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ビザ申請③ 大使館面接 2024年1月版

行く前に大使館面接に関するネットの記事を読んでいきましたが、若干情報と違うところもありました。
もしこれから行く方がいれば参考になれば幸いです。


大使館まで

私は東京の大使館に行きました。
駐車場はないので溜池山王駅や国会議事堂前駅などから徒歩で向かいます。
少し歩きますが、土地柄周りに警備の警官が多いので道を聞けば皆さん親切に教えてくれます。

また、14歳以下と80歳以上は面接不要ですが、預けられなかったので子供も連れて行きました。

持ち物

東京の大使館で持ちこめる物は以下の通りです。
 ・携帯電話1台
 ・手持ち可能なバッグ1点(25cmx25cm以下)
 ・ビザ申請関連書類が入った透明なクリアフォルダー
 ・傘
 ・ベビー用品、ベビーカー

以下のものは持ち込めません
 ・ノートパソコン、タブレット、USBメモリ、電子手帳、スマートウォッチ、ポケベル、カメラ、ポータブル音楽プレーヤーなどの電子機器
 ・許可されたサイズ(25cmx25cm以下)を超える大きなかばん
 ・食品全般
 ・煙草、葉巻、マッチ、ライター
 ・はさみやナイフなどの危険物、武器、凶器、爆発物

実際、大きめのリュックで入っていた人も普通にいましたが、ダメと言われる可能性もありますし、少なくともノートパソコンなどは家や駅のコインロッカーに置いてきた方が無難な気がします。

書類

家族の人数分のクリアファイルを用意しました。
自分のファイルは
 ・パスポート(新・旧)を顔写真のページを開いて
 ・DS160確認画面(写真のページ)の左上に写真をセロテープで張り付け
 ・SEVISの支払い証明
 ・DS2019(サイン済みのもの)
 ・アメリカの大学からのappointment letterと5point letter
 ・日本の銀行の残高証明
 ・日本の教授からの帰国の念書
 ・面接予約確認書(裏返してバーコードの部分を最後面に)
を入れました。
残高証明や教授からの念書はDS2019の申請で使ったものと同じです。
※5point letterとは、医師がアメリカに留学する際、研究目的であり、臨床で患者と接しない(働かない)ことを示す書類です。

家族のファイルには
 ・パスポート(自分と同様に)
 ・家族のDS160確認ページと写真
 ・家族のDS2019
 ・戸籍謄本と、その英訳
をそれぞれ入れました。戸籍謄本と英訳は子供のファイルには入れませんでした。
※戸籍謄本の英訳はネットで「戸籍謄本 英訳」と検索して出てきたものを参考にExcelで作成し、最後に翻訳者として自分の名前と日付、サインを入れました。

書類を入れる順番

このあたりは⇓のブログも参考にさせていただきました。

大使館

手荷物検査

予約時間の15分以上前には来ないように書いてありました。
着いたらまず手荷物検査の入場列に並びます。
警備の方の話では、行った日は少し混んでいたようです。新年度から海外にいかれる方も多いからでしょうか。
列の先頭で名前を告げ、リストと照合してもらって予約の確認が取れたら小さな建物に入ります。
そこで空港のように手荷物やポケットの中のものを出してX線検査と金属探知を受けました。

大使館入口

小屋を通り抜け、大使館の前に並びます。
ベビーカーの方は大使館入口脇に置き場がありました。
書類は上に書いた入れ方の通りに並べて、家族は別々のファイルにするように言われました。
もしファイルを持っていない場合は申し出るように言っていたので、無い場合は貸してくれるのかもしれません。
ロゴや色付きのファイルはダメとも言っていました。

列の先頭では、係の人が予約票のバーコードを読み取り、パスポートを確認します。ここではその他の書類についてはパッと見ただけでした。
OKだったらパスポートの裏表紙にシールを貼ってくれ、中に入れてくれます。

大使館内

屋内はこぢんまりとしていました。
入ると正面にカウンターが10個くらい並び、左後ろに会計ブースがありました。※Jビザでは関係ありません。
右側には子供が遊べる小さな遊具スペースがあり、さらに奥に飲料自販機と証明写真機、トイレが並んでいました。

子供を遊ばせておいて順番が来たら呼ぶことも考えましたが、幸いおとなしくしていたので連れたまま並びました。
スマホの持ち込みはOKされていますが、電波はよくなかったので、動画等見せようと思っている人はダウンロードしていった方がいいかもです。
そのためか並んでいてもスマホを使っている人はあまりいませんでした。

書類チェック

まず左手のカウンターの列に並びました。
この窓口では書類チェックを受けました。担当の方はおそらく日本人だったと思います。特に質問や不備の指摘はされませんでした。
ファイルはDS2019などの必要な書類と、古いパスポートなどのいらない書類に分けて返却されました。

指紋

続いて中央のカウンターで指紋採取です。ここは並ばずにすぐ対応してもらえました。
担当のアメリカ人に必要な方のファイルを渡すと、英語交じりのカタコト日本語で両手の指紋を提出するように言われました。

面接

最後に右側の面接の列に並びました。
目的や期間など色々と英語で考えていったのですが、私の担当官は、日本語で医師かどうか確認しただけで、あとは何も聞かれず、『2週間くらいでパスポートは郵送されます』と言われて終わりました。
DS2019にはサインとハンコが押され、返却されました。

これで終了で、全部で1時間くらいでした。
ちなみに隣のカウンターの間には一応仕切りはありましたが、こちら側で話している声は隣のブースや後ろに並んでいる人たちに聞こえてしまうため、プライバシーはあまりなさそうです笑

後日

1週間くらいでゆうパックでパスポートが郵送されてきました。
意外と早かったです。
先日話題になった大谷選手の愛犬デコピンのビザとほぼ同じでした(笑)

犬のビザも同じデザインです(笑)

もちろん↓のように名前や生年月日などの間違いがないかチェックもしました。


もしサポートしてもいいよ、という方がいましたらよろしくお願いします。