アイマスとAIイラストとP活と私
はじめに
この記事は、あくまで私の主観や倫理観であり、反論される方もいらっしゃるでしょう。ですから、私は反論されるあなたの考え方を尊重します。同様に、あなたも私の考えを尊重してください。それができない場合は、この記事を読むことをやめていただけると幸いです。
アイマスとP活について
アイドルマスターの1ファン(以下 P)として、肌に感じていたことは、多くのアイマスPが自分の担当アイドルのために、非常に多彩なP活をしてることに驚き感銘を受けたということです。
例えば、「漁船を買った」「ラーメン屋を始めた」「ポテトを育てた」「やよい軒に行く」「松尾酒店に行く」「筋トレをする」「消しゴムハンコを作る」「旅行先でデレスポ写真を撮る」・・等々。
それらの活動は、公式への課金ではなく各々のPが楽しいと感じることプロデュース活動を重ね合わせているのです。
そして、その活動はアイマスや担当アイドルに触れてこなかった、ユーザーを取り込み、新規プロデューサーの獲得につながり、アイマスの市場拡大に一役を担っていると感じました。
AIイラストとの出会いについて
私は、もともとパソコン等の電子技術に非常に興味がありました。
AIイラストを初めて触ったのは、2022年の11月でした。
NovelAIというサービスに触れて、ワクワクしながら生成をして、初めてSNSに投稿したイラストは、神崎蘭子が階段を登るイラストでした。
出来は、拙くて、とてもいい出来とは言えませんが、私のAIイラストライフはここから始まったのです。
この時の私は、純粋に神崎蘭子という担当アイドルが今一度、総選挙で1位に輝いてほしい。階段を登り詰めてほしいという気持ちをAIイラストで表現したかったのです。
しかし、半年近くたった今では、少しずつ気持ちの変化があります。それは、AIイラストを通じてより綺麗なイラストを発信し、新しいファンの獲得となるように、自分が楽しいと感じているAIイラスト生成とプロデューサー活動を重ね合わせたいと思うようになりました。
AIイラスト生成者としての努力
AIイラストに触れていない人は、ボタンを押したら綺麗な絵が出てくると思う方もいらっしゃるかもしれませんが、私の初期のAIイラストから最近のAIイラストへの違いを見れば、AIイラストなりのノウハウやテクニックが存在することが分かります。(手描きとは全く異なるものですが)
そのために、時間と労力を費やして研究やトライアンドエラーを繰り返しています。モデル制作者の方にとっては、その数十倍の労力が必要なことでしょう。(現在は大変な時期だと思いますが、技術進歩のために努力されている皆様には頭が上がりません)
AIイラスト生成者としての限界
しかし、2023年6月に開催された、シンデレラガールズの燿城夜祭に現地参戦をした私は、AIイラスト製作者として限界を感じることになりました。
結論から申し上げますと
AIイラスト生成者は、自分が感じた感動をそのままアウトプット出来ない。
具体的に説明をしますと、燿城夜祭DAY2のSunshine See Mayです。
本来、依田芳乃役の(高田憂希さん)と藤原肇役の(鈴木みのり)が二人で歌唱されるこの曲はキャラクターコミュを含めて二人の関係が非常に重要な楽曲ですが、鈴木みのりさんが体調不良となり、高田憂希が一人で歌唱されることになりました。
広いステージの上でたった一つのスポットライトに照らされる高田憂希さんがスピーカーから流れてくる
「家族みたいに 泣いてくれる お祝いをしてくれる」という鈴木みのりさんの声が聞こえた時の高田憂希さんの表情は、安心と感動が入り混じったような。とても文章では表現ができない感動を与えてくれました。
そして、この感動をアウトプットしてSNSで発信をしたいと思っても私の持っている技術ではAIイラストでそれらを表現することができなかったのです。恐らく世界で誰しも自身が得た感動をAIイラストでアウトプットは出来ないはずです。
もちろん、アーカイブ映像をスクショしてi2iしたらできるよ?なんていう方もいるかもしれませんが、私の倫理的にそれは絶対に許せません。
また、その手法では私が感じた感動ではなく同じ構図を再現しているのに過ぎないのです。
そんな中、ライブレポートを次々と上げている手描き絵師の皆様には感銘を受けます。彼等は、自身が感じた感動をアウトプットしてそれを世界に発信できる。尊敬に値する人たちだと私は思います。
AIイラスト生成者としてのこれから
先ほど述べたように、AIイラストでは手描きの絵師さんには絶対に到達できない領域があります。
しかし、AIイラストは一定のクオリティをかなり早いスピードで生成することができるのです。
そして、私の目標はより多くの人に担当アイドル(神崎蘭子)と(黛冬優子)を知ってもらうことです。
定期的な投稿な情報発信を行い、より多くの人にこのアイドルの名前を知ってもらえるように投稿を続けていきます。
そして、ここだけの話ですが私はAIイラスト生成者の方から いいね やリツイートを貰うことより、アイマス界隈の方から評価されることが何倍も嬉しく感じています。(Pさんよかったら いいね と リツイート お願いします。)
アイマスはニコニコ動画の創成期にMADと共に発展を遂げて二次創作の同人作品でも根強い人気を誇っています。これらも、一つのプロデュース活動でありAIイラストにもアイマスを発展させる可能性があると私は思います。
AIイラスト生成者は、盗人で犯罪者なのか?
AIイラスト生成者として気を付けていること
ここから先は、私の主観や倫理観が強くなります。
まず、初めにAIイラスト生成者は盗人で犯罪者なのか?という問いに対しては、「あなたがそう思うなら、そうなんでしょう。あなたの中では」と私は答えたい。もし、AIイラスト生成者を犯罪者とするなら、司法の元で訴えるといい。
これは、勝手に言ってろという意味ではありません。捉え方は人それぞれで「あなたの考え方・主観・倫理観を私は理解しますが、私には押し付けないでください」ということです。
では、AIイラスト生成者は何をやってもいいのか? という考えにはNOです。
正直なところを言うと、私自身も使いたくないモデルというのは数多く存在します。そして、使っても大丈夫なのか不安なモデルというのもあるのです。それらの情報収集と取捨選択を常に気を付けていくことが求められることだと思います。
エッチなイラストについて
AIイラストは、簡単にエッチなイラストを出力することができます。もちろんそれらを否定することはありませんし、出力されている方は、よりエッチなイラストに仕上がるように日々努力をされていることでしょう。
しかし、私は担当アイドルの素晴らしさを世界に広める為にAIイラストというツールを使っているため、彼女達の淫らなイラストを投稿することは決してしません。(他の人にするなと強要しているわけではありません)
著作権について
単的に申し上げると、私のAIイラストには著作権上の違反の可能性があります。
i2iによる トレースやコピーは行っていないので 複製権 の違反はありません。
そして、AIイラストだから違反をしているわけではありません。
アイマスのキャラクターを模して作品を投稿しているため、権利者が違反であると申告すれば、私のイラストは違反となるのです。
これはAIイラストに限らず、同人作品全てに言えることです。
しかし、ニコニコ時代からMADや同人作品と共に進化をしてきたアイマスという文化を信頼して、AIイラストに可能性を信じて投稿をしているのです。
もし、権利者(バンナム)から「やめろ」と言われたら、すぐさまにこの活動を全て終了するつもりです。
また、AIイラストの製作者として彼女達のイメージを悪くするような作品は投稿しないように細心の注意を払っていきます。
最後に
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。
もし、読まれている方の中にAIイラストはちょっと苦手だけど、おれおんが闇落ちしてエッチなイラストを投稿しないか見張ってヤルゼって方がいらっしゃいましたら。ツイッターのフォローをよろしくお願いします。
反AIや犯罪加担の可能性を不安視して、AIイラストで担当アイドルの宣伝をしたくても出来ていない方、自信をもって活動してください。陰ながら応援をさせていただきます。