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超初心者向け「投資信託」解説① ~購入時手数料編~
こんにちは。オロゴンです。
投資信託を「株みたいなもの」と曖昧に認識している人も多いと思うが、実はその性質はかなり違う。
その本質は読んで字のごとく、「投資を、信じる(誰かに)託すこと」。
マジでわかりにくい投資信託の仕組みをどう説明すればよいか、色々と考えた結果、投資信託の銘柄を「おじさん」に置き換えてみることにした笑
(「おじさん」には、一部販売・運用会社の概念も一緒くたに含んでるのだが、初心者向け解説につき仕組をご存知の諸兄には容赦頂きたい)
では、始める。
投資信託を100万買うということは、見知らぬおじさんに100万円を預け、あなたの代わりに投資・運用してもらうことに似ている。
おじさんは1人1人が運用のプロフェッショナルで、星の数ほどいる。その為、各々が自身の特徴をPRするプレゼン資料を用意してる。
そう、いわゆる「目論見書」というやつだ
「僕は株と債券にこういう割合で投資しますよ」
「僕は海外に投資するから、為替のリスクがありますよ」
「今まで僕にはこんな実績があるから任せてください!」
「目論見書」には、そのおじさんのメリットデメリットや取引するにあたってのリスク、必要なコスト等がビッシリと書いてある。
あなたは沢山いるおじさんの中から、この目論見書や評判を参考に信頼できそうなおじさんを指名し貴重な100万円を託す訳だ
めでたく契約が成立すると、その場で着手金を取るおじさんもいる。
「100万円預るので、その3%分3万円を手数料で貰いますね」
これを「買付手数料」という。1回きりの費用だ
おじさんには、運用をしてもらう代わりに毎年報酬も払うことになる。
そりゃ、そうだ。おじさんだって手間がかかる。タダという訳にはいかない。
「100万円預るので、毎年末にその時の残高の1%の報酬を貰いますね」
これを「信託報酬」という。おじさんに運用を頼んでいる間ずっと発生する費用だ。
この「買付手数料」と「信託報酬」はおじさん毎にかなり違う。(この2つの呼称は会社によって時折違う事があるが、概念を理解してればすぐわかる)
ネットを主戦場とする若手おじさんの中には、買付手数料を無料とし手軽に契約を結んで貰おうとするおじさんもかなり増えた(ノーロードおじさん)
…あなたが投資信託を購入する際の手数料の仕組みは大体こんな感じだ。どうだろう?思っていたより簡単だったと思う。
銘柄を選ぶ時には「買付手数料」と「信託報酬」とはもちろんだが、「目論見書」の中身も必ず確認をするようにしよう。
もし、あなたが既に「おじさん」と付き合いがある場合…
営業マンが連れてきたおじさんの外見を、少し見ただけで信用し大事なお金を渡すような事はなかっただろうか?
おじさんに支払う2種類のお金は各々いくらか知っていただろうか?
じゃあ、おじさんが持ってきた目論見書の中身に目を通したことは??
……ぜひ、今日以降は覚えておいていただきたい
追伸:ちなみに「目論見書」は「もくろみしょ」と読む。
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