「ヘルジャパン」と言いつつ、日本に依存する人たち
こんにちは。
10110000110110001010000000001010001001110001110001です。
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「ヘルジャパン」
IKEAのCM、幸せな夫婦のエピソードなどに噛み付いている人達のツイートで、よく見られる言葉があります。
「ヘルジャパン」
これはとても興味深い言葉ですね。「ヘル=地獄」「ジャパン=日本」ということで、日本は地獄だと言いたいのでしょうか?
カタカナ語を日本語で言語化できますか?
こういうカタカナ語を見ると、どういう意味があるのかな…といつも思ってしまいますね。日本人はなんとなく雰囲気でカタカナ語を使いたがる傾向にあって、新型コロナウイルス関連でも「クラスター」「パンデミック」「ステイホーム」「テレワーク」「ソーシャルディスタンス」「オーバーシュート」「「ブレークスルー感染」「ブースター」など様々な言葉が出てきますね。
私は日本語化すればいいと思いますが、なぜかカタカナ語にしたがりますね。定義が複雑過ぎて日本語化にするには難しいのか知りませんが、カタカナ語を安易に使うと、言語化を諦めてしまっているも同然で、曖昧に雰囲気だけで浸透してしまうのではないでしょうか?
これといった意味はなく「ヘルジャパン」と言いたいから言っている…だけに過ぎないのかもしれませんが、この「ヘルジャパン」とはどういう意味でしょうか?
なぜ日本から出ていかないのか?
「ヘルジャパン」という言葉、結構ハードな言葉だと思います。
なんたって「地獄」ですからね。日本は地獄だと思っているのです。日本で生活していくことが非常に過酷で、大変な苦しみを感じているわけです。
しかし、その割には日本から他の国へ行こうとする動きはほとんど見られません。「地獄」とまでこっ酷く言うほど日本を嫌っているはずなのに、ツイートしている人は、何年も前から日本語でツイートし続けていますし、同時にいつまでも「ヘルジャパン」と言い続けているわけです。
日本での境遇に不満があるならば、他の国の言語を勉強して、海外で仕事をしていけるようにするのがいいですが、そこまで懸命にやっている方は、どれだけいるのでしょうか?
勉強するアプリなどは、スマホアプリを使えば、無料でできるものがたくさんあり、教材を買うお金がなければ、図書館へ行って、白水社のエクスプレスシリーズなどを借りてみるのもいいのです。いきなりは覚えることはできなくても、毎日10分でもいいから、少しずつ積み重ねれば、話せるようになるはずです。
本当にヘルジャパンなら亡命するのでは?
日本から海外へ活躍の場を求めるなら、それこそ言語を覚えるのが当然の道筋ですが、「ヘルジャパン」とまで言っている人にとっては、外国語をマスターしているしていない関わらず「なぜ今すぐ出ていこうとしないのか?」疑問に感じます。
イラクやシリア、アフガニスタンのような危機的な状況になっている状況から、西欧諸国へ向かって、必死に亡命するでしょう。
しかし、「ヘルジャパン」と苛烈な言葉をTwitterでぶつける人は、いつまでも日本に執着していて、他の国へ逃げ出すようなことはしません。日本が本当に「地獄のような国」ならば、自分が海外で生活していけるのかどうかも考えずに、まず地獄のような日本から脱出するものかと思います。
本当は日本に依存してませんか?
世界を見渡せば、先程行ったイラクやシリアのように、自爆テロが頻発するような劣悪な環境だったり、ヨハネスブルグのように歩くだけで即強盗に狙われるような国だったり、はたまたインターネットで政府批判をしようものなら、検閲が入るような国もあるわけです。
しかし、日本ではいくら「ヘルジャパン」と叫んだところで、国家を侮辱した罪として捕まることはなく、Twitterで凍結されることはないので、むしろ言論の自由の一つとして認められているのが現状でしょう。
つまり、「ヘルジャパン」と日頃から叫んでいる人たちは、海外へ環境を変えようとすることもせず、日本での自由な言論空間に甘えつつ、個人的な感情を全世界に向けてぶつけているだけに過ぎないのです。
本当は「ヘルジャパン」と全世界に向けて発露することで、自分の気持ちをスッキリさせているだけでは…という疑いを感じざるを得ません。
つまり、「ヘルジャパン」という叫ぶごとで、自慰行為をしているのです。
「ヘルジャパン」という言葉をよく使うのは、フェミニストを名乗る方の間で多く使われるみたいですね。
ジェンダーギャップ指数、夫婦同姓、性的表現などの抗議として「ヘルジャパン」という言葉が、使われることは多い印象を見受けられますが、実はそのフェミニスト達の方が、日本に依存してしまっているというのは、なんとも皮肉な話です。
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