今更、基山ヒロトへの愛を語る

n年ぶりにイナイレ無印を見直したら、基山ヒロトのカッコよさに惚れた件

どうも、初めまして。子供のころからイナズマイレブンが好きなだたのオタクです。この度、基山ヒロトへの愛を語りたくなったのでnoteに書くことにしました。彼がかっこいいのがいけない。


脅威の侵略者編

まず、基山ヒロトというキャラは脅威の侵略者編にて登場し、エイリア学園の者だということを黙ったまま円堂に接触します。この時の彼はなんか、よくわからなくて怪しいやつです。
彼の人間性……当時はまだ宇宙人のふりしてたから宇宙人性……? は、陽花戸中でグランもとい基山ヒロトが率いるマスターランクチームのガイア、と円堂達が戦ったときから少しずつ見えていくことになります。
陽花戸中でヒロトが放ったシュートに錯乱状態の吹雪が自らぶつかりに行き、吹雪は倒れることになるのですが、この時ヒロトは吹雪を心配していました。ガイアのチームメンバーが特に円堂達に何の興味も示さない中、唯一吹雪のことを心配していたヒロトはこの時点で素の優しさが出ていたんだと思います。

それから沖縄、イプシロン撃破、ダイヤモンドダストとの試合、などなどどんどん話が進んでいって、ヒロトはたまーに姿を現す程度の出番しかありませんでしたが、まあ彼のチームがジェネシスに選ばれてバーンやガゼルからは妬みを向けられることになりました。
そして最後には、ジェネシスと円堂達が戦うことになって、ジェネシス側はリミッター解除して肉体に負荷をかけるようになるまで追い詰められますが、この時ヒロトはチームメンバーのことを心配してリミッター解除を
仲間に命令することを渋っていました。やっぱり優しい。
結局、試合はジェネシスの負けで終わり、姿を現した吉良星二郎が計画自体間違っていた~などと言って、ウルビダから怒りを買うことになってウルビダは吉良星二郎に向かってボールを蹴るんですが、ヒロトが体を張って吉良星二郎を庇ったんです。
それでそこから、ヒロトという名前は吉良星二郎の本当の息子の名前であり、基山ヒロトは亡き息子の面影を重ねられていたことや、ヒロトが例え重ねられていたとしても父親として吉良のことを大切に思っていることが語られるんですよ。

いや、あのヒロトめっちゃいい子じゃないですか!?

実の息子と重ねられていたっていうことは、吉良星二郎はヒロトを基山ヒロトとしてではなく、自分の亡くなった息子の代わりとして見ていったいうことでもあるじゃないですか。しかも、これ多分、ヒロトっていう名前を吉良星二郎自身から与えられているんですよね。そう考えると、結構えぐい気がする。
まあ、吉良星二郎にとって息子を亡くして心を病んでた時に出会った、息子にそっくりの姿をしていた少年(後の基山ヒロト)の存在は彼にとっては大きな救いだったんでしょうね。
ヒロトのチームをジェネシスに選んだのは勿論ヒロトのチームが一番強かったからという理由もあると思うのですが、やはりヒロトを特に可愛がっていたからっていうのが一番大きいと思います。
そりゃ、自分の亡くなった息子に外見そっくりで、そんな子が自分のことを父さんと呼んでとても慕ってくれているわけですから贔屓してもおかしくありません。
で、当の基山ヒロトは実の息子に重ねられていたことが分かったうえで、吉良星二郎に尽くしていたと……。
吉良星二郎が注いでくれた愛情が自分を通して見ていた本当の息子に対して向けられていたものだったのだとしても、その愛情はヒロトにとっては寂しさを埋めてくれる大切な愛情だったから、すごい父さんのことを大切に思っているんですね、ヒロトは。
そう考えるとなんか、ほんとヒロトって健気だと思います。まあ、それはエイリア学園の子供たち全員に言えることですが。
いやあ、ヒロト好きですね。


FFI編

世界編にて基山ヒロトは味方として登場し、イナズマジャパンの一員として円堂と一緒に戦うことになります。
再登場した基山ヒロトはエイリア学園の時とは少し髪型が変わって、性格はすっかり落ち着いた優しい少年になっていました。お前、ほんとに中学生かと疑いたくなるほどに。

世界編での彼はFWとして活躍して、話のところどころで面倒見の良さを発揮しました。FWとしての活躍は割愛しますが、ほんと彼めちゃくちゃいい見せ場結構もらってると思います。
基山ヒロトの人柄が大きく出ていたのは、主に緑川を励ますところとカッパ回で木暮と一緒に行動することになった時です。
焦る緑川を支えたり、染岡を怒らせてしまった木暮に一緒に謝ってあげるからと言ったり……マジで優しくて面倒見良かった、ヒロト。

あとはそうですね。改めて考えたときに、ヒロトってほんとに素の能力が高いんだなと思いました。
カッパ回で独自練習をしてる回はありましたが、ヒロトって特に劣等感に心を支配されたり力不足に苦悩したりっていう描写がないんですよ。
そもそものある程度の実力が備わっていて、成長速度も人並み以上という感じがします。

それと何気に、アルゼンチン戦で風丸が負傷したあと、ヒロトが代理キャプテンを務めていることからヒロトが仲間から頼れる存在だと思われているっていうのが分かりますよね。
周りもヒロトは落ち着きがあって、冷静な判断を下すことができると思っているだと思います。ヒロト、人当りも良くて面倒見もいいですからね。


基山ヒロトいう人間

ここからはヒロトの好きなことついてひたすら語りたいと思うのですが、ともかくヒロトは中学生とは思えないくらい落ち着いていて、なおかつ面倒見も良くて優しくて、運動ができて多分勉強もできて、お父さん思いのハイスペックイケメンなんですよ!!
吹雪が幅広い女子にモテて、風丸が後輩や同級生にモテるとするならヒロトは大人しい女子にモテるタイプだと思います。
吹雪はモテてる自覚ありそうで実際に女の子慣れしてるような描写が2期でありましたし、風丸は大阪ギャルズ戦での様子を見るに女慣れしてなさそうですけど、ヒロトは適度な距離を保って接してくれるイメージがあります。
お日さま園の仲間と一緒に生活してるから、女子の踏み入っていけない領分はすごい理解してそうな気がします。まあ、根が優しいですし。

FFI編では精神が安定してて落ち着いてるヒロトですが、彼の人格が良いのは吉良星二郎から十分な愛情を受け取っていたからなのかなと思います。
実の息子に重ねられていた分、ヒロトは吉良星二郎から特に愛情を注がれていたと思うので、ヒロトにも”愛されている”という自覚があってそれがヒロトの安定した精神につながっているのでしょう。
それにしても脅威の人格者すぎる気はしますが……w

味方になってからのヒロトはほんとに落ち着いてて、怒ってる描写もとくにありませんよね。話し方はちょっと穏やかな感じだけど男の子って感じで好きです。
普段は落ち着いてますけど、試合の時は熱くなるのいいですよね。


愛を語ると言いつつ、言うほど長い記事にはなりませんでした。
まあ、いっか。
基山ヒロト、彼は恐ろしいくらいステキな人だと思います。
隣の席になっても話しかける自信は……ない!

いいなと思ったら応援しよう!