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イラストレーターに身の程知らずに講釈を垂れる人達
こんにちは。
10110000110110001010000000001010001001110001110001です。
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幼馴染とコメダへデートした漫画が話題
イラストレーターのriokaさんが投稿した、幼馴染とコメダ珈琲店らしき店とデートへ行く漫画がTwitterで話題になっています。
おてんばだった幼なじみとコ○ダ珈琲店でデートしてみた 1/2 pic.twitter.com/qFzVTGFvmW
— rioka⭐️2/20コミティア (@moorioka) February 4, 2022
可愛いくてスタイルの良い幼馴染とデートの一幕ですが、コメダ珈琲店らしき店へ行き、カツサンドを注文したところ、ビッグサイズのカツサンドが出てきた…という、まさにコメダ珈琲あるあるのお話です。
お腹空いた…コメダ的カツパンは勢いでざっくり描いたけどちょっとはみ出しすぎたな…。好評だったらカラーで描いてみたい。
— rioka⭐️2/20コミティア (@moorioka) February 4, 2022
(続きは来週、お待ちください) pic.twitter.com/W2uRhvomFH
外観がおしゃれな喫茶店だと思いきや、食べ物のボリュームがあることで知られるコメダ珈琲店。私もコメダ珈琲へ行くことはありますが、ボリュームが大きいので、少し躊躇することはあります。
画面からはみ出すほどのカツサンドの迫力。おしゃれな店にあった単価の高くて盛り付けも凝っているようなカツサンドと思いきや、雰囲気をぶち壊しかねないほどの威圧感があって素晴らしい描写ですね。今週はこれまでですが、自習に続きがアップされる予定なので、続きが気になるものです。
粘着されているようです
ところがこの漫画の作者のriokaさんは、どうやら最近はジェンダークレーマー達から執拗に粘着されているようです。
おしゃれで美人になった幼馴染とのデートで、おしゃれなイタリアンレストランへ行こうとしたところ、予約制のお店や50分待ちなどで立ち往生していたところ、彼女が行きたい店がサイゼリアらしきファミレスだったというお話です。
温玉ドリアを注文して、満足そうに食べている姿が、子供のときに駄菓子屋でカップラーメンを食べていたときと変わらなかったという作品ですね。いい漫画ですね。
このクレーム群の何が酷いかって……。
— 神崎ゆき (@yukinoko811) February 6, 2022
『オタク君』や『オス』と呼称して、作者が男性の前提で非難してくること。つまり「女性がこんな漫画を描くはずがない」とジェンダーバイアスに囚われたクレーム。でも、実際は女性イラストレーター。この「これだから男は!→女性でした」の流れがあり過ぎて。
しかし、この漫画に噛み付いている人達というのは、フィクションをフィクションとして楽しめないのでしょうか?「オタク臭い」「妄想キモい」「女の服ダサい」など言いたい放題言ってますね。それほど嫌いなものなら無理に見なくてもいいですし、riokaさんをミュートなり、ブロックなりをすればいいと思うのです。
あと、これほど不快感を示しておきながら、引用ツイートで拡散してしまう行為が意味不明です。公園や道端に落ちている犬の糞を見て「わぁ〜うんち落ちてる〜!きったなーい!」と大勢に知らしめてしまっている行為に見えますね。
自分の不快感を宣伝することが楽しいのでしょうか?
これより上手く描けると豪語する人も…
面白いことにriokaさんに粘着している人の中には、このようなつぶやきをシている人がいました。
サイゼリヤのときもだけど、食べ物をもう少し美味しそうに描けばいいのに……
— ルドルフ=ラッセンディル (@rudolph_zenda) February 4, 2022
それ以外の人物描写や店舗描写が、より適当になってるのは目を瞑るとして…… https://t.co/7ouMiIpYM6
私はプロのイラストレーターでも何でもないんで見せないけど、頑張ったら普通にこれより上手く描けると思うが。
— ルドルフ=ラッセンディル (@rudolph_zenda) February 4, 2022
素人目にも適当すぎない?
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これは豪語していますね。商業雑誌でも連載を持っているプロのイラストレーターのriokaさんに対して、ここまで言えるとは、ルドルフ=ラッセンディルさんはどれほど上手なイラストを描けるのでしょうか?
もちろん「頑張ったら普通にこれよりは上手く描けると思う」と言った以上は、誰もが「それではやってみてください」と思うのは当然でしょう。riokaさんに対して直接言った以上は、皆さんの期待は高まってくるものです。
加工アプリを使用しました
そして、ルドルフ=ラッセンディルさんの作品がアップされました。
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「ドォォォォン」という効果音は入っていますが、やはりriokaさんの描いたカツサンドの方が迫力は感じられるものです。そして、出来立てでホカホカのカツサンドが美味しそうに見えます。
お腹空いた…コメダ的カツパンは勢いでざっくり描いたけどちょっとはみ出しすぎたな…。好評だったらカラーで描いてみたい。
— rioka⭐️2/20コミティア (@moorioka) February 4, 2022
(続きは来週、お待ちください) pic.twitter.com/W2uRhvomFH
このルドルフ=ラッセンディルさんの作品、どうやら「漫画カメラ」というアプリを使ったようですね。アプリでの加工画像でプロのイラストレーターと勝負できると思ってらっしゃったのでしょうか?
こればっかりは、個人の感覚によって感じ方も異なるので、仮にルドルフ=ラッセンディルさんの方が良いと思う人がいてもいいでしょう。だが、私個人としては、カツサンドの温度感や質感は、やはりriokaさんの方が見応えがあり、迫力も伝わってきます。みなさんはいかがでしょうか?
私も描いてみました
noteを書いているだけでは私もどうかと思いますので、今回私もカツサンドを描いてみることにしました。
Котлетний сендвіч pic.twitter.com/Rjk9jRoJyj
— 10110000110110001010000000001010001001110001110001 (@kyokuto_foot) February 6, 2022
正直無謀な挑戦でした。美味しくなさそうですね。
絵の描く上での知識もこれもなく、ただGoogleで見つけたコメダ珈琲のカツサンドを模写しただけに過ぎませんが、ただ模写するだけでも難しいものです。立体的に見せることを考慮しても難しいですね。立体感、質感を出していくにしても、それなりの知識と鍛錬がないとできないものかと感じます。
全くの素人ではこれぐらいが限界でしょう。しかし、絵を描くのは楽しいものです。これを機に自分も描いてみると良いのかな…と思いました。
リスペクト精神を忘れずに
自分がこうやってカツサンドの絵にチャレンジして見て感じたことですが、やはりプロフェッショナルとして活躍されているイラストレーターさん達に対しては、改めてリスペクトの気持ちが湧いてくるものです。
riokaさんに粘着する人達を見ていると、プロとして活動しているイラストレーターさんがここまで至るまで積み重ねた努力、そして身につけたであろう技術や感性などに、リスペクトの気持ちを抱くことはないのかと感じるものです。絵柄に関する好き嫌いはあったとしても、軽い気持ちで技術的な指摘をしようものなら、やはり指摘する人がどれだけできるのかを試されるのは当然でしょう。
本来ならば「好きな人が見れば良くて、嫌いな人は見ないだけで、別に言いに行く必要はない」ことですからね。それでも噛みつくのであるならば、発言した本人も同時に批評される対象になることは間違いありません。
それでも自分の好かないイラストレーターに噛み付いてしまう人は、やはりriokaさんのイラストで盛り上がっているところを見るのが気に食わないのでしょうか?人の描いた絵が話題になっていることが堪えられないのでしょうか?
結局、この件に関しても「他人の幸せに堪えられない不幸な人達」と言わざるを得ない状況になっているかと思われます。
批評するのは自由でしょう。しかし身の程を知らないければいけません。
「中央線沿線少女」発売中
最後にですが、riokaさんの「中央線沿線少女」が発売されています。中央線を舞台とした様々なヒロインが織りなす短編集です。現在は4巻まで出版されているようです。気になった方は是非買ってみてください。
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