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大阪神戸から阪急電車ですぐ行ける自然散策〜箕面大滝でリフレッシュ〜 

箕面大滝に行ってきた。
新緑の輝きがまぶしい5月。箕面公園内にある「日本の滝100選」に選ばれた落差33mの大滝である。

・アクセス

阪急電車を乗り継ぎ梅田駅から30分、三宮駅から60分。市内からもアクセスがよく、気軽に自然散策が楽しめる。ぜひ行ってみては?

詳しくはこちらをご覧ください。


・阪急電車を乗り継いで

阪急三宮駅を出発。特急大阪梅田行きに乗って23分。十三駅で宝塚本線の雲雀丘花屋敷行きに乗り換える。

そこから8駅、今度は石橋阪大前で箕面線に乗り継ぐ。さらに3駅、各駅停車でゆっくりと進み、ようやく箕面駅に到着する。

・箕面駅に到着

箕面駅を降りると正面に箕面観光案内図が目に入ってくる。

箕面駅前の観光案内図 大滝までの見所がわかりやすい

そのすぐ左手の山へと続くお土産街を抜けて、ゆる〜い坂道を2.8kmほど歩いたところに大滝がある。所要時間は途中の昆虫館まで約15分、大滝まで約40分と見込まれる。

いざ、散策スタート。

滝道の入り口 もみじの天ぷらの店が並ぶ


・自然の中をゆっくりと歩く

お土産街を抜けて、一の橋をわたると自然の中へと入っていく。

新緑が美しい

休日には車1台が通れるほどの滝道を多くの人が行き交う。

犬を連れて歩く人、子供たちとベビーカーを押しながら歩く家族、学生のグループ、山歩きの格好で歩くカップル、駅から近いとあって多くの人とすれ違う。

さらに進んで行くと、左手に婚礼会場となっているレトロな建物、音羽山荘が現れる。大正末期に企業の保養所として建てられた邸宅である。ちょうどこの日は婚礼で貸し切りとなっていた。

対岸には音羽山荘梅屋敷があり、川床で景色を楽しみながら会席料理を味わえる。

明治の森 音羽山荘と梅屋敷

・五感を刺激

今頃の季節、若葉の輝くようなライトグリーンと深いグリーンとのコントラストがたいへん美しい。いつもスマホやパソコンばかり見ている目にはまぶしくて、目の奥がきゅーーーっっっとする。

どこからともなく聞こえてくる野鳥やウグイスのさえずり、川を流れるせせらぎの音。木々の香りに五感が研ぎ澄まされる。

川の高低差で水が落ちる音に耳を澄ます。石と石との間を流れる水は白く泡立ち輝いている。上を見上げると、こもれびがさし込む自然美に心が洗われる。

こもれび

・中間地点

1kmほど歩いたところには昆虫館がある。子供連れのファミリーにも楽しめるので、ぜひ立ち寄ってみてほしい。

ちょうどもう出始めているが、5〜6月のこの時期は毛虫やいも虫も上からぶら下がってくるので、ぼうしは必須である。女性だと日傘をさしている人も多い。

昆虫館を過ぎると、川の向こう岸には川床「磯よし」がある。
この辺りがちょうど半分くらい歩いたとこだろうか。

瀧安寺の赤い瑞雲橋をくぐってさらに奥へと進んでいく。

川床 磯よし
紅葉橋
瀧安寺 瑞雲橋と鳳凰閣

箕面公園内には、望海展望台や化石谷、地獄谷もあり滝道からそれるとハイキングコースも楽しめる。春には桜が咲き誇る桜広場と桜道などもある。低山のため、がっつり山歩きと言う格好でなくても気軽にウォーキングがてら行ける。

・箕面の滝

そして、写真を取りながら歩くこと約50分、ようやく大滝にやってきた。
マイナスイオンがあふれ出すかのように、ひんやりとしたさわやかな空気感が気持ちいい。

うわーっと思わず声をあげるほどの見事な大滝
手前の歩道を歩きながら徐々に見えてくる大滝

ゆっくりと景色と空気を満喫。

・帰り道

今回は、脇道に入りハイキングを楽しみたい気持ちをおさえながら、行きと同じ滝道を歩いて駅へと戻る。行きには見つけられなかった、また違った美しい自然に出会う。

水面に映し出された木々

やっぱり自然はいいねー。

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