全く男に頼らない「女だけの街」を考察する
こんにちは。
10110000110110001010000000001010001001110001110001です。
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「女だけの街」が話題に
とあるTwitterユーザーが呟いていました。
このツイートが発端となり、最近は「女だけの街」が話題になっているようですね。
実現性はともかくとして、そういった街を望んでいることを発するのも「表現の自由」でありますし、内心に思っているのも自由でしょう。それが実現性を全く考えていなくても、はたまた何も考えなしに感覚的に発言してもいいとは思います。
ただ、せっかくなら、考えてみたいですね。
「全く男性に頼らないで『女だけの街』を作れるか?」と。
「女だけの街」を定義する
まずは定義付けから始めてみましょう。
「女だけの街」と言葉で表しただけでは、人によって捉え方が異なるものです。少なくともTwitterを眺めている限りでは、この一つの言葉だけでも、人それぞれでどういった街が「女だけの街」というのを定義づけるにしても、バラバラであるように見られます。
この際、noteでは「全く男に頼らない」のはどういうことかを記していきたいと思います。
いかなる理由でも男は全く関与してはいけない
男が関与する要素は全て排除する
街づくりから男の手は借りない
あらゆる男性表現は厳禁
男はこの世に存在しないも同然であること
この際、これぐらいまで徹底的に男性を排除するのが良いでしょう。女性は全く男性の手を借りてはいけませんし、同時に男性は最初からいないことを前提として考えてみましょう。
女だけの住居づくり
まずは更地の状態から街づくりを始めます。
街づくりをする上で最も基礎となるのは、やはり住居です。雨、雪、陽射しを防ぎ、獣などの外敵からも身を防ぐためには、やはり住居が街づくりの基礎になってきます。古くは地面に穴を掘って、屋根をつけるだけの簡素な家でしたが、現代では建設技術が高まり、より快適な住居で住めるようになりました。
その人が暮らしていく上で根幹である家を女性だけで作らなければなりません。現在の日本では、建設業や大工、鳶職などは、男性比率が非常に高い業種ですが、これを女性だけで取り組まなければなりません。
ただ上の記事にあるように「女性職人だけで家を作る」という夢を持った女性大工が活躍していることもあり、やりようによっては、絶対できないとも限らないでしょう。女性の大工が増えれば「女だけの街」も、実現不可能とも言えないでしょう。
女だけで材料調達をしなければならない
女性の大工が増えれば、必ずしも「女だけで家を建てる」というのは不可能ではないですし、更に技術者を増やすことができれば、家以上に大きな建物も建設できるようになり、「女だけの街」も現実味はましてくるでしょう。
しかし、人材を育成するだけでは「全く男に頼らない」とは言い難いでしょう。
なぜなら、材料調達まで女性で取り組まなければならないのです。女性の大工を育てようとしても、材料がなければ家は建ちません。木造なら、女性だけで木材をかき集めなければならない上に、当然男の手にかかった木材などは使用することはできません。そして、住宅の建設に必要な鉄鋼部品もプラスチック部品も全て女性で作らないといけません。
男の手が触れてあるかもしれない建築資材を使ってしまうのは、さすがに「男が全く関与していない女だけの街」とは言えません。
やるからには「男の手が全く入らない女だけの街」を作らないといけません。やるからには100%です。男には指一つ手を触れさせないまで突き詰めるべきでしょう。
女だけの食生活
女性だけの街を作る上では、どうやって食べていくかについても考えなければなりません。
あらゆるメディアでは、農業女子が増えていることを取り上げられており、農林水産省も積極的に支援していることもあり、実際農業に従事する女性も増えているようです。このニュースを見る限り、「女だけで自給自足」というのも不可能でないように感じられます。
農業以外にも、漁業、狩猟、畜産も女性だけでやっていくのも、決して不可能というわけでもないように感じられます。
だが、これも建設同様に、農業、漁業、畜産、狩猟に関しても、全く男性が関わらないことを考慮するならば、農業資材もまた女性のみで作らないといけませんし、当然漁船も女性のみで造船されたものしか使うことができません。狩猟に関しても、猟銃は当然女性だけが作ったものですし、猟銃を使いたくなければ、多少原始的になりますが、槍や弓矢を自作するしかほかはないでしょう。
「女だけの街」すなわち「男性が全く関与しない」ことを考慮すると、現在のコンビニエンスストアやスーパーマーケットで流通しているものに関しては、女性だけが関与した商品しか買うことができません。長距離ドライバーが仮に女性であっても、トラックを走らせる燃料を製造する過程に男性がいたら、当然NGです。
むしろ、男性の手が少しでも加わったものは「女だけの街」には持ち込んではいけません。コンビニやスーパーで売られている商品は、100%女性の手にかかった商品しか並べてはいけません。「女だけの街」ですから。
情報統制も必須
他に考えられることがあるならば、やはり「女だけの街」と言うのであれば、徹底的に男性は消さなければならないでしょう。「女だけの街」と言う以上は、広告にも男性を起用するのは禁止は当然ですが、「女だけの街」という以上は、インターネットでさえ、徹底的に男性が登場している描写は、検閲しなければならないでしょう。
最初から「男性などいなかった」と言わんばかりの女性社会を形成していかなければなりません。「女だけの街」には男性がただ存在しないだけではなく、男性自体の存在さえ口にしてはいけない上に、男性をイメージするさえも禁じられなければなりません。「女だけの街」を維持するには、少しでも男性の影をかき消さないといけません。「男性」の存在を気づかせるような存在そのものは、危険分子にしか過ぎないのです。
100%女性社会を目指して…
いかがでしょうか?
この他にも衣服や娯楽に関しても「女だけの街」を考察することはできますが、いい加減長くなってしまうのでこのあたりで抑えておこうと思います。
テクノロジーの発展や、人材育成次第では「100%女だけの街」は、可能性が本当に小さくても、絶対不可能というわけではないと言えるでしょう。未来のことはわからないですし、「全くできない」と断定するのもよくありません。「100%女だけの街はできない」と決めつけるのは、女性差別として捉えられる可能性があるため、危険とも言えるでしょう。
あらゆる考察をしてみると、頭ごなしに「女だけの街は不可能」と決めつけるよりは、むしろ夢と理想を追い求める方々には、とことん追い求めるよう頑張っていただきたいと思います。
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