ちょびっと日記（2022/05/24）魂を宿す

映画「ハケンアニメ！」観てきた。

面白かったと思う。
アニメそんなに詳しくないから、単純に「働く人の映画」って感じで観てた。

エヴァの制作ドキュメンタリー観た時も思いましたが、苛烈な働き方ですよね、アニメ制作する人たちって。

このご時世、労働時間とかハラスメントに厳しくなっていますが、その流れとは無縁の世界に思えます。

関わる人の多さ、工程の多さ、全てがヤバいですし、それを放映しながら作ってるのって凄いと思います。

そういうやばい環境の中でやばい熱量で作られたものにこそ、魂が宿るんだろうと思っています。

初期衝動的な猛烈にデカい欲求に突き動かされて何かに取り組める人は、すごいと思います。

それはきっと「生活のため」に働くのか、「欲求」のために働くのかの違いだと思います。

今は前者がどうあるべきかが多く語られます。
高度成長期とかはどうなんですかね、「みんなで日本を強くするぞ」的な目標で同じ方向を向けていたんでしょうか。

働き方への考えも千差万別で、働く時間を短くして、働きやすくしてそれなりの給料が貰えればいい人もいれば、お金をもらう手段を超えた目的で仕事をする人もいる訳です。

どっちが良いとかはないですけど、どっちも働きやすくなるのが1番ですよね。

技術がめちゃくちゃ発達したとしても、0から1を生み出し、それを100にするのは、人間のスーパーハードワークの上にしか成り立たないと痛感しました。

でも0から1を生み出す人への憧れって、やっぱりありますよね。

それでは。