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ウクライナ・プレミアリーグ雑記

2月23日から、約2ヶ月半の中断期間を終え、ウクライナ・プレミアリーグが再開されたので、少し書いておきたいと思います。

現在の順位

1 シャフタール・ドネツク(Q) 45
2 ディナモ・キエフ(Q) 38
3 オレクサンドリヤ 36
4 ゾリャ・ルハーンシク 28
5 デスナ・チェルニーヒフ 27
6 ヴォルスクラ・ポルタヴァ 27
---↑優勝PO----------------------残留PO↓-----------
7 FCマウルポリ 27
8 FCリヴィウ 23
9 カルパティ・リヴィウ 20
10 オリンピク・ドネツク 19
11 チョルノモーレツ・オデッサ(Q) 15
12 アルセナル・キエフ(Q) 8

※(Q)は決定

2013-2014シーズンでは16チームで運営していたが、2014年の政変と内戦により、クリミア半島のクラブの離脱、多くのクラブが財政難や撤退により、現在では12チームで運営しています。

上位6チームが優勝を争うプレーオフ、下位6チームは残留を争うプレーオフに進出し、優勝チームは来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)本戦に出場、2位はCL予備選に出場。3位はUEFAヨーロッパリーグ(EL)予備選3回戦、4位はEL予備選2回戦に出場します。残留プレーオフは最下位がウクライナ・ファーストリーグ(実質2部)へ自動降格、10位、11位が入れ替え戦に出場します。

2連覇中のシャフタール・ドネツクが一歩抜け出し、ディナモ・キエフが追っています。政変が起因となった財政難によって、FCドニプロ、メタリスト・ハルキウなどが凋落し、現在ではウクライナ2強体制がますます強くなっています。3位につけるのが、ウクライナ中部キロヴォフラード州の人口8万人の都市のクラブ、FCオレクサンドリヤが健闘しています。

ソ連リーグ優勝経験があるゾリャ・ルハーンシクが4位、ウクライナ西部の名門カルパティ・リヴィウが9位、ソ連リーグ時代からの名門チョルノモーレツ・オデッサが現在11位です。

シャフタールは疎開生活へ

12チーム中、ウクライナ東部のドンバス地方をホームとする、シャフタール・ドネツク、ゾリャ・ルハーンシク、オリンピク・ドネツクの3チームは、ウクライナ政府と分離主義勢力が紛争しているため、地元でプレーすることができなくなっています。

シャフタール・ドネツクは、かつてメタリスト・ハルキウがホームスタジアムとして使用していた、4万人収容の「OSCメタリスト」を使用。ゾリャ・ルハーンシクは、ザポリージャにある12000人収容の「スラヴチフ・アリーナ」を使用。オリンピク・ドネツクは、キエフにある16000人収容の「ロバノフスキー・ディナモ・スタジアム」を使用しています。

これからもたまにウクライナサッカー関連の雑記も書いていきたいと思います。



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