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昨年のリベンジ⁉熊本県の湯の児海水浴場に行ってきました。
昨年の夏、湯の児海水浴場を侮っていた私。
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海は干上がって、娘に怪我をさせ、浮き輪の空気入れという苦行を体験した反省を活かし、いざリベンジ。
今年は潮の時間も調べ、電動式ポンプを持参。
これで完璧に海を楽しめると意気込んだ私を待っていたのは、想像もしない結末でした。
大好きな本の言葉を実行してみたが…
旅行の前日に、私の大好きな夢を叶えるゾウシリーズの最新作、「夢を叶えるゾウ0」を読んだのですが、
本の中に、気になるこんな一文を見つけました。
最高の「楽しい」は、必ず「わからない」を含む
分かりやすく言うと、「わからない」体験へのチャレンジが、「楽しい」ってことです。
遠出するときは、いつもローソンでコーヒーを買うのですが、ここは「わからない」への挑戦。
妻に「いつもローソンだから、今日はミニストップで買おう」と提案。
了承してくれた妻は、ミニストップで2人分のコーヒーを買ってくれたのです。
しかし、妻は戻ってくるなり
「店員さんがいなくて、全部セルフでしなきゃならなかった」
「セルフでコーヒーのボタン押したら、なんか溢れそうになって大変だった」
と、少し不機嫌な口調で愚痴を言い始めたのです。
私、思いました。
「朝一で慣れていないコンビニを選択すると失敗する、という貴重な体験ができてよかった」
昨年のリベンジ、湯の児海水浴場
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朝から3時間かけて、湯の児海水浴場へ到着。
昨年の二の舞は避けようと事前に準備、リサーチをして順風満帆に海を楽しむハズだったのだが…
到着してすぐ、海水浴場の駐車場が満車という事実に直面。
さらに、近くの有料駐車場も満車…。
そ、そうか。
今年はコロナとはいえ、行動制限もでていないしかも3連休の中日。
読みが浅かったことを反省しつつ、少し離れた公園の駐車場からトボトボと歩いていった矢先、次に待っていたのは
「シャワー室の利用は7月21日~8月31日まで」
ん?え?
じゃあ我々はどこで着替えたら良いの?
と愚痴っても、シャワー室は使えず、結局トイレで着替えるという中々の苦行。
3連休は人出が多いことが見込まれるから、シャワー室は使わせて欲しかったよ。
みんな、どこで着替えてるの?
天気は快晴とまではいきませんでしたが、海で2時間ばかり遊んだあと、福田農場で買い物をして旅館へgo。
海水浴場の近くのホテルを予約したかったのだけど、1泊で5万オーバーとなればさすがに厳しい。
そんなわけで、車で30分程走って八代市内の旅館に宿泊することに決めました。
色々ありすぎた旅館
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旅館に到着すると、建物は明らかに古く部屋に案内されたものの、なんともいえない臭いが…。
そりゃ安く済まそうと考えたけども、こりゃあ失敗したかなぁと正直思いました。
妻の表情を見ても、同じようなこと思ってたんじゃないかな。
気をとりなおして、海で遊んだ体を癒そうと大浴場に行ったのです。
すると、古き良き感じの雰囲気でちょっと期待してお湯につかると、もう最高~。
久しぶりに良いお風呂に入れて気分上々、そして夕食へ。
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夕食はなんと、自分の部屋ではなく食事のためだけに別の個室を用意してくれる計らい。
量・質ともに大満足の私達家族は、この旅館に泊まったことを心から喜んでいたのです、あのときまでは…
クワガタ事件
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食事も終え、部屋に帰ってゴロゴロしていたときのこと。
下の娘がトイレに行き、戻ってきたときに妙なことを言うのです。
「ママ、クワガタがいる~」
まさかクワガタなんているわけないし、逆にいたら珍しいよな、くらいに考えた後ふと思ったのです。
ま、まさか…
そ、そういえば娘はヤツの存在を見たことないよな。
私の嫌な予感は的中。
そう、そこにいたのはあの
cookroach~(ゴキブリ)
嫁さんは、cookroachが大の苦手。
ここは知られる前に退治だと、攻撃する私のそばをすり抜け、部屋の中に入ってきたのです。
妻「いやぁ~、バックのとこに行ったぁ」
そんな大声を出したら、cookroachが驚いて逃げちゃうよと思いつつも、このまま放置していたら、安心して眠れるわけもなく、最終的にこの旅館を予約した私が責められることを予感した私は
私「ま、まてい~」
と妻の5分の1くらいの声でcookroachを追い回し、10分ほどの格闘の後、なんとか勝利を収めたのです。
もし、cookroachに敗北していたら、どんな夜になっていたのか想像もしたくありません。
私にとっては、cookroachより退治できなかった後の妻の方が断然怖い…汗。
こうして、最終的には楽しかった湯の児海水浴場でしたが、2度とあの旅館には泊まることはできないだろうし、娘は帰りの車の中でずっと
「ゴキブリ大事件、ゴキブリ大事件」
と連呼していたことから、数年後にはきっと海水浴場の楽しい思い出は忘れられ、「ゴキブリ大事件の旅」として、我が家の記憶に残っていくんだろうなと思いながら熊本を後にしたのでした。