見出し画像

対中日ドラゴンズ打線

 私の趣味の一つにプロ野球がありまして、12球団の中でも中日ドラゴンズを一番応援しています。

 近年は、Bクラスに居座り続けていましたが、昨年ようやく、Aクラスに入ることができました。

 とはいっても、中日以外の球団はコロナ禍ということもあり、若手を積極的に使い続けていた中でのAクラスなので、素直に喜べるものではありませんでした。

 さて、今回はそんな長年中日を見てきた私が考える、対中日打線の戦術(主に配球)を書いていきたいと思います。

 まず、前提として中日打線と野手陣は

1,大島 2,京田 3,福田 4,ビシエド 5,高橋 6,木下 7,阿部 8,根尾 

のスタメンと

井領、ガーバー、武田、滝野、福留、三ツ俣、高松、石橋、桂、平田

の控え選手です。

私が野球を見てて思うことは、エンドランやバントなど特定の場面を除いた状況では、

1,「基本的にストレートに合わせて引っ張るスイングする選手」

2,「基本的に変化球に合わせて流すスイングをする選手」

3、「狙い球を打席やカウントで変える選手」

の3種類に打者を分けることができると思っています。

そんな単純な話はないだろうと考える人もいると思いますが、私が高校(最高県ベスト8」まで野球をプレーしてきた経験と、プロ野球の試合を20年以上見てきた経験から、そう感じるようになったので、それなりに通じるものだと思っています。

 さて、中日の選手をどう打ち取るべきかという話題に話を戻すと、まず選手を一人ずつ3つのタイプに分類します。

1,「基本的にストレートに合わせて引っ張るスイングする選手」

京田、福田、井領、武田、福留、ビシエド、根尾

2,「基本的に変化球に合わせて流すスイングをする選手」

大島、高橋

3、「狙い球を打席やカウントで変える選手」

阿部、平田

*石橋、桂、ガーバー、三ツ俣、高松、滝野はデータ不足のため、分かり次第、また書きます。

上のように、3つのタイプに分類することができました。

 では、ここからどのように対策するのかというと、それぞれのタイプごとにあった配球をしていけば良いのです。

 1,「基本的にストレートに合わせて引っ張るスイングする選手」に対しては基本的にストライクからボールになる縦の変化球(スライダーなど)でカウントを有利にし、追い込んだら1,2球ストレート系の球を内か外に投げ、最後に縦の変化球で打ち取ります。

 実際、意識して見れば分かると思いますが、①のタイプの選手は身体能力が高く、来た球を打つ特徴の選手が多いです。そして、投手がある程度のコントロールがあれば、一番打ち取りやすいタイプでもあります。

 2,「基本的に変化球に合わせて流すスイングをする選手」に対しては、内寄りにストレート系の球が効果的ですが、少しでも甘くなると内野の間を抜けられるので注意が必要です。対策としては少しだけ変化する球(カットボールやツーシームなど)で打ち損じを誘うと効果的です。また、あまり長打を狙わない傾向があるので、右打者ならライトが、左打者ならレフトが通常よりも前進するとさらに効果的です。

 3、「狙い球を打席やカウントで変える選手」に対しては、正直なところ、これといった対策はありません。基本的にはファールの打ち方や見逃し方、空振りの仕方などから、その打席やカウントごとの狙い球を見抜きます。しかし、注意が必要なのは、③の選手はいわゆる野球脳が非常に高いため、ストレートを投げさせるために、わざと振り遅れたりするような野球をしてくるので、注意が必要です。

 以上が、対中日打線の配球でした。何をプロでもないのにに偉そうにと思う人もいるかもしれませんが、この3タイプを意識してみるだけで、野球に対する見方は劇的に変わるので、興味があればぜひ試してみてください。


いいなと思ったら応援しよう!