#05: こんなときだから♪弦楽合奏
チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調 作品48より 第4楽章
今週のテーマは「朝から元気が出る音楽♪」
チャイコフスキー(1840-1893)はロシア出身,19世紀後半を代表する作曲家です。「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」などのバレエ作品でも有名ですね。
チャイコフスキーの魅力は,なんと言ってもオブリガード(対旋律)!
オブリガードとは,メロディ(主旋律)を際立たせるための旋律なのですが,これが単なる付け足しではなく,むしろこちらの方が美しいんじゃないの? というくらい,シンプルで美しい節に支えられています。埋もれているメロディをどれだけ発見できるか! がチャイコフスキーの隠れた楽しみ方だと思っています。
今回は,すべて弦楽器の音なので,メロディの発掘はやや難易度が高いかもしれませんが,オーケストラでは音色が違うのでとてもわかりやすいので,いつかまたお伝えしたいと思います。
本日は,弦楽セレナードのフィナーレを飾る第4章をお送りします。
曲の終盤に向かってじりじりと高揚していくアンサンブルは何度聞いてもテンションがあがります。
今日もみなさんにとって,素敵な一日でありますように!
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