GRⅢと行くモノクロトーキョーとフェスとか趣味の雑記。

 昨日の夜、半袖だった時には「あ、少し肌寒いな」の感覚で薄手のパーカーを着て外に出たら、本当に頭おかしいレベルの日差しと暑さをしてる地獄。

 春はいずこへと苦言を呈しながら、今日も今日とて生きてる訳ですが、皆さんはどうお過ごしなのでしょうか。世間はゴールデンウィークとか言う物真っ只中らしいんですが、縁が無いので別に普段の休みと自分は変わらないんですけれど、外を見てると1.5倍ぐらい人居ない?みたいなのがあります。

 世間の雑踏が嫌い。東京が孤独と文化に優しい土地だから好きなのに、東京に居る事すら向いていない生き方をしてる訳ですけれど、改めて人混みの大変さは身に沁みました。何だかんだで、コロナ禍でも一年に一回ペースでは何かしらのフェスに行ってるんですが、今年は早速JAPAN JAMの方へと行ってきまして。始めていく会場の広さに驚いていたんですが、それに見合っていると言わんばかりに4万人キャパのイベントだったらしく、本当に凄いフェスなんだなーと小学生の並の感想を頭に浮かべながら楽しんできました。

結構自分の中でのフェスって、参加基準は勿論金が普段無いんで…タイミング的な所ってあるんですけれど。やっぱり生で聞くバンドが居るかどうかって言うのが重要だったりするんですよね。今回のJAPAN JAMの5月4日は、チェンソーマンの週替りEDと言う奇抜で豪快な企画に抜擢されたPEOPLE1から、今年の新譜のNo.1はROUNDABOUTを出したキタニタツヤなんじゃないか?と思っているキタニタツヤ、theイマドキの若者に刺さっているNEE辺りが来るとの事で、ちょっと見てみたいなと思ったもんですから行ってきました。

 やっぱり良かったっすね。本当に春とは思えない日差しにやられ、日焼けとかするぐらいの地獄の環境下に置かれてのフェスだったんですけれど、自分が今生で見るべきなんだって言うバンドの良さは、実際に直に感じる事で確信に変わっていて。少し早めの移動の為に後ろに下がる際、そのバンTやタオルを持った人達の表情とかを見る訳ですけど、笑っていたり泣きそうになっている人達が居て…音楽ってやっぱ凄えなって。

 結構生で見たいって言う願望あり気がフェスとは言いつつも、今回のJAPAN JAMはUNISON SQUARE GARDENからマキシマムザホルモン、10-feat、ASIAN KUNG-FU GENERATION、WANIMAと言った自分の青春を彩ってくれていたバンドばかりも出ていて。アジカンとか見る機会無さ過ぎて、人生で初めて見れたんだけど。ホルモンがセトリの中である曲をやってくれた時やRe:Re:がアジカンはセトリの中で一発目にやったんです。マジで泣きそうになったね、そして実際俺はWANIMAで泣いた。

 ホルモンの時はやっぱ中坊、中学生の時に始めて聞いてぶっ刺さって。大人になって改めて自分の環境と境遇にぶっ刺さる曲があるんだけど、先週末から酷い鬱期で死にかけてた中で聞いたから、とある歌詞と言うかフレーズにぐっと来て。アジカンはRe:Re:って何かしらのアニメで確かリメイクされてたんだけど、それ以前に知ってたしループ&ループに続く名曲だと俺は思っていて。出てきた際ゴッチの髪型がハマ・オカモトさん並に髪型変わってんな、そもそもあの髪型ハマ・オカモトさんやってなかったか?とか言う疑問はあったんだけど、一曲目から聞き馴染があって、バンドスコアで将来的に引けたら良いなって思ってたあのRe:Re:が始まった時にぐっと来る訳。

 俺は一人で死んだ顔しながら、髪の毛もダサい事になっている…ガチ泣きしたらアカン!不審者や!って気持ちが何処かありながら我慢してた。それでも今結構バズってるポストでもあるんだけど、ゴッチ自身からぼっち・ざ・ろっく!に対しての言葉って言うのも、結構刺さりましたね。アニメ自体は友人から勧められていて。「俺はまんがきらら系列の物は見ねえ」とか公言してるんですけど、ぼざろがリスペクトでアジカンを使ってる節々があるんだよ?知ってた?ってノリで仕方なく見たり、いざ結束バンドを生で見た際、友人に対して「ぼっちちゃん出てねぇよ!」とか言うぐらいうっすい知識なんだけど。転がる岩、君に朝が降るを歌った後に触れたからって言うのもあるからかも知れないとは言え、あの曲のバックボーンを聞かせてくれてたあの余韻も凄かったんすよ。人って生って好きなんだなって。

 そんなに情緒を揺さぶられる中ですよ。WANIMAがステージのトリで出てきて、開幕一発目からララバイ。PIZZA OF DEATH RECORDSと言うスリーピースパンクバンドの元祖であり、憧れでもあったであろう場所から旅立ってから初で見たって言うのもある所為か、結構此れもまた泣きそうになる訳よ。俺が好きだったし、何ならララバイの時のLEFLAHの服買ってたりしてたしな。聞かされて泣くってよりかは、自分の色んなまだ輝いてた節々もあって、過去に縋りたくなる様に泣きそうになったのかも知れないけれど。

 そんな情けない姿に、過去の栄光があったとか言うみみっちいプライドがあったんやな俺みたいな所に、泣きたくなったのかも知れないんだけど。まぁ色々と眩光やGONGって言った直近って程でも無いけれど「あ、WANIMAらしいよね」曲でステージを彩っていくんですよね。「あー、ええな…そろそろ帰る準備もしていくか」って思った矢先に流れてきたのがリベンジって言う曲。何か色々と決壊する様に泣いちゃいましたね。

本当に左気味の外国人の方と右端の女性が好きなんですよね。

 泣ける曲でも無いと言えば無いし、別におんおん咽び泣いてたって程でも無いんだけど。バンドの今昔を比べる事って結構烏滸がましい事だとは思いつつも、Are You Coming ?の衝撃ってWANIMAが好きってよりかは、バンドが好きって人には衝撃だったと思うんですよ。あの時にちゃんと聞いてたし、必死になってた時の自分の事とか、やっぱなんだかんだで過っちゃって感慨深くなっちゃって、何か泣きましたね。

 今は自分なりに正解かどうかも分からない都度思いついた様なロードマップを歩もうとしてて。誰かに此れを褒めて貰いたい訳でも無いんだけど、そのマジで生きたくて生きてないけど、生きなきゃいけないからしゃーなしにやってるとは言え、所謂普通じゃなくても自分の人生を好きな様に歩んでいく大人になろうと色んな事をやってる訳で。それでも何かリベンジって曲の過去今を踏みとどまるスタンスじゃなくて、糧にして未来とか進もうぜって言うスタンスがやっぱ来たかな。結局、合間のMCとかも変わってないWANIMAの良さが眩くて、効いたのかも知んない。

 たかが音楽なのかも知れないけれど、本当に自分の人生の軸で支えになってくれてるんだって言う改めての実感もあるかも知れない。大げさかも知れないけれど、音楽ライターにやっぱなりたかったって言うのもありますから。本当、音楽って良いものだなぁって言う一日だったとは思う。新旧問わずに良い物は良いってMOROHAも言ってるけど、その通りだよって言うそんな日。

 夢!希望!みたいな青臭さって、昔は好きでは無かったしある訳では無いだろって思ってたんだけど、今はめっぽう弱いなって。そういう曲を聞いて頑張ってる、効いてる自分を鼓舞したり救うのも自分だから、こういう曲を聞いて自分がまだ頑張れるとか思える内に、普通じゃなくても自分を自分で救える大人になりたいって思うかな。多分、また擦れた時は今度こそ終わりだとも思うから。

 今日は日差しの強さで、明暗くっきりとした写真が撮れると思ったけど大正解だったし、ぽこピーとTSUTAYAのコラボも行ったし、全部良い日。お金がない事以外は。ホンマ飯代誰かくれ、お金がない。終わり

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