HAND in HAND
僕たちのまわりには
様ざまな手があることを
思い出して
小さな手
大きな手
生まれたての手
しわくちゃの手
冷たい手
温かい手
どれも
傷ついたこの星の上で
生命の水を分け合う
仲間の手だ
そっと手を取ってごらん
喜び
悲しみ
怒り
流れ込んでくる気持ちは
様ざまだけれど
ゆっくりと息を合わせて
お互いの鼓動を感じるなら
いつか二人のリズムは
ひとつに溶け合い
大きくて力強い
そして
穏やかなリズムになるよ
それが一人
また一人と
広がっていき
この星の上を
おおいつくすことを
想像してみよう
すると
長い間忘れていた
愛の歌が
唇によみがえる
その生命のハーモニーが
空を越え
宇宙にまで届く時
遥かな星ぼしの友だちから
ブラボーという歓声と
大きな拍手がおこるだろう
おめでとう!
待っていたよ
おめでとう!
信じていたよ
愛の星に住む宇宙の友よ