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Preshoolについて

お子さんと一緒にアメリカへ行かれる方は、現地で幼稚園や保育園に入れることもあるかと思います。

システムは州により異なるようですのであくまで私の体験談を。

渡米前後にいろいろ調べましたが、Daycareが保育園、Preschoolが幼稚園という説明が多かったように思います。
概ね間違いないと思うのですが、私の住んでいるところの近くでは1歳児でも入れるPreschoolもありましたし、預かり時間も朝から夕方までと保育園に近いところもありましたので、地域や施設によりまちまちのようです。
とりあえずここでは義務教育前に通う施設(Daycare含め)をまとめてPreschoolと呼びます。

なおアメリカの学校は9月~8月が1年のため日本の感覚とややずれるところもあるのですが、日本の年長の学年からKinderが始まります。

Kinder以降は無料なのですが、それまでは私立のPreschoolに通う場合、有料です。
収入額が一定以下なら公立のPreschoolも利用できるらしいのですが、年収の証明が必要であったり事前に締め切りがあったりで、渡米後にセットアップすることになる留学生、しかも私のように1年予定という期間ではなかなかハードルが高く、私立のPreschoolを探すことにしました。


探し方

やはり一番いいのは直近の先輩や現地で実際に通っている方から話を聞くことだと思います。

また、行くとなると場所も大事になってきますのでGoogle mapで「地域名 preschool」や「地域名 daycare」などで検索をかけて家の近くにどのような施設があるかリサーチしました。

それらで候補に挙がってきたところをGoogleで検索すると、大抵の園がホームページを持っていますのでどのような施設なのかを見ることができます。

ただ、細かい預かり時間や費用、その他の条件などについては載せていないところも多かったです。

そこでメールや電話で連絡し、見学を申し込んで、実際に足を運ぶ必要があります。


見学

恥ずかしながら日本で保育園幼稚園の見学は行ったことがないのですが、まず実際に子供たちが遊んでいる教室や庭などを見せてもらいながら簡単な説明を聞きました。

その後事務所で具体的な費用や預け時間、その他の条件(着替えやおむつが必要か、お弁当持参か、休みの期間など)の説明を受けました。

何か所か行きましたが、独自のプログラム(ダンスや音楽など)をやっていたり、サマーキャンプ(当然別料金…)があったり、預かり時間も午前中のみ、3時まで、18時までなど様々なプランや特色がありました。
特に費用の高いところはプールなどの設備があったり、多言語対応のプログラムがあったりと充実していましたね。
また、アプリで子供の写真を共有してくれたり、いわゆる連絡帳のようなサービスをしているところもありました。

費用

費用面では当たり前ですが年齢が低く、預け時間が長いほど高いです。
延長の有無などにもよりますが、週5日預けるとすると、だいたい1500ドル~2500ドル/月ほどは見ておく必要があるでしょうか。
留学生にとってはなかなか大変な数字かと思います…
実際、子供が2人いても1人しか預けないという家や、週2日のみの登園というようにしている家もあるようです。


申し込み

申し込みの時点で数十~数百ドルのfeeがかかるところがほとんどでした。
しかも私立のPreschoolの場合、基本的に早い者勝ちですので、枠があと少ししかないといわれたりして、いくつか見て回る予定だったのですが、プレッシャーをかけられました(笑)

幸い、知り合いも通っているところに空きがありましたので、そこに入ることができました。


終わりに

こどもにかかる費用の高さを見ていると、アメリカではお母さんも育休を取らずに働く代わりに、その給料は育児に消えていくというのは本当なんだなと実感しています。
順調にキャリアを積んでいけば将来それ以上のメリットとして返ってくるだろうからそうしているんでしょうが、なかなか大変な社会ですよね…


実際我が家でも生活費のトップ2は家賃とPreschool代です。
ポス山先生がアメリカでの生活費について書かれていましたが、金額や事情は異なるものの、かなりリアリティのある数字で、共感する部分も多かったです。
うちは給料ないし日本の家も持ってませんが…(´;ω;`)
アメリカ都市部の生活のリアルを知りたい方はぜひお読みください↓

ではまた。

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broadyのアメリカ無給研究医留学記
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