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実害のある現実に背を向けて、広告表現に反応する人達
こんにちは。
10110000110110001010000000001010001001110001110001です。
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ロシア軍の性的暴行が横行
露軍の「戦争犯罪」証言相次ぐ 首都近郊以外でもhttps://t.co/2XTVhLbSMG
— SankeiBiz (@SankeiBiz_jp) April 6, 2022
ロシア軍がウクライナで行った残虐な行為が相次ぎ報告されている。無抵抗の市民の殺害や女性への性的暴行など、報告は露軍が撤退した首都キーウ(キエフ)近郊にとどまらない。被害はさらに広がる恐れがある。
ウクライナへ軍事侵攻を行ったロシア軍。最近ではロシア軍が撤退したブチャ、イルピン、ボロディアンカなどでは、一般市民が拷問を受けたり、多くの市民が殺害されています。
そして、各地ではロシア軍による性的暴行も報告されており、ロシア軍の蛮行が次々と報告されています。
園子温監督の性加害が告発される
そして「愛のむきだし」などで知られる映画監督の園子温監督が、「週刊女性PRIME」によると、映画出演女優などから告発されていました。
【園子温監督が性加害か 女優ら告発】https://t.co/2Glezvvn99
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) April 4, 2022
映画「愛のむきだし」などで知られる園子温監督。園氏の性加害を出演女優らが告発したことが「週刊女性PRIME」で報じられた。園氏は電話での取材に「知りません」。
記事の内容によると、どうやら「映画監督の立場を利用して、女優へ性行為に迫っている」様子が見受けられます。自分の名を上げたく、映画に出演したい女優に対して、弱みを握る行為は、決して許されたものではないでしょう。
「月曜日のたわわ」の新聞広告が炎上
そして、月曜日には日本経済新聞に、比村奇石さんの「月曜日のたわわ」の新刊発売の広告が公開されました。しかし、紹介したコミックナタリーのアカウントには、「女性差別」「性的搾取」などの難癖(批判)ツイートがつけられています。
「月曜日のたわわ」全面広告が日本経済新聞に「不安を吹き飛ばし、元気になってもらうため」(コメントあり)https://t.co/JtvpKUMEH5 pic.twitter.com/gh3Kk19YaP
— コミックナタリー (@comic_natalie) April 4, 2022
個人的には「なんでコミックナタリーのアカウントなんだろう?」と思うところはありますが、こちらのツイートの引用欄を見ると、「キモい」「気持ち悪い」など、誹謗中傷まがいのツイートがぶつけられています。詳しくは神崎ゆきさんがTogetterでまとめられているので、ご覧になってみるといいでしょう(正直おすすめしません)
※ 閲覧注意。いじめ被害経験がある方や、気分が優れない方は見ないで下さい。集団から「キモい・きしょい・気持ち悪い・オス」を始めとする、本当に酷い罵詈雑言が浴びせられています……。
— 神崎ゆき (@yukinoko811) April 5, 2022
【炎上】日本経済新聞の広告がジェンダークレーマー被害に遭ってしまう #Togetterhttps://t.co/cqce9FXz72
日本経済新聞は、官能小説が連載されている新聞で、この広告以上にストレートな性表現が存在しますが、なぜか叩かれてしまうのは、7年も前から存在している「月曜日のたわわ」ですね。とても不思議なものです。なぜ官能小説には同じような発言をしないのでしょうか?
難癖が殺到しているアカウントが、日経各種のアカウントではなく、コミックナタリーのアカウントであるように、日本経済新聞の購読者がこのようなツイートをしているとは考えづらいでしょう。
ただ、文章読解能力がなく、官能小説が掲載されていても、何も認識できないような方ならば、月曜日のたわわに反応しても官能小説には反応しないのは仕方がないと思うばかりです。
現実に反応せず、創作には反応する人達
ロシア軍の蛮行が報じられ、園子温監督の性加害が取り沙汰されるタイミングで、「月曜日のたわわ」が噛みつかれる状況では、下のようなツイートが話題になるのは、当然と言えるでしょう。
ロシア軍による性的暴行が横行
— 五区野宅男 (@gokuno_otaku) April 5, 2022
「……」
園子温監督による性加害が告発される
「……」
月曜日のたわわが日経に広告出す
「性的消費!性加害!」
あなた方が声をあげるところは本当にそこでいいんですね……?
上のツイートで指摘されていましたが、「月曜日のたわわ」に噛み付いているすべてのアカウントが、実害が出ている性加害には沈黙しているわけではありません。
ただ、実際にいくつかのアカウントを調べたところ、ウクライナ情勢には全く興味を示さず、園子温監督の性加害についても何も反応はないアカウントは存在します。
関心がないから性加害に沈黙する
これについては、個人的にはそう珍しいことでもないと考えています。
私のようにウクライナもロシアも両国とも旅行していて、多少は言語を分かる程度の立場としては、広告表現の一つや二つよりも、やはりウクライナ情勢の方が気になるものです。
だが、現実に凄惨な戦争が行われていても、あまり関心を持っていない人は多少はいるでしょう。自分の生活圏にウクライナもロシアも関係ない人にとっては、戦争が起きている現状でも「ふ〜ん」と思っていてもおかしくはありません。
自分にとって大きく関わりのあるウクライナ情勢とは異なり、日本映画界のように自分の関心領域に入っていないコンテンツでは、園子温監督の性加害については、やはり「許せない」と思いつつも、元々関心領域のない人間だけに、積極的に情報を集めようとまではしません。
このように考えると、ウクライナ情勢も日本映画界も興味がない人にとっては、とても許されない性加害があったとしても、沈黙するのは当然と言えるでしょう。
だが、普段から二次元コンテンツ、オタクコンテンツを叩きたい人にとっては、少しでも性的だと感じられるものがあったら、脊髄反射的に騒ぎ出すものと考えられます。
いくら「女性差別は許さない」「自分はフェミニスト」「女性の権利を守る」など立派なことを主張していたとしても、関心領域に入っていないものに関しては、どれほど凄惨な性的暴行が行われていても沈黙するもので、逆に関心領域に入っているものであれば、非常に雑で無根拠であったとしても脊髄反射的に騒ぎ出すものです。
人間はいくらカッコつけた主張をしようとも「関心領域」によって、行動が決まってくるものです。本性が見えるものです。
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