大手銀行である山梨中央銀行のATMもありません。
交通の便もとても不便です。
最寄り駅はJR青梅線の奥多摩駅です。
山梨交通・富士急行バスの運行はなく、平日は3往復、土休日は6往復している奥多摩駅発着の西東京バスが命綱です。丹波山村から甲州市、小菅村・大月市方面への直通のバスはありません。(小菅村・大月市方面は奥多摩駅行のバスに乗り、途中で小菅村の小菅の湯行のバスに乗り換え、乗り継いでいくことにより、抜けることができるようになりました。)
甲州市方面、小菅村方面に抜ける道路は、雨量規制が早く、また、冬季は積雪や路面凍結で、陸の孤島になりがちです。著者は3~4度冬季にスリップをしましたが、無事故でした。(1度のスリップは死にかけましたが、奇跡的に車も自分も無傷でした)※現在、奥多摩町方面に抜ける国道411号は村内の落石の影響で、通行止めで、大きく迂回することを強いられいます。クラウドファンディングを行っているので、是非ともご協力よろしくお願いします。
正直、とてつもなく不便な地ですが、魅力もたっぷりです。
名産品は舞茸。とてもおいしいです。肉厚です。味噌汁でも天ぷらでも何でもおいしいですが、フライにして食べるとオススメです。
やまびこ食堂のお蕎麦もおいしいです。東京都の水源のため、水がきれいです。
道の駅に隣接しているのめこい湯は泉質がとてもよく、お肌ツルツルになります。丹波中学校の近くにあるきのしたベーカリーのパンはどれも美味しいです。簡単に行ける距離ではありませんが、ここも定期的に行きたくなります。
日本一のローラー滑り台もあります。※長さが日本一ではありません。詳しくは調べてみてください。ちなみに著者は高所恐怖症のため、行ったことはありません。
道に慣れて実家から約90分かかりました。高速道路で東京まで行けてしまいます。
著者は関東近辺にサッカー観戦へ行くときには、大月まで行くか、奥多摩方面の青梅駅や河辺駅まで車で行って、青梅線と中央線を乗り継いでいました。正直、青梅経由の方が道も安全で、駐車場もたくさんあり、電車の本数も多く、運賃も安いので、お得です。圏央道の青梅ICと日の出ICも約1時間で行けることが便利ポイントでした。
社会人になって1~2年目を過ごしたので、いい思い出ばかりではありませんが、赴任して良かったとは断言できます。村の人々も優しく接してくれてありがたかったです。
大月市
1年間しか住んでいませんが、入籍した思い出の地。丹波山村から引っ越してきたため、とても便利に感じていました。(だって、徒歩圏内にコンビニがあったし、駅も近いしスーパーもあったから…)
都留市に住んでいた関係で、何となく様子も知っていたので、右も左もわからないという状態ではありませんでした。
東京から電車で1時間ほど、大月駅を始発着する中央線が何本もあるので、東京方面へのアクセスは良いです。大月到着の終電も当時は1:10という電車があったので、東京を23時台に出発しても帰ってこれました。この電車のおかげで、都留に住んでいた時も、仙台18:30キックオフのヴァンフォーレの試合で日帰りすることができました。※大月駅周辺に車を停めていた。
著者が住んでいた所は中央道の大月ICが近くにあり、とても便利でした。
生活面は、スーパーが2軒しかありません。※しかも1軒は小菅村方面に向かう山の入り口にある。なので、著者は都留市の方へ買い物に行っていました。ホームセンター、家電量販店、本屋もなく、全て都留市で済ましていました。
あと、教員採用試験に合格したのもこの地です。ターニングポイントだったと思います。
仕事の方も今後、後輩に対して、どう接し、どう立ち振る舞えば良いのか、よく勉強させてもらった1年でした。※補足ですが、よくかわいがってもらいましたよ。
ちなみに、引っ越してから大月駅北側に、東横インが開業しました。先述した大月駅1:10着の電車は東京駅始発なので、学生時代から、大月駅で絶望の淵に落とされている社会人をたくさん見てきました。そのような方々の救済の地になると確信しています。
まとめ
この世に生を受け、29年。大学時代から含め7年間は山梨の東部地区(山梨では郡内地域といいます)で生活していました。なので、なんだかんだ郡内にも愛着があります。大月で生活していた時に、他の先生から聞いた言葉。
「いつかは地元を出る日が来る。なので、地元で生活しているうちに地元の自慢できるものを1つでも見つけなさい。誰にでも地元はあり、それは1つしかない。かけがえのない故郷の自慢できるものを見つけておくことが大切なんだ。中学生にこう伝えているよ。」
著者の地元は甲斐市の双葉地区ですが、それぞれ4つの市村で誇れるものを見つけた気がします。
ぜひみなさんも自分の故郷の誇れるものを見つけてみてください。
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