帰国後のドル運用
こんにちは。
帰国がだんだん近づいてきて、寂しいですが、少し楽しみでもあるような複雑な気持ちです。
今回は、ドルでこちらに送金したお金を最終的にどうするか少し調べたり考えたりしたので軽くまとめてみます。
①保険
日本でもありますが、こちらでは資産形成として行われる意味合いが強いようです。生命保険に積立保険がプラスされたような商品や、個人年金のような商品があります。
②証券口座
アメリカで口座を開設して株や投資信託などを買って運用する方法です。日本の証券口座でも株などは買えますが、違いを挙げるとドルに両替する必要がないこと、確定申告が面倒なこと、買える商品が違う(アメリカの方が多い)ことなどです。
③日本に送る
一番普通だと思いますが、日本の銀行や証券会社に送って運用や生活費に回す方法です。ドルのままで送って運用するのもありですし、円に戻す手もあります。送金には手数料がかかります。円に戻す場合は手数料に加えて為替レートにも左右されます。
調べた限りでは上の3つの選択肢があるのかなと思いました。もっとお金がある人なら不動産投資とかもできそうですが…
個人的にはアメリカでしかできない①②にトライしてみたいと思っています。
①保険
日本と同様、いろいろな商品があります。お勧めされたものとしては「生命保険+資産形成」として、例えば死亡保険金10万ドルで月の保険料100ドルのような感じで、月々の保険料が投資に回る商品です。亡くなった時には10万ドルと、それまでに支払った保険料の利息を加えた保険金がおりますし、途中でお金が必要になれば最後に受け取れる保険金が減る代わりに一部を生前に引き出したりもできるそうです。保証期間や保険金の支払期間、額などでいろいろ変わるようです。
個人年金や学資保険のようなものは一括で払い込むものと積立で払うものがあるようですが、例えば20年など運用期間が決まっているためずっと継続できるわけではないようです。保険会社にもよるかもしれませんがこちらは完全に資産運用ということでしょう。
いずれも利率が年5%~7%などと日本より高く、アメリカ滞在中しか契約できないものの、契約すれば帰国後も有効なようです。また保険金の受取は無税とのことです。
調べた限りでデメリットは保険会社倒産のリスクや、税金などアメリカの制度が急に変更される可能性、早期に解約した場合のペナルティなどでしょうか。あとはドルで受け取りなので為替がもし大きく変動していれば円に変換した時に損をするような可能性なども考えられますね。
②証券口座
これについては、例えばビットコインのETFなど日本では買えないものが買えること、アメリカの銀行にあるドルをそのまま入金できることがメリットでしょう。ただし配当を受け取ったり株を売却した場合に確定申告などが面倒くさいというのは大きなデメリットかと思います。
Charles SchwabかFirstradeなど一部の証券会社が日本に帰国後も口座が維持できるようなのでそれらを選ぶ必要があります。(firstradeは日本から開設もできるらしく、急いで開設しなくてもいい説もあり?)
証券口座については国のリスク分散として開設したと言う知人もいました。確かに、将来万が一戦争などで日本の資産が封鎖されたりすることがあったときには安全かもしれません。
もちろん逆にアメリカで封鎖されるリスクもありますし、あまり考えたくないことではありますが…
まとめ
①②ともアメリカの銀行口座を使うことになると思うので、それもいいなと思います。というのも、アメリカの銀行口座を残しておく場合、ずっと出入金がないことが続いていると凍結されてしまうリスクがあります。
保険料を引き落とし設定しておいたり、証券口座へ送金したりすることでそれを回避できるのではないかと思います。
とりあえず早めにどうするか決めようと思っています。
ではまた。
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