MCU【マーベルズ】を見た。
時代が悪いと思うよ、マジで。
限界ギリギリ金が無いおじさんになってる最中なんですが、マーベルズがディズニープラスに入ったと言う事で、取り敢えずサブスクに入って見ましたマーベルズ。
2023年最後のMCU作品。まぁ兎に角、改めて落ち着いてみると結構ポリコレだったりとかの話題が絶えない昨今でもありますから、ディズニーの不調を起点として共に語られる作品となってしまったマーベルズ。
面白いか面白くないか…で言えば、別に面白かったとは思う。だけれど面白くないの背景には、正直な所ポリコレだけじゃない節があったのも否めない。そんな作品に僕自身は感じました。
今作はキャプテン・マーベルと言う単体作品から、キャプテン・マーベル、MCU作品の外伝と言う所に当たるのか、ドラマに出演したキャラクターが二人。カマラ・ランボーやミズ・マーベルと言うキャラクターが登場し、原因不明の入れ替わり現象から出会う三人が、謎の敵と戦う作品となっておりまして。多分映画館で初めてMCUって括りに入る作品を見に行かなかったんじゃないかなと思いますね。だからサブスクリプションとして存在するディズニープラスに入ったなんてニュースを見たら、今滅茶苦茶地味に見た過ぎて困るデッドプールも見れるし見るか…なんてノリで登録して見た訳ですけれども。
あんまりポリコレ色、ミズ・マーベルも少しだけ俺みたいな立場が言うのもなんなんですが、ルッキズム的な何かに配慮してんのかな此れって言うのも感じますけれども。別に特定の意見や女が活躍するのなんて見たくねぇ!って言う思想が強めな方チックな物があって見に行かなかった事は無く。
…金が無い末期だったかな、確か覚えてる限り俺が財布を落としたタイミングと重なって、パチスロでマイナスをマイナスで加算した所為で見に行けてないとかあったんですけど…本当にまぁ…何とも言えない作品に仕上がっている、賛否の中では否が目立つのも重々感じたそんな映画でしたね。
今作における否定的な意見をざっくりと見た訳でも無いですけれど、否定的な意見=単純につまらない物として捉えてしまった上で書かせて貰えれば、多様性だとかの肯定に走りすぎたり、中途半端に作品として少し跳ねさせようとする魂胆みたいな物がやっぱり目立つのかなって気がします。
直近の映画感想と違って、気軽に見れる物だからこそ中身について書かせて頂きますけれど…歌を歌わないと交流が出来ない民族とか此れ要る?みたいな所が多いんですよ。疑問符を浮かべてしまう所がとても多い。ざっくりと登場してくるキャラクターすべてにおいて、マジで問題点が多いんですよ。
特にミズ・マーベルとか履修もしてなかった自分が悪いとは言えど、当たり前の様に気軽に私!ミズ・マーベル!偶然スーパーヒーローの力を手に入れたの!みたいな説明は分かるけど、あまりにも雑に絡みに入って全部半端に絡んで終わるわ、カマラ・ランボーも結局偶にヒスって茶化して別の時空へ飛ぶハメになる。結局全ては終わっていないの!ってキレるキャプテン・マーベルは、こなした満足感でか最終的に地球に移住し直して、皆が帰ってくるのを私は待つ立場になるの…って言う雑な終わり。挙げ句、今作における敵に至っては和解エンド感を滲ませて「騙されたな!」からの自爆ムーブで死に至る。
一つ一つが正直に言うと、もうちょい何とかならんかったか…みたいな所が多いんですよね、今作は特に。
僕自身作品の否定を兎に角頭ごなしにする訳じゃないのが、自分自身こういう物を作れる才能があるか否か…ってなった時、そういう立場でも才能がある訳でもない自覚はありますから、同じ土俵に立つ事も出来ない人間が語れる事って自分が良いと感じた所を人に伝える事だと思うんです。それで考えたら、やっぱり今回原因が専門造語用語が兎に角並べられている理論上は確かにこういう事かな?って言う入れ替わりを主にしたアクションがあったんですけれど、やっぱりそれが生み出すワチャワチャ感は良かったね。特訓してるシーン、シンプルに皆で動きを揃える考えるって物を軸とした特訓のシーンもとても良かった。
だけど戦闘中マジで一回も役に立たない
毎回手から光線ぶっ放すんですけど、ズレたりしてんの。しかも移動手段にしかなってねぇの。所々、作品を作るにあたって監督って人物が居てもカメラマンはメインからサブに至る方々もいらっしゃいますし、ディズニーって言う大きな土壌な訳ですから、足並みを揃えないといけないと言う節も分かるんですけど、そもそも監督が途中で変わった?みたいな粗さがヤバいんですよ。本当にVFXが兎に角素晴らしいんで、MCU特有の惑星の描写等も素敵なんですけれど、其処に出てくる王子様は韓国人の方だと思うんですが、多様性やポリコレ等に関しての配慮だけの抜擢では無いとは思いますけれど、結局此処に起用をして何がしたかったんだろう…みたいな、顔も良いし今後キャラクターとして活かしていく様な事も無いので、配慮の塊を直に喰らってる感じ。
アクションも素晴らしいと思えるし、作品も別に支離滅裂では無い分見れない訳でもないですから、MCUとして楽しめると言えば楽しめる。にしても蛇足と呼ばれる類の物、蛇足を通り超えて要らない要素が目立って仕方ないなぁと思えた作品でしたね。
映画全般系の情報サイト等でも取り上げられているヒーロー疲れと言う斬新なワードは、自分の中で結構無縁と言うか、考えられなかった所ではあるんですけれども。割と今作はしなくても見れると公言されている作品ながらも、履修しなければいけない作品二つ程あったりするハードルも高めな作品になっていて、結構溜まっていたガスが一気に放出されてる感が否めませんね。本当出来自体は変わらぬMCUなので、俺自身が思うのは配慮って言う日本の中における寧ろ有りすぎて困るぐらいの物が、海外でも主流になったからこそ起きた地獄だとかそういう類に思いましたかね。本当今度ディズニーは控えめになるとは言ってますけれど、変に擬人化して誤魔化してる素振りも見せないエレメンタルズみたいな多様性を称える映画等も考えたら、二度三度ぐらいはこういう事を繰り返すんだろうなとも思いました。
あ~~~~~ネトフリオリジナルのゾンビ物見~~~よおっと!